ためになる!「神の雫」4巻の奥深いワインの世界~長介との伊・仏対決決着で分かり合った男達痛飲(笑)「第一の使徒」探しでとある画廊にイメージ通りの絵も作者記憶喪失…おまけ記事アリ☆~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 2本目は「マルサネ」に決定
  3. 長介と伊・仏対決三本勝負
  4. 「第一の使徒」探し難航
  5. まとめ
  6. おまけ
前回までのあらすじ

売り切れワインをメモしみやびの同級生の双子が営むイシカワ酒店へ赴きます。健也順也は正反対で店内も2分され真逆、畑か造り手かで揉め、安い健也高い順也で喧嘩となる中メモからが見つけたーッと閃きます…

2本目は「マルサネ」に決定

ドメーヌ・レシュノーでマルサネ村の村名ワインを見つけたですが兄弟喧嘩が始まり石川が帰って来ます。そこでブラインドテイスティングをしはこの中に本当に美味いワインはないと断言、石川に気に入られます。2人健也順也を酷評しに更に飲ませはパリののみの市を想起します

最高のブルゴーニュと評し、これは正にレシュノーの「マルサネ」です!大量に仕入れたこのワインはこの店を継ぐ事になるお前達への’’メッセージ”だと兄弟の逸話を語り、凸凹兄弟のいい話です。石川ガンだと明かし兄弟は仲直りしますが、実は嘘で入院等してなかったのです(笑)

これで2本決まり残すは3千円台、ボルドーにカベルネ・ソーヴィニヨン種の葡萄縛りとします。するとマキ西園寺が現れに頼み事です。試飲会で100種の中からワイン通を悦ばせる1本を選ばせます。は一旦断りますが翻意し中から仮面舞踏会マスカレードを想起、5種類の中から1番の買い付けが入ったら好条件を飲むとはマキです

長介と伊・仏対決三本勝負

マキに無鉄砲な勝負を挑み、残り4本遠峰の選んだ高級ワインの中のは3千円台で5番ですが、ブラインドでは他のワインに負けてません。種明かししのだけ3級と格下です。投票になりますが、何と5番の3級シャトーに客が集中してマキ悪夢です

美味さが引けを取らないなら安い方を選ぶのは当然、は勝負に勝ち50本手に入れます。例の試飲会勝負は明後日となり、玄関ホールに派手にブース作り17:00開幕です!は客寄せパンダにセーラを指名、見事に男子釣られ長蛇の列です(笑)

セーラは千円台は「サン・コム」苦戦すると予期します。事実長介が選んだ伊ワインは馬鹿ウマです。圧倒的大差が付き、はここでデキャンタの曲芸から票を伸ばし拮抗、結果は僅差で伊の勝ちです。2千円台は「マルサネ」に対し「カントーネ」で似たような展開ですが今度は仏の勝ちでイーブンです

3千円台は「ロッジョ」に対しは敢えてブラインドでデキャンタもせず、お互い飲み比べ向日葵ひまわり畑を想起します。はここでも敢えて長介を褒め大人な対応です

「第一の使徒」探し難航

「ル・パン」のおばちゃん3巻参照も現れ、鋭い味覚を発揮し看破、「ボイド・カントナック」だった事に皆驚きます。集計結果は何と同点で、長介は敢えて仏に1票投じ勝負ありです!ワインの活かし方の勝負での勝ちです。これで2人雫・長介の仲もほぐれ飲みに行き、みやび起床もまた2人アリです(笑)

三人同伴出勤で6人で17本開けたのです!長介の仏嫌いの理由も判明し、河原毛は「十二使徒」「神の雫」探しをワイン事業部の目玉企画とし’’新たなワインブーム’’を作れるように叱咤激励し、霧生に会いオヤジの遺言書を読み天上のワイン=「神の雫」と記されておりここで遠峰登場です

遠峰は「十二使徒」の一つに関する記述を二人同時にひもとくかと提案、霧生が「第一の使徒」について読み上げ、素晴らしい表現に遠峰ご満悦です。期限は3週間後とし、各々の感じた使徒を持参する事となり別れ、ワイン事業部で繙くと長介「ピノ・ネロ」だと自信げですがちょっとズレてます

河原毛の言葉から「陰性」のピノ・ノワールと閃き、美島はブルゴーニュ地方の可能性高いとします。絞れたようでブルゴーニュの村は幾多もあり、みやび博識です。美島がコート・ド・ニュイの6大産地に絞り試飲させて貰いますが、3種は陽性で外し絞れたようで3週間では時間との勝負です

は酔い醒ましに出掛けると香りから画廊の個展に行き着き、オヤジのイメージそのものの絵を見つけ作家の女性は私の記憶にある一本のワインの心象風景だとし、そのワインを問うと彼女は記憶喪失なので分からないと答える所でこの巻は終わります

まとめ

長介との伊・仏ワイン対決決着です。が選んだ3種は長介のものと拮抗し良い勝負でしたが、勝敗を分けたのはワインの活かし方でした。マキとの件でワインは値段が全てではない事も判明し奥深いワインの世界は正に沼のようですね!

改めて「第一の使徒」探しとなりますが、豊多香の残した詩的な表現に毎回苦しめられる事になります。何より経験値の差は致命的でピンチですが人脈と運、そしてサラブレットとして育てられた環境と嗅覚を頼りに一点突破です

ブルゴーニュに絞った中酔い醒ましに出掛けた、画廊で豊多香の表現ドンピシャの絵を見つけ、作者にそのワインを問うと記憶喪失の為分からないと急展開です!はイメージ通りのワインを探し出す事が出来るのでしょうか?以降このパターンが定着します、5巻に期待しましょう!

おまけ

奥深いワインの世界、庶民には高嶺の花で、ワインバーなんて敷居が高くて行けない…なんて方も多いと思われます。私もワインバーに近しい知り合い居ますが赴くとなると何かと勇気がいる訳で…そんな方向けにワインイベントという所から入口見出してみました

WINE VIN VINOという野外イベントで、地域に根差した出店と、野外で飲むワイン格別でした。これきっかけでワインバーやレストランに赴くのもアリだなあと感じます。今回は別店舗で計3杯飲むとくじが引けるスタンプラリー等の趣向も凝らされていました

仲の良い友・恋人と飲みに行く習慣がある方はワインバーの他にこういったイベントも地域毎に開催されてますので、是非ご参加下さい!後述しますが神の雫アニメ化も決まり、ワインブームに期待しましょう

コメント

タイトルとURLをコピーしました