「ザ・ファブル」 13巻のあらすじ
明と鈴木が協力し無事地雷を踏んだヒナを助けることにしました
宇津帆は手榴弾を投げて鈴木に頭を撃たれましたが、なんとピンを抜いておらずほぼ自殺で幕を閉じます
ヒナは警察に保護され、鈴木は井崎を始末して消えました
貝沼の死体は発見され、喪失はありつつも日常が帰ってきます
そして季節はクリスマス、洋子宅に明、ミサキ、そして社長の田高田が集まり楽しく飲むのでした
名シーンベスト3!
3位 田高田とミサキが明のクリスマスイラストを絶賛するシーン
「あったかいな~~…
車イスの子が立ってるのがいい──!」
宇津帆が死に、ヒナは警察に保護され鈴木は姿を消し事件は終わりました
日常に戻った明ですが、すべてが以前に戻ったわけではありません
明は背中を負傷し、貝沼は死体が発見されました
しかし悪いことばかりではなく、明は仕事で描いたクリスマスイラストで、ヒナと思しき車椅子から立ち上がる笑顔の女性を描いたら田高田とミサキに絶賛されます
いつも無表情な明ですが、ヒナを助けたことにより内面に大きな影響を受けていたという、単に与えていただけでなく受け取っていたことが分かる名シーンです
2位 宇津帆が投げた手榴弾のピンが抜かれていないことが分かったシーン
「この人は──
いつも備えてた──
自分の最期の事も──…
悪として──…」
無事ヒナを助けた明
そんな彼に宇津帆は負けを認め、明に気分を聞くと明は自分はプロとして行動で来たかが大事と答え、宇津帆は完全敗北を認めます
宇津帆はヒナが立てたことへの驚きを口にしつつ、手榴弾を放り投げ、頭を鈴木に銃撃されてなくなりました
その手榴弾はピンが抜かれておらず、彼が自分が撃たれるように仕向けたことが分かります
例え負けても誰に別れを言わず言わさず、そして他人をコントロールして消えて行った悪人宇津帆の尋常ならざる最期を描いた名シーンです
1位 洋子が田高田に父の面影を見るシーン
「タコちゃんがテーブルから落ちないように見てるの──
見てたいの…」
明とミサキがお似合いだと感じる田高田
彼はクリスマスパーティを提案し、洋子宅で4人で行うことにしました
サンタとトナカイにコスプレしたり、明と田高田の互いに負けようとする腕相撲などで盛り上がります
洋子は田高田に飲み比べを挑み、2人でテキーラとレモンを交互に飲みました
田高田が先にダウンしトイレに行くと、洋子は寝たふりをして様子を見ます
すると驚いたことに田高田はふらついた脚で洋子を抱き上げ、彼女を寝床に寝かせるのでした
自身はテーブルに突っ伏して寝る田高田を洋子は正面の椅子に座って見守り、ミサキ宅から盗聴器と盗撮機をとって戻ってきた明に彼女は父を想い出して泣いたことを明かします
いつも明るい洋子が爆笑の飲み比べの後に見せた切ない心境が何ともたまらないしっとりとした名シーンです
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