前回までのあらすじ
裏浦島は火花の壁が見える程の攻防の応酬の中合図で一思いにやってくれと蔵馬に打診、それはブラフで敵の奸計にハマります。更に蔵馬を結界内に封じ込め裏御伽闇アイテム逆玉手箱で若返り胎児にまで戻してやるとします。すると恐ろしい程の妖気で蔵馬は妖狐の姿に戻り伝説の極悪盗賊 妖狐蔵馬なのです!
おしおきの時間だ、オレを怒らせた罪は重いと蔵馬が凄みます…

覆面戦士=幻海が公に
飛影は剛鬼含む3人で語らった事を思い出し、蔵馬は当時の言葉は心底本音だっただろうが今はそれとは裏腹に比べ物にならないくらい強いと冷や汗です。食妖植物に喰わせるとし、知ってる事を全て話せと脅すと裏浦島は刀を刺され実は彼は幻魔獣で投げたのは死々若丸です
煙の効果が消え蔵馬は元の姿に戻り、3対2で面白くなって来たと死々若丸は試合を続けます。洞窟で倒れた幽助は全身が痛み倒れており、霊界獣が水を与え幽助の分身なので痛みはジャマだどけーと気張り外の幻海の下へ行き着き、霊界獣を託して倒れます。お前の本当の試練は起きてからだと…
サイコロは自由と死々若丸で3人は自分が出ると聞かずジャンケンで桑原が勝利、ファンの罵声に量より質だと雪菜LOVEです(笑)一方ぼたん達は闘技場の場所を間違えています!刺し身にしてくれる‼と桑原霊気の剣ですが桑原は一瞬で闇アイテム 死出の羽衣の餌食になり、行方不明で死々若丸の勝利です
桑原は別の闘技場にワープし、そこでぼたん達と落ち合い本当の会場に案内します。次のサイコロは覆面と自由となり、飛影が代わりに出ようとすると覆面戦士が現れ、死々若丸と対します。飛影は覆面戦士の霊力が弱まっている事に気付き、それは幽助に渡してきたと言います
死々若丸鋭い居合いの連続攻撃で避けるのに精一杯な中、間合いを詰め覆面が割れそれは幻海です。イチガキ戦の若い女と違うと場内は揉め、協議の結果処罰なし試合続行となり、戸愚呂(弟)が同一人物で幻海だと明かしその勇名に死々若丸は闇アイテム 魔哭鳴斬剣を取り出します
幻海は今の全霊力を霊丸に換算すると残り3発と残された力も僅かです
幻海鬼の連撃
危うく飛影の事を雪菜に明かしてしまうところだったぼたん、道すがら幽助が寝ておりこち亀の日暮さんの次くれーに寝てるなと桑原です(笑)風前の燈火の幻海、答えは幽助が持ってくる、その答え次第では幻海は決勝前に死ぬ事になるとは戸愚呂(弟)です
刀から発せられる音で観客の中に倒れる者が続出、爆吐髑触葬で一気にキメに来ますが幻海は避けています。桑原達が会場入りすると怨呼障縛壁に包まれる2人、 魔哭鳴斬剣を幻海は真剣白羽取りし霊光鏡反衝で折り若返ります。10カウントで幻海勝利です
残った怨爺はサイコロが桑原となり、置いてけぼりを喰らった2人に見せつけてくれるじゃねーかと妖魔が襲い掛かり、酎と鈴駆が救い、更に陣と凍矢もいます。寝ぼけている幽助を尻目に会場では桑原をブラックホールに閉じ込め次のサイコロは幻海、怨爺は正体を明かし千の姿と技を持つ美しい魔闘家鈴木です
罵詈雑言から観客がブーイングすると粉微塵にしさしずめマッド・ピエロです。レインボー・サイクロンで攻め立て場外ダウンも鼻かぶりを幻海は巧みに盗っており、お前ごときに霊気なんざ必要ないと強気です。爆肉鋼体ですがそれはみせかけだけで軽く、幻海鬼の連撃でKO、素顔拝むの忘れてたと強過ぎます
50年前の暗黒武術会で2人は味方同士だった…
続く戸愚呂Tは3人で弟含め温存する余裕さです。幽助はホテルでも爆睡で明後日が決勝、幻海は大事な用があると出掛けます。鴉は奇妙な技で圧勝、第2戦:武威VS鬼連邪は岩鉄斬剣よりもデカい斧を持つ武威が一閃で勝利、とんでもない馬鹿力です
戸愚呂(兄)が3人同時に相手し三重殺奏も一掃し、結局3人全員殺す極悪非道残酷無比な戸愚呂T完全勝利で決勝進出です。敵情視察をしていた蔵馬は2人に凄まれこのままじゃ勝てないと感じます。50年ぶりの再会の2人、50年前は味方同士だったのです
霊光波動拳をもう継承したか確認するとお前に用はないと戸愚呂(弟)は筋骨隆々となり、生死を賭けた勝負となります。幽助は戸愚呂が戦ってると感じ取り現場に急ぎ、幻海霊丸着弾もあと2発です。45%では失礼だったと80%でちぎれかけた腕が復活、物凄い妖気です
突き出す拳の風圧さえ武器になると凄み、戸愚呂の目を覚ます事の出来るだけの力が欲しい幻海渾身の一撃も戸愚呂の皮膚すら傷つける事が出来ずやられます。50年前の暗黒武術会で人間から妖怪に転生した戸愚呂、幻海は人はみな時間と闘わなきゃならない、お前は間違えるな幽助と言い残し逝きます
幻海を腐れかけた負け犬だと言うので幽助は怒り殴りますが拳を抑えられ逆に強烈なパンチで返され100%のオレで闘える日が来ると凄みます。ぷーちゃんは泣き、幽助がオレは戸愚呂を許さねェ…‼と凄むところでこの巻は終わります
まとめ
今巻は特に幻海がクローズアップされる回でした。覆面戦士の正体として一時若い女と別人物だと揉めますが、戸愚呂の鶴の一声で試合は続行、死々若丸・怨爺(美しい魔闘家鈴木)と連破し、老いてもまだまだ驚異的な強さを誇ります
幽助に霊光波動拳を託した幻海は因縁の戸愚呂(弟)と試合外で対します。2人は50年前の暗黒武術会で味方同士で、戸愚呂は人間から妖怪に転生していたのです…残された最後の力を振り絞る幻海でしたが、80%の戸愚呂の敵ではなく屠られます
勘付いた幽助が怒り殴り(受けた掌をつぶしますが)逆に強烈なパンチで返され戸愚呂は100%のオレで闘える日が来ると凄み、まるでDBよろしくな青天井の強さです。師:幻海を失い失意の幽助、決勝での反撃に期待しましょう…11巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
コメント