『暁のヨナ』2巻のレビューに入ります
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風の部族と旅立ち
ハクの故郷である、風の部族「風牙の都」に到着したヨナとハク
風の部族は『風の赴くまま逆らわず生きる』がモットー?で門番2人が寝ているという、なんとも平和な部族
ヨナは笑えず体も心もボロボロで到着早々倒れてしまいましたが、そんな皆んなのあたたかさを感じ笑顔を取り戻しつつあるヨナを風の部族にまかせ、ハクは単身出て行こうとするのです
『風の部族の皆は家族』でヨナの事も『家族』と言ってくれたヨナは、皆を巻き込んでしまう事になると『風牙の都』を出る決心をします
ハクも一緒にと交渉という名の命令をしますが、あっさり却下(笑)
でもそこはお姫様ヨナです。「私にハクをちょうだい」とワガママを言ってハクとの2人旅が再開します
惚れたものの負けだね、ハク
神官様を探す旅に出たヨナとハク
途中火の部族長次男のカン・テジュンに会います
雷獣ハク、ヨナを守りつつ戦いますが、ヨナを狙った毒矢を受けてしまいます
ハクの背中を狙う指示を聞いたヨナは自問自答をし立ち上がるのです
ハクを死なせないために
お城でなに不自由なく紅いクセっ毛の髪とスウォンの事を想いながら暮らしていたお姫様からは想像できない表情に行動力
追い詰められたハクを助けようと必死になりますが、ついに2人は崖から落ちてしまいます
2人は無事助かりますが、そこにいたのは、神官様!なんて偶然!もうここまでくると必然ですね
シリアスなのにつっこめる
緋龍城ではスウォンを王にするため部族長を集め五部族会議が開かれます
風の部族の部族長はハクなので、ムンドク長老が出席
それぞれ性格や気質が全く違いそうな部族長。まとめるのも大変そうです
何者かがイル陛下を弑逆、とスウォン言ってますが、いやいや君だからね?イル陛下弑逆したの!とかシリアスなのについ突っ込んで読んでしまいます
ヨナとハクの事を追わず殺さずなスウォンは一体何を思い王となるのでしょう
ムンドク長老
ハクのおじいちゃんである元風の部族長ムンドク、ハクとスウォンの師匠であり、とても家族思いのおじいちゃん
ハクはムンドクに拾われたので、本当の家族ではないけれど、風の部族はムンドクに拾われて『家族』になった子もいます。そんなムンドクだからこそ『風の部族』はあたたかくて皆家族思いなんでしょうね
ハクの事はもちろん、ヨナもスウォンの事も孫のように見てきたムンドク。スウォンが王になるためイル陛下を弑逆して、ハクもムンドクに名を返し風の部族長である事も辞め去る事、ヨナも一緒に風牙の都を去る事、とても悲しんだでしょう
ハクの戦いっぷりが凄くて読んでいて爽快です
神官様に出会いこれから2人がどう行動していくのか楽しみです!
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