前回までのあらすじ
左手でパンチをブロックすると幽助の霊光弾がクリーンヒットで場外、これは船の上で覆面戦士が使ったのと同じ技で幽助はショットガンと呼んでいます。カウント7まで進み煽る観衆の元に雪菜が遅れて現れます…

愛の力で桑原一閃!
陣は立ち上がりますが結局ダウン、場外10カウントで幽助の勝利です。魔性使いT大将の吏将には策があるようで、勝負が始まるとVIP席のある本部よりものいいで先程の戦いが陣・幽助両選手場外10カウント引き分けと訂正され、実況も納得いかず、飛影もイキリますが、ここで負傷の桑原根性の復活です
酔っ払い達に雪菜が合流、桑原VS吏将となり男冥利に尽きると勇みます。吏将と組んでいた豚尻を戸愚呂弟が屠り、左京は浦飯Tが勝ち上がって来るのを待っています。桑原は負傷が癒えず霊気の剣が出せません。ぼたん達は無理矢理会場入りし、雪菜は兄について思案、知っているぼたんは複雑です
一方的にやられる桑原、吏将は自ら場外に降り土使いだけに土が体を覆い修羅念土闘衣で必殺のボンバータックルです!ダウンした桑原ですが不屈の闘志で立ち上がり、突っ込むと雪菜の声から裏拳一閃、愛の力で桑原が圧勝し浦飯T準決勝進出です
雪菜が桑原を回復、残り4人も見つけ幽助は螢子とじゃれ合い(笑)、2人から霊界獣の卵がかえると言われついに卵が割れますが気の抜けた可愛い雛が幽助の頭に乗ります。屁までこかれ皆に笑われます。準決勝は明後日で幽助達が連戦する必要は全くなく運営は汚いです
覆面戦士=幻海最後の試練
裏御伽Tが始まって2分で圧勝、蔵馬のケガも回復し雪菜の治療を薦める桑原、事情を知らないのは彼だけなのです(笑)戸愚呂Tと火花を散らす中、裏御伽Tにケンカを売られ眼中にないとバチバチです。更に五連邪Tが準決勝進出となります。覆面戦士はついに本性を明かし、それはやはり幻海師匠でした
幽助に霊丸を撃つよう言い岩を砕きますが、その十倍以上の岩を若返り打ち壊し、霊波動を最高にまで高めると細胞が活性化して肉体が一時若返るのです。幻海は最後の試練を与えるとし、あたしを殺せねばこの試練は乗り越えられんと洞窟に先に入り幽助を待ちます
ホテルで桑原達がトランプに興じる中、幽助は悩んだ末強くはなりたいけど殺す事は出来ないと弟子失格だとしますが、幻海は合格だとハメ試練が始まります。資質があっても10年早いという霊光玉は霊気を極限まで凝縮したエネルギー球で継承の苦痛はヘタすれば死さえあり得ます
幽助は大歓迎だと凄み、試練を受け入れ悶え、準決勝の日が来ます。準決勝は審判は樹里となり実況は引き続き小兎が担当・専念です。浦飯Tは3人で2人足りず、相手は裏御伽T、対戦方法は飛影が先手志願、死々若丸はサイコロで決めると提案、飛影VS魔金太郎となります
勝負あったなと飛影は左手を斬り取っており、怒った魔金太郎が魔唆狩拳で一閃しますが斬ったのは残像で頭を貫き飛影勝利です
逆玉手箱で妖狐蔵馬に
幽助は悶え苦しみ、早過ぎたと感じる幻海も今の霊力のままでは100%戸愚呂には勝てぬと幽助正念場です。第2戦は自由の目だった為連戦で飛影VS黒桃太郎となります。怨爺に黒龍波は撃たないと確認し炎殺拳の中の他の技ならお前なら十分耐えられると炎殺拳を記憶する気です
飛影の剣を手にした黒桃太郎は自ら指を斬り切れ味を記憶、裏御伽闇アイテム奇美団子で回復、武獣装甲其の一 魔猿の装で大変身、剣を飛影に返し斬られても折り返す程強く、あの飛影を吹っ飛ばします!邪王炎殺拳をやれと煽りその攻撃力をこの肉体が記憶した時が貴様の最期だと…
蔵馬は飛影の妖気は今六分~七分で黒龍は呼べないとし、事実飛影は邪王炎殺煉獄焦ですが黒桃太郎は倒れず闇アイテム全てがレベルアップしている様です。武獣装甲其の二 魔雉の装で変身、飛影の連撃も効かず、一度に使える奇美団子は猿・雉・犬の三つ、とどめの魔犬の装です
折れた剣でこの技だけは使うまいと思っていたのは邪王炎殺剣で黒桃太郎を一閃、桑原の霊気の剣と良く似ている為イメージが悪いという事だったのです。第3戦は蔵馬VS裏浦島となり、死々若丸にしたら前の2人は捨て石、思惑通り飛影に深手を負わせ蔵馬には彼がうってつけだと怨爺とほくそ笑みます
裏浦島は火花の壁が見える程の攻防の応酬の中合図で一思いにやってくれと蔵馬に打診、それはブラフで敵の奸計にハマります。更に蔵馬を結界内に封じ込め裏御伽闇アイテム逆玉手箱で若返り胎児にまで戻してやるとします。すると恐ろしい程の妖気で蔵馬は妖狐の姿に戻り伝説の極悪盗賊 妖狐蔵馬なのです!
おしおきの時間だ、オレを怒らせた罪は重いと蔵馬が凄むところでこの巻は終わります
まとめ
またしても卑怯なものいいから陣・幽助両者場外10カウント引き分けとなり頭数のいない浦飯T窮地ですが、飛影が復活⁉と思いきや名乗りを上げたのは何とボロボロの桑原でした。彼は雪菜の声を聞くと桁違いの強さを見せこれは最早愛の力です(笑)
日程的にも不公平感満載の浦飯T不運ですが、ここで覆面戦士=幻海が幽助に試練を課し2人は離脱したままです。完全復活した飛影が気張り裏御伽Tを2タテしますが負った傷も深手です。ここでサイコロの目は蔵馬を指名、裏浦島と対します
裏浦島といい、今回の裏御伽Tは昔話の登場キャラが担っており個性的です。しかもそれになぞらえた変技を多用しており蔵馬は逆玉手箱で若返り、結果妖狐の姿に戻り伝説の極悪盗賊 妖狐蔵馬となり却って裏目に出ます。本性を現した蔵馬の実力とは如何程のものか…10巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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