ためになる!「神の雫」31巻の奥深いワインの世界~東日本大震災の爪痕残る中生き残ったワインを全額寄付する大英断!マキ暗躍でローラン失脚、一路パリへ…箱根の老舗旅館の御家騒動~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 震災で生き残ったワインを義援金として全額寄付する
  3. 蜜月の関係の二人遠峰・ローランの別れ
  4. 箱根の老舗の御家騒動
  5. まとめ
前回までのあらすじ

ロベールの元にクリスが現れ隣に段ボールシャトーを建てやかましいです(笑)つまらんプライドにこだわっては百年かけても二人のレベルに届かぬとロベール手厳しいです。遠峰のワイン講演会に不審人物紛れ込み、遠峰は流暢に参加者を盛り上げ流石です

「シャルルマーニュ」のおかわりをした遠峰から表現を求められが最後にくれたテディベアと答え拍手喝采を浴び、帰る男が実はクリスでこのお礼はあなたを後悔させる事でお返ししましょうとヅラを外します…

震災で生き残ったワインを義援金として全額寄付する

クリスは旅に出るとこの奇城段ボールシャトーを売る気でロベール激怒です(笑)みやびのマンションに現れまだ彼女を想っているようです。例によって腑抜ける、ここで震災で中原のレストラン事業部が運営するワインレストランが被災しは3日間復興の手伝いに向かいます

荒れ放題でダメージ大きい中無事なワインも多く、震災で生き残ったワインを義援金として全額寄付すると「エル・セケ」’07年に希望を託します。一方高杉社長に「中国のワイン市場マーケット」から現地でエグゼクティヴ・スーパーを展開しろとやりがいのある仕事で高杉みやびに相談します

高杉萌黄を連れて行きたいと考えており、TV取材があり二人みやび高杉は絵になるカップルとして撮られてしまいます。萌黄の焼き鳥屋で売り込む(笑)「ラ・フォルジュ」’08年は豊潤で前向き検討ですがここで例のカップルとしてTVに映る二人を観て萌黄グラスを割ってしまいます!

すると噂の高杉が現れ萌黄様子おかしく高杉大事な要件言いそびれます。モノポールでに打ち明け藤枝萌黄の良さをワインで表現、高杉萌黄を呼び出し自信の無い萌黄は別れ話だと沈むも「エシェゾー」’00年に萌黄を重ね高杉ついにプロポーズし二人高杉萌黄は結ばれます

蜜月の関係の二人遠峰・ローランの別れ

震災の影響で130年の歴史ある醸造所も被災し例のワインレストランも食材入手が難しくなり、ワイン会で社長を説得に当たる事になります。酵母の問題だと河原毛は発酵の歴史を藤枝と語り日本のワインを探させます。味噌作りの社長は種味噌がひと欠片もないと嘆き店を終う気です

は「古代甲州」’08年を勧め味噌作りを最初からやり直さないかと中原は在庫から種味噌の足しにして再興を提案、社長も乗り復活を誓い合います!木戸は異動願が受理されますが今はワインに夢中です。モノポールで藤枝に相談し、吹っ切れた木戸は残留宣言、美味で安価なワインのバリエーションを増やすと提案します

見事な表現の「エヴォディア」’08年を売り込めと木戸の夢を感じた河原毛は異動の話は無かった事とし、耳年増の長介女絡みだな?とゲス顔です(笑)京都の料亭で優雅な二人遠峰ローラン遠峰は巡礼者だとワインの聖地を訪ね歩いて生きて来ました。戻った遠峰マキからの急案にローランを抜擢します

ローランは会食でブショネと感じ飲めず、小林も僅かながら感じローランは敏感過ぎて退室、マキは怒り車内で口論となり「普通の人」には分からない差が決定打となり時限爆弾だと戦力外通告です。マキを抱きビジネスパートナー同士ローランを溺愛する遠峰に昔のあなたに戻って、ローランを引き止めないでと請います

ローランの辞表が届き、遠峰小林に今夜零時にこのワインを開けて飲むよう伝えます。その通り飲んだローラン遠峰との別れを感じ、マキの思惑通りです

箱根の老舗の御家騒動

長浜ラーメンに化学調味料ビンビンで店主に張り倒されるクリス(笑)他の店でみやびそっくりの女性を見かけます。口説いてフレンチでが3年前に他界した高名な有田焼の作家だったと聞き出します。売り込みに行った有田焼を見せクリス扱いが手慣れています

「ラス・カーズ」’08年から若鷹が巨木で羽繕いする絵画のようなワインで未熟は恥じゃないと諭します。いい感じでしたが彼女には彼がおりクリスは失恋、あくまでみやび命です(笑)ローランはパリを訪れレストランでブラインド・サービスデーの3種当てにチャレンジします

一気に3種当て絶賛され、ある紳士が接触、流れに身を任せ映画を楽しむワインバーに連れて行かれチョコレートとシャンパーニュを映画のラストシーンの素晴らしさと併せ「ブリュット」NVはローランの境遇を言い当てるもので、図星のローランはその紳士がどこの誰なのか問います

河原毛しかめっ面で上得意の「~ド・デュオ」が取引止めると箱根の老舗でワイン事業部には痛手です。御家騒動で双子の子が相容れぬ様子、二人みやびで説得に向かいます。箱根湯本駅で既に出来上がっている二人、西岡ソムリエに案内され事情を聞き出します

澄夏夏彦は考え方から性格・生き方もまるで噛み合わず一緒に経営していけない結論に達しが何か思い当たる所でこの巻は終わります

まとめ

この巻が発行された頃は震災の爪痕が残り、その事を漫画でも取り上げる作家が多かったと思います。私の知る作品でも同時期に美味しんぼ島耕作ケッチン等がそれぞれ震災関連の話題を取り上げ、それだけ日本人にとって忘れてはいけない大きな出来事として永遠に残る内容です

蜜月の関係に思われた二人遠峰ローランでしたが、マキの堪忍袋の緒が切れてローランは失脚します。今までその抜群の才覚から寵愛を受けて来たローランでしたが、パトロンのマキは当然面白くなく、今回の失態から失脚に追い込まれます。そのローラン続きがありパリでも何やら動きがありそうです

種味噌の問題に続き、老舗旅館の御家騒動に揺れるワイン事業部、こういった代々受け継がれて来た老舗には必ず直面する問題です。皆老いて行く訳で、企業が成り立つのは社長等上層部が優秀な若い人材に入れ替わって継続出来る中、家族経営だと色々問題が出て来ます

今回味噌については種味噌から作り直す事で大団円でしたが、旅館の方は双子の意見が食い違い畳む方向で話が進みがどんな秘策を持ってくるか興味深いですね…ワインでしょうか?32巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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