前回までのあらすじ
アポが居なくなった事を悟り慌てるムッタ、茄子田は一番心配なのはワニだと意味深です。皆で捜し車に乗せられる所をムッタが発見し追いかけると運転手は「久しぶりだなアレクサンダー、乗ってくか?」と歯抜けジジイです。運転が荒くキャンディは最初の30秒しかウマクないと吐き出します
怪しいじーさんはNASA職員のデニール・ヤングで昔のロケット発射管制塔に連れて行かれそこで発射を見届ける気です。実は静かでいい眺めで絶好のポイント、打ち上げ前から盛り上がる人々を他所に親子2代でロケットバカのヤング、ムッタは吹っ切れ俺の中にいたジャマ者はここにはいないと平静です
カウントダウンが始まり最高潮の盛り上がり、リフトオフでヒビトを乗せたロケットが飛び立ちます…
打ち上げ成功!
点火・発射で華々しく打ち上がったロケット、物凄い爆音でムッタは行け!と見守ります。第一段ロケット切り離しでヒビトは無重力となり宇宙に来ちゃいます。第二段ロケット切り離しでオリオンの翼を広げ、ヒビトは5年の訓練、いや、20年待ってたよこん時をと感慨深いです
ヤングは’’ロケットロード’’が流れるまでの余韻含めての’’打ち上げ’’だと語り、ムッタはただ一直線に宇宙に伸びる道にまんまヒビトみたいだと感じキャンディを一緒に飛ばします!着陸船’’クイーン’’を確認し捕獲、EDSエンジン点火で司令船10秒後EDSエンジン停止、月軌道に入ります
EDS分離し姿勢制御も安定、異常なしであとは月を待つだけです。ヒビトには宇宙酔いの心配も不要です。ホットドッグを食べるヤング、実はNASA主任教官パイロットなのです!次会うのは飛行場だとムッタなんてこった…です(笑)打ち上げ成功をJAXA勢で乾杯します
受験生は今夜の便で日本に帰り、合否結果発表は3月15日12時頃自宅に直接電話を掛けると決まりムッタは一人ヒューストンに残りヒビトの月面着陸の瞬間を見守る事にします
日本中がヒビトに注目
18時のニュースで宇宙からヒビトが生中継、相変わらずマイクに触る癖あります(笑)ヒビトはクルーを紹介しピン球サイズになった地球を映し、次回は月面からと大人気です。NASAレストランでジェニファーと食事すると吾妻ファミリーを発見、ムッタは会いに行き吾妻にお祝いされます
奥さんも例の消火器男の件でムッタを知っており、ムッタは吾妻にヒビトに先を譲ってくれたんですか?と問います…彼を尊敬してしまう理由が分かった気がします。仲良くなりたいと感じつつあだ名に「アズアズ」などもっての外です(笑)
寡黙な吾妻に報道が家族にまで及んだ事を怒った過去があり、そんな吾妻の重圧を理解してくれたのは家族とブライアンだけだと彼がヒビトを先に推薦したのです。ヒビトならきっと誰よりも最初の一歩は軽やかだろうと期待します
宮田からヒビト宛にムッタからビデオメールで着陸前に見といた方がいいと言われます。南波父は歴史上最も日本中で目覚ましが鳴り響いた朝だろうと感じ、司令船オリオン分離完了、降下遷移軌道に入り減速噴射開始、高度1500mを通過し手動操作に切り替えます
着陸地点を確認し無事着地完了、大歓声の中CES-51クルー月に到着です!ムッタは笑い泣きで答えは両方でした
ケンジ無事合格
日本人初のムーンウォーカーとなるヒビト、足も肩も胸も軽く、例のビデオメールで吾妻への蟠りもとけ最初の一歩はカラダ軽りっとジャンプし’’ムーンジャンプ’’に加え「イェ~~~~‼」と流行語間違いなしで新聞の見出しにもなります(笑)ムッタは「イェ~~の兄」って呼ばれると不安です…
コメンテーターはTVで月のウサギは彼だったんですねェと名言です。月面ではしゃぐヒビトは何か光ったのを確認します。砂はエアロック内で除去し全員ビートルの中に入りビートル内に本当に空気が行き渡ってるか心配なクルーを他所にヒビトは先に脱いでしまう大物です
実家にアポと帰ったムッタは父の猪木の物真似で迎えられ(笑)月見うどんを食し日本人皆月に注目しており、次はムッタ、合否の電話まであと5日で犬頼みです。例のDVD‐Rを確認し約束通り仕舞い、ヒビトはバディとEVAで砂かけタイムです
便乗キャンペーンで盛り上がる日本、イェーミルクまでありムッタはスーパーでくじを引くと6等が当たります!運をこんな所で使ってしまって…と更に数件ラッキーな事が続きムッタの運レベルがどんどん消費されていきます!定刻となりまずはケンジ宅に鶴見から電話があります
ケンジは退屈な仕事をこなしこのまま一生を過ごすのか…と絶望していた過去があり、これが最後のチャンスです。前置きがやけに長い鶴見、宇宙飛行士選抜の情報は妻が見つけて後押ししてくれました。あの職場を飛び出したいケンジ、返事を聞きユキに詫び、忙しくて2人に迷惑かけそうだと合格です!
ケンジは今までの自分の世界がこれからもっと広がっていく、だだっ広い施設のほんの一角から宇宙へ、グレーの作業着を脱ぎ今日の空に溶け込みそうな真っ青なヤツだとブルーのジャンプスーツに着替えるのを夢見る所でこの巻は終わります
まとめ
何と言ってもヒビトの「イェ~~~‼」に持って行かれた今巻、人命が懸かっているだけあり世界中が注目し、日本人初のムーンウォーカーとなったヒビトブーム到来です。格言めいた言葉でもそうだったかもしれませんが、ヒビトの気軽な「イェ~~~‼」の兄と呼ばれるムッタ不運です(笑)
そういった事含め家族の心情等南波家・吾妻家・真壁家三者三様に描かれ宇宙飛行士とは家族と切っても切れないものなのが分かります。今回の試験の合格第一号はケンジで、陽の当たらない職場から解放される様は何とも形用し難い解放感があり読者は自身と重ねた事でしょう
一つ気になるポイントとして月面でヒビトが何か光ったのを確認した点で、こちら今後の重要な伏線となりますので覚えておきましょう。栄光の弟と対照的に合否の結果待ちのムッタ、運を使い果たして(笑)ケンジに続く事が出来るのか見守りましょう…8巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
宇宙と言えばプラネタリウム、癒しの空間としてお馴染みですが、様々なコラボ行われており、特に音楽ファン必見の内容をご紹介します。ACIDMANの「ALMA」が、郡山で開催されるAPRIM2023(アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議)のテーマソングに決定!これを記念して、「星になるまで music by ACIDMAN」が投映されました




ACIDMANの音楽と大木伸夫のナレーションでお送りする新たなプラネタリウム作品。大木伸夫自身と、国立天文台上席教授であり、当館の名誉館長でもある渡部潤一の監修の下、アルマ電波望遠鏡や、ブラックホール、ダークマターなどの魅力をお届けする内容となっています
好評を受けシリーズ化、現在第3弾まで投映され全国各地で親しまれています。私は2023年8月20日に第1回目を観ており、ずっと宇宙観・死生観・終末観をその言葉と音楽で表現してきたACIDMANだけに非常に説得力があり、大迫力の映像と音楽のコラボは珠玉のひと時でした




この他全国探してみると自分の知る限りバイオリンやサックス等楽器生演奏・お笑いコラボ・熟睡プログラムなんかもあり、限られた時間の中で様々な企画が安価で楽しめます。皆さんもお近くのプラネタリウムに是非足を運んで頂きたいです!
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