ためになる!「神の雫」10巻の奥深いワインの世界~雫ソムリエ役で主演女優=松下七海に本物のワインを飲ませる演技を引き出せ!松下が自らに蓋をした暗い過去とは…山脇のワイナリーで雫、一期一会の体験~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 主演女優=松下七海ななみに本物のワインを飲ませるタスク
  3. 松下の名演を引き出した雫
  4. 雫の冴え続き山脇感激
  5. まとめ
前回までのあらすじ

ローランが来日し遠峰はワイン・アドバイザーの見習いとして手元に置き、懐疑的な小林ですがローランの才覚に疑いはなくとの勝負の秘蔵っ子です。霧生から呼び出しで「第三の使徒」勝負となり遠峰は新しいアシスタントとしてローランを連れ霧生が口上を読み上げます…

主演女優=松下七海ななみに本物のワインを飲ませるタスク

「第三の使徒」のそれは今までと全く違う記述で途方に暮れる2人雫・遠峰に対しローランは見覚えがあると自信げです。美島は経験値が必要なワインだとし、それは’’感動’’を受けるワインだと…みやびはソムリエを目指すきっかけが’82年「プラネール・デュクリュ」と語ります

ロベールを訪ねるとある男を紹介され、何と有名映画監督の黒川です!ワインの家は別にあり、セーラの橋渡しもあり無事に会え、お宝ワインを飲ませる条件は主演女優=松下七海ななみを口説いてくれと言うのです。お芝居で本物のワインを飲む事を拒絶する松下に飲ませるのがノルマとなります

松下は頑なで彼女に飲ませるのは至難の技ながらはチャンスを伺います。すると撮影で階段落ちするスタントの演技に松下は失神してしまいます!ひ ひびき…」とうわ言を話しています。気を取り戻してからその事を尋ねても忘れて下さいと松下は素っ気ないです

松下の名演を引き出した雫

木戸松下のプロフィールから好みを分析、ブルゴーニュの赤を思わせ彼女の好みは全部ワインを連想させます。セーラと会う遠峰ローランがひと月でソムリエコンテストを総ナメに出来るテイスターに成長すると太鼓判で「第三の使徒」の鍵を握っていると強気です

は目星を付けたドメーヌで黒川を説き伏せ松下をレストランで撮影、何とソムリエ役をにやらせます!絵になる、その滑らかな口上から松下はついに飲み丸太小屋からを見て、涙し過ぎ去りし青春を想起、見事な演技で素晴らしい映画になりそうです

松下にはという恋人がおりスタントの仕事で命を落としずっと暗く抱え込んでいたのです…ワインにだって飲み頃はありそろそろ飲み切った方がいいと教えてくれたかのようです。打ち上げで盛り上がり約束通り監督黒川のコレクションから30年以上前の古酒をセーラは華麗に慎重に開けます

が飲むと豪華客船を想起、親父と二人で出掛けた船旅を思い出しそれは「シャトー・ペトリュス」’70年です

雫の冴え続き山脇感激

黒川に感謝を告げセーラ遠峰と会いお互い少し変わったかもと意味深です。「時を飲んだ」気がする美島も変わりワインを愛する人って皆どこか純粋で子供みたいなところがあるのです。ブラインドでみやびから飲ませ、ヴィンテージ違いと読むもは同じシャトーでヴィンテージも一緒だと看破します

美島はその通りで、蔵出しワインと店を転々としたものの違いだとし、親父が俺達に伝えたかったワインの「時」とはーと思案します。達は村越を訪ね「旧三笠ホテル」を案内されは社交場を想起、そこで富岡先生と遭遇し知り合いの結婚式だったようです

夕食を共にし「ヌフ・ブラン」に「オマール海老のテリーヌ」をマリアージュ、はオルゴールを想起します。翌日も共にし富岡の別荘で「V.V.ヴィエーユ・ヴィーニュ」と重なり富岡に習いワイナリーの山脇を紹介されメルローを見ては古木の実験的なワインに興味を持ちます

メルローでは坪庭を想起、蘇る思い出と評します。山脇は同調し過去の祖父とのやり取りを思い出し、のお陰で心が癒されたと感謝します。は「第三の使徒」に一気に近づいてみせると自信げです。遠峰ローランにパティシエのではなく駄菓子から使徒を想起させ感謝のハグをする所でこの巻は終わります

まとめ

もともとイケメンですから何をやらせても絵になる、今回は映画の撮影に帯同します。若干恋路に鈍いのが玉にきずながら(笑)その洗練された所作は看板女優=松下に引けを取らず、彼女に禁断のワインを飲ませる事に成功します。彼女は恋人スタントマンの死から自ら蓋を閉じていたのです

ここから監督黒川との約束で古酒を頂きは更に腕に磨きが掛かります。「第三の使徒」が難解な中、そのヒントとなるものを探そうとお互い必死です。は流れから山脇のワイナリーでも一期一会の出会いがあり、確実に成長していきます

不気味なのは遠峰側で、あのローランの底が知れない所でしょう。元々才能はあったようですが、ここに来てそれが開花しようとしておりパティシエが作ったスイーツからでなく駄菓子から想起する等曲芸も披露、遠峰がほくそ笑むのも分かる気がします…11巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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