前回までのあらすじ
空の宇宙船に呼び込みグラノラは巧みに遠方から狙撃します。シリアル人は狙撃に特化した右眼を持っており、グラノラの能力は桁違いなのです。一掃しグラノラは死んでいったシリアル人の為にフリーザ打倒を誓います。予言魚が第7宇宙のバランスが変わる…間もなく誕生するぞ…宇宙一の戦士が…と呟きます…

宇宙一の戦士となるグラノラ
シリアル星に戻ったグラノラですが、シュガ人の住む街に住む気はなく、40年前にヒータがフリーザ軍に荒らされた星の開発を進めシュガ人に住まわせたという過去があり、シリアル人であるグラノラは肩身の狭い想いをしているのです…グラノラはフリーザ軍の凶行を決して忘れません
ベジータはビルスに破壊神の技を伝授して欲しいのですが、ビルスは心に迷いがあるうちは絶対に手に入らんと語ります。サイヤ人を消せとフリーザに助言したのはビルスだと言うので、ベジータは怒りフルパワーで向かいますが、ビルスはものともせず「破壊」でジャケットを簡単に壊してしまいます。ビルスは創造の前に破壊あり…だと凄みます
エレクはOG73‐iのデータからズノーやDBについて悟り、モナイトというナメック星人がグラノラと一緒に住んでいる事を思い出します。モナイトはグラノラがフリーザに復讐する為DBを利用する事を忠告します
グラノラはTVニュースでシュガ人がDBを見つけた事を悟り密かに盗みに入り2個揃え龍を呼び出します。願いを一つ叶えてくれると言うので、宇宙一の戦士にして欲しいと願います。すると潜在的に持つ能力を超えて力は与える事は出来ないとし、条件を一つ受け入れれば可能になると言われます
グラノラは条件を受け入れ宇宙一の戦士となり、モナイトの忠告も聞かずエレクの下へ向かいます。フリーザの行方を問うとはぐらかされた為、オイルを吹っ飛ばし、そのまま実力を試す意味で試合ます
気の強い女がタイプのズノー
オイルは圧倒され、マキも手玉に取られ、強くなった訳を聞かれDBと答えると、フリーザの居場所は調べるので時間が掛かると言われ、グラノラは自身の寿命と引き替えに力を手に入れた為時間がない(=3年)と言うのです。エレクはフリーザはビジネスで利用したいと考え、グラノラにサイヤ人を当てる作戦を思いつきます
ウイスは「身勝手の極意」は変身ではなく心が安定すればいかなる状態でも体は勝手に動くと説きます。ウイスは少し前に宇宙で異変が起こったと意味深です。エレクはマキ達をズノーの下へ向かわせ、情報を手に入れてくるよう指示します。例によってズノーは女性のキスでないと質問を受け付けません
マキは仕方なくキスし、気の強い女はタイプなので質問を10個まで受け付けると言われ、修行を重ねる悟空とベジータの「弱み」を聞き出し、地球に赴きます。チチとブルマが弱みだと悟り、彼女達伝手でグラノラと闘うよう仕向け、天界の悟空達はそれぞれ証を記し地球に向かいます
エレクの策でグラノラと対するサイヤ人
マキ達はドラゴンレーダーも盗みますが、地球のDBは願いを叶えたばかりなのか位置は記されません。シリアル星のものは石にならずすぐ使えるようです。マキの宇宙船は豪華で、18日かかると言うのでご馳走を食べ修行して過ごします
マキは巧みにグラノラにフリーザの手下の刺客が悟空達で絶滅したはずのサイヤ人だと告げ、グラノラは40年前の仇を取る時がついに来たと凄みます。シリアル星に着き役者が揃い、2人は唐突に無数の気弾に襲われ、その正確性に驚くと、悟空は急所を狙われ墜落します。ベジータは早速仙豆を使う羽目になります
~極意でないと対処出来ないと悟り気を上げますが、グラノラは瞬間移動以上のスピードを誇り、サイヤ人に恨みがあると「破壊」に似た爆発を見せます。やはり2人は共闘する気はなく、まず悟空から相手する事になります。悟空はゴッドとなり、隙の無いグラノラの攻撃を~極意で対処します
超サイヤ人になった方が精度が上がるようですが、グラノラは軽く正確に急所を突き、宇宙一の右眼に見えないものは無いと凄みます。ベジータはこの事から何かに気付きます。お互い誤解している為話が噛み合わない中、グラノラも悟空も気を上げ2回戦が始まります
2人が物凄いスピードで空中でやり合っている中、大きな足跡を見つけベジータがグラノラの正体について悟ったところでこの巻は終わります
まとめ
グラノラはフリーザに復讐したいという想いが強く、禁断のDBで宇宙一の戦士となります。シリアル星のDBは2個で龍を呼べ、願いを叶えた後も石にならない等他の星のDBとは異なる性質を持っており、それぞれナメック星人の特性から来るもののようです
エレクにフリーザの行方を問うグラノラですが、エレクはフリーザがいなくなる事はビジネス的に損だと感じ上手く仇であるサイヤ人と闘わせるよう仕向けます。久しぶりに登場のズノーですが、気の強い女性がタイプで、マキが質問10回という事は、ブルマは3回だったので若さ故の多さだったのかもしれません(笑)
強い奴となると目がない2人をまんまとシリアル星に連れて行き、グラノラと試合う訳ですが、グラノラは焦っており、自身の寿命と引き替えにこの力を手にしていたのです。~極意を更なる高みまで身に着けた悟空相手に強さで圧倒するグラノラ、ここでベジータは何か背景に気付いた風なのです…17巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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