前回までのあらすじ
ピッコロは巧みに居場所を掴みガミサラスを始末します。ところが更に何者かに逆に落とされてしまいます。もう一人の透明人間は1匹目と様子が異なり、17号は音からそれが小さな虫である事を見抜きダモンはやられます
各宇宙の残り選手が第2宇宙:3名、第3宇宙:7名、第4宇宙:4名、第6宇宙:6名、第7宇宙:6名、第10宇宙:1名、そして第11宇宙が脱落者0の10名が残っており、大会終了まで残り33分です…

ケールの覚醒
サイヤ人を執拗に狙うフリーザはカリフラを怒らせ超サイヤ人にさせますが驚きもせず、逆にブロック遊びで攻め立てます。しかしカリフラは後ろを取り気功波を放ち武舞台が傷つき、フリーザは怒り真の姿となります。段違いの強さを見せ、反撃にも圧倒的強さでフリーザ優勢です
ここでケールが助太刀に入ります。キャベまで加わりますがフリーザは3人同時でも構わないと豪胆です。カリフラはフリーザのデスビームでもて遊ばれ、キャベはケールが真の力を隠していると告げ、カリフラと共に戦いますが2人掛かりでもダメなのです
姉さんを脅かす存在はあたしが消す!とケールは覚醒し、超サイヤ人になるとフリーザの尻尾を掴んで痛めつけ圧倒します。悟空が助太刀に入り、どんどんパワーが上がる中プライドの高いフリーザは悟空を蹴倒してしまいます。ケールは初めて自分の力を開放し、理性を失いコントロール不能です
ケールは無差別に攻撃を始め、ベジータやトッポも場外になるところでした。ここで第4宇宙が消滅です。第3宇宙も合体して巨大化しますがケールの敵ではなく、こちらも消滅します。同様に第2・第10宇宙まで消滅し、一気に4つの宇宙が消えてしまいます
ポタラ合体したケフラ
ケールは止まらず仲間で非常に重いマゲッタすら片手で持ち上げ場外にしてしまいます。暴走が始まり、1000年に1度現れる悪魔のサイヤ人では?と感じるキャベは止めに入るものの屠られ、辛うじてベジータに救われます。事情を聞いたベジータは第11宇宙の奴らは既に動きを観察して見抜いたと推察します
ケールはみるみるやられ、限界が近づき、ベジータも潰し合いは好都合だとトッポと戦いを再開します。するとカリフラはポタラを持っており、ケールとつけて合体しろとシャンパが指示、キャベが向かいますが邪魔される中、何とかケールにポタラを付けて自身は沈みます
ポタラ合体で道具を使ったものの判定はセーフ、ケフラとなり、2人の長所が活かされ無類の強さを発揮します。仲間の危機にジレンが登場しますが、悟飯がエネルギー波を阻止し、悟空にジレンと決着を付けるよう言います。残り後15分です
残ったのは第6宇宙:ケフラ、第7宇宙:悟飯・17号・亀仙人・悟空・フリーザ・ベジータ、第11宇宙:トッポ・ディスポ・カーセラル・ジレンとなります。悟飯は超サイヤ人にならなくてもケフラと互角に戦います。残った人数が多い為、フリーザはその隙に休み体力を回復する作戦です
お互い限界まで来た悟飯とケフラは同時に沈み、第6宇宙も消滅です。悟空はジレンを攻め立てますが、圧倒され、限界を超える為界王拳でパワーの前借りをします。しかし先程のケフラ同様無理をして増幅したパワーを使いこなせず、超えなければならない壁は高かったのです
17号自爆も犬死…
一方最弱のはずの亀仙人はカーセラルを追い詰めると足元を上手く狙い場外とします。ジレンに苦戦する悟空に亀仙人は的確なアドバイスをし、亀仙流の教えはあと1つ、よく動くんじゃ!とジレンの攻撃を上手く避けていき、ビルスはあの技に似ていると感じます
答えはおぬしの中にあるぞと言い残し亀仙人は散り、悟空はもっと上を目指し続ける、師匠は今でもじっちゃんだと気張ると、ジレンの攻撃を避け、究極技:「身勝手の極意」を発動します。ところが次のジレンの攻撃は当たり、完全に会得した訳ではないようで、’’兆し’’といったところです
それを見たベジータは奮起しトッポを吹き飛ばすと、ジレンに向かって行き、自身は「身勝手の極意」は向いていない、独学で自分のスタイルで最強を目指すと気張ります。ベジータは死線を潜り抜けてきた自負があり、その場で攻撃を受けていたジレンが後ずさりする程です
ジレンはベジータを認めつつ、それでオレに勝てるかは別問題とエルボーを見舞い、すべての闘いに命をかけ、1%も無駄な事はしない、それが師匠の教えだと凄みます。宙に浮かぶ岩の上のトッポを狡賢く蹴落とそうとするフリーザ、ディスポも釣られ、他の岩も破壊し孤立させます
悟空は瞬間移動でベジータと共に隠れ、その隙にジレンはフリーザと17号に打撃を放ちますが、トッポとディスポは助けず岩が割れ場外です。ついにジレン1人となり、ゴールデンフリーザで攻めますが、強さの差は歴然で、どうやら時間稼ぎしているのです
17号が庇い2人は浮き岩に飛ばされ、17号は意を決して自爆を選択、武舞台の半分が壊れますが、それでもジレンは残っています。仲間が1人死に、悟空は怒っても仕方ないと周りに惑わされずに気を上げ、再度ジレンと対するところでこの巻は終わります
まとめ
カリフラ・ケール姉妹はサイヤ人として潜在能力は高く、特にケールは自我を開放し無類の強さを誇ります。ところがコントロールを失い誰彼構わず襲い、万策尽きたシャンパはポタラ合体を提案、姉妹は合体しケフラとなります
流石に悟空も焦りますが、悟飯がジレンの相手を続けろと割って入り、ケフラと共に散り残るは第7・第11宇宙のみにまで絞り込まれます。意外にもまだ残っていた最弱のはずの亀仙人は悟空に教えを乞い、あの「身勝手の極意」に近いものを見せます
これはビルスやウイスが語っていた極意で、無意識に体を任せる事でどんな攻撃も回避する事が出来る究極技です。悟空は片鱗は見せましたがまだ完全には会得しておらず、この技のレベルの高さを感じさせます。17号の自爆は犬死に終わりますが、悟空は怒りを抑え、感情的にならず気を上げる成長した姿を見せます
いよいよラスボス:ジレンを残すのみですが、あまりの強さに勝てるのかは未知数です…9巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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