前回までのあらすじ
ムッタの活躍を喜ぶヒビト、オリョールでシミュレーションを欠かしません。ヒビトは正直にPDの件を打ち明けネットでは賛否両論ですが星加は光が強くて眩しいと影は黒くなるもんだとします。マスコミからの嫌味な質問も吾妻が神回答で乗り切り、ヒビト例のポーズは”ロケット打ち上げのポーズ”です
ソユーズ打ち上げ成功で”メドヴェージ1号”放出完了、シミュレーションしイヴァン考案のサウナで親睦を深めるクルー、いよいよマクシム4打ち上げでISSのローリーはヒビトの苦難を知っている為感慨深いです。オリガも中継を見守り、例のオシッコも済ませ(笑)「上司の一撃」も喰らいます
ローリーにヒビトはまた宇宙に行って全部吹っ飛ばしたいと話しており、気分がいいヒビトはカウントが進み発射、頼む宇宙まで吹っ飛ばしてくれ!と願います…
ヒビト2回目の宇宙へ
2人は高性能スピーカーでヒビトの打ち上げを見届けます。ムッタが例の京都行きで後ろから照らしてくれたのを思い出し、リフトオフであっという間に宇宙、ヒビトは来ちゃったあ!と感激です。ローリーは得意の自作Tで宇宙人だとヒビトを誇り、両親は壮大な家出ねえと感慨深いです
はしゃぐヒビトが嬉しいムッタ、弟の打ち上げを見るのは2回目ではっきり違ったのは思った言葉だけです。会えるのは3日後で2人は部屋の掃除に勤しみます。更に保管庫内の別ロットに電池交換も行います。メドヴェージにドッキング完了しヒビトは月にぶっ飛びます
電池はめちゃ重く、2人の出番、シミュレーションを怠りません。多忙の中例のラジオDJも両立する紫のカール君への助言が天才的です。遠隔でロボを操作し2人はEVAでロボのカッコつけに突っ込みます。”全固体電池交換作業”を行いここでムッタに自宅より緊急の電話が掛かって来ます
「月の要」は腰なんだ、分かるな
「後で伝えても構わない」って事は大した事ないと取り却って動揺するので後回しにするムッタ、FODを除去し飛行士は地上の家族に何かあった場合事前に指定しており宇宙にいる間はどうする事も出来ません。ムッタは細かい手作業でピンを折り1時間ロス、父の「人生は勉強だぞ」を思い出します
作業終了し両親の時間を慮りビンスから父の入院を知らされ、心配して連絡すると何とぎっくり腰でした(笑)しばらくニャンボも出来んと呑気で”パンをかじる”くらいの事が最後の一押しになり得ると深いような軽いような…腰は月に要と書いて「月の要」は腰なんだ、分かるなと得意げです
ブギーにガガーリンやアームストロング級のパンチ力あるコメントを世界中が期待してると煽られ荷が重いです。いよいよ月が近づきヒビトは地球の”兄弟”って感じがします。船体の向きを反転させるシークエンスに入りますがここで通信が途絶えます!
モスクワ国道でショベルカーが電線を切断してしまったようですが、モスクワ管制室では原因究明に慌てます。ムッタは冷静に俺達のアレよりヤバイ”着地”なんてそうないだろと楽観視します。通信出来ずヒビトは手動操作で予定通り着陸しちゃおうとこちらも大らかです
宇宙局はケーブル切断を確認しマクシムはオリョールと分離します
「We are” Space brothers”」
モスクワ管制室ではパヴロフ長官がバックアップの管制センターに電車で向かいボルシュマンとユルに後を託します。原因は道路工事での人為的ミスと判明しますが犯人特定で袋叩きとなる為発表は慎重です。星加は「人は間違える」生き物だと受け入れりゃ済む話だとします
紫のフェイクにも対応するムッタ(笑)定刻を過ぎメドヴェージが降りてそうな場所へ確認に行きます。かつて「地球が出来て生命が誕生する確率」の奇跡についてヒビトを諭したムッタ、ブライアンとスコールイを確認し着陸船は見えず、「YAGIアンテナ」を使います
例の道路工事ではゲンバスキーに月との交信は俺達の手に掛かってると土のかき出しです。アンテナが反応し着陸船との距離は5km、ムッタはシャクルトンクレーターの縁に登り時計のパーツが組み上がるみたいに奇跡的な事で”必然”だって考えればどっちでもいいと言うヒビトを想います
後方から通信があり何とムッタヒビトと再会、お待たせとピースです!色々あったもののこの再会で全部吹っ飛んだムッタ、盛大に祝われ世界中が感動します。全員合流しビンスに心境を聞かれたムッタは「We are” Space brothers”」と珠玉の表現をします
「It’s a piece of cake!」も飛び出し皆で基地に戻る所でこの巻は終わります
まとめ
飛行士は宇宙にいる間家族の危機にどうする事も出来ず、任務にも支障をきたす為後から聞くか判断は委ねられているようです。スポーツ選手やミュージシャン等も試合や公演が決まっている場合そういった対応せざるを得ないだろうと思われ、大変な仕事だとも感じます
今回父のぎっくり腰で笑い話でしたが、飛行士のメンタルにも直結する事なので、関係者は神経を使う事でしょう。そして宇宙兄弟の肝となる宇宙での南波兄弟の邂逅がついに描かれ非常に感動的でした。J兄弟も成し得なかった偉業を日本の兄弟が月面で落ち合う事で達成です
漫画には良くこの台詞をキャラに言わせる為にここまで描いて来たという場面が出て来るようですが、今巻の「We are” Space brothers”」が正に小山宙哉先生のそれだったと感じさせます…40巻、ここまで紆余曲折様々な事があったと思われ、このとっておきの言葉が読者の胸に染みます
物語もいよいよ佳境、レスキューミッションなのでまずはムッタ達を地球に帰す事が求められますが、まだ困難は待ち受けている様です…41巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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