「ドラゴンボール超」18巻の数々の激戦と成長譚~今明かされる40年前のバーダックの親心とは!?多彩な武器を操るガス、DBで宇宙一の戦士となり本能を解放~

前回までのあらすじ

街のバリアも潜り抜け中で暴れるベジータグラノラは接近してビームを放ちます。グラノラは怯えるシュガ人から過去を回想し、バリアの外に弾き出すとベジータ諸共相打ちを狙いますが、オートミルに導かれたモナイトが現れ、悟空グラノラにタックルし阻止します

モナイトはウソをついていたと謝り、40年前に我々を救ってくれたのはサイヤ人のバーダックだと明かします…

バーダックの親心

ー40年前シリアル星ではナメック人とシリアル人が平和に暮らしていましたが、突如サイヤ人が襲来、モナイトはナメック人唯一の生き残りとしてDBドラゴンボールを託されます。一方シリアル人のフレイクは月を狙い撃ちサイヤ人の大猿化は解けますが、それでも強い事に変わりありません

グラノラ親子を追い詰めたバーダック自身の子カカロットの事を思い出し、モナイトのところにミューズリ共々匿って貰うよう手筈します(気まぐれだと言っています)つまりグラノラが生き残ったのはバーダックのおかげでもあるのです。ヒータはフリーザに侵略する星を斡旋するいわばブローカーです

ヒータは悪辣で、いずれフリーザを裏切るつもりで、グラノラの声で存在がバレてしまいます。バーダックは巧みに隠蔽しようとしますが、エレクミューズリを撃ち殺し、バーダックは残った3人で逃げ、ガスが止めを刺すと後を追います

現代に戻って、エレクDBドラゴンボールガスの願いを叶えると豪語、グラノラ達の戦闘が終わってしまったのでマキ達に向かわせます。モナイトバーダックは下級戦士ながらガスに勝ったと言い、ガスは強かったのだが…というところで暗転、エレクDBドラゴンボールで龍を呼び出し、その後物凄いパワーが向かってきます

宇宙一になったガスが現れ、光線で宇宙船を真っ二つにすると、槍のようなものでグラノラは串刺しにされ、前から気に入らなかった、これで堂々と殺せると凄みます。悟空が助けようとすると手足に重りを付けられ動けません。サイヤ人の生き残りが悟空達と悟り、斧で止めを刺そうとします

多彩な武器を操るガス

グラノラは宇宙一の戦士はこのオレだ!と悟空を救い、ガスのこん棒の餌食になりますが、その隙にモナイト悟空の重りを解き、グラノラを助けて欲しいと請います。エレクグラノラが賞金稼ぎとして生き残っているのを知り殺さず利用したのです

モナイトは生き延びる為にエレクに従わざるを得ず、悟空は仕方ねぇさと励まし、最後の仙豆がベジータのジャケットにある事から、悟空がくいとめている間に見つけてベジータが喰うように諭します。ガスは今度は剣で悟空の胸を突き刺そうとし、悟空は変身して何とか凌ぎます

盾やハンマーまで飛び出しガスは武器を操るのが巧みです。その間ベジータは仙豆を見つけると、何とグラノラに喰わせ、ヒータをキサマ自身の力でけりをつけろと仕向けます。全快したグラノラモナイトを助けマキ・オイルを屠るとモナイトからオートミルを授かり、両盾のガスと対します

ガスは得意の武器でグラノラを翻弄しますが、オートミルの的確な指示で事なきを得ます。グラノラは圧倒し始め、ガスはたった今宇宙一になったので最初は力を出せていないのです。悟空が武器に頼った闘い方に疑念を抱くと、モナイトは武器の創生はガス元々の技だと言います

本能の開放に成功したガス

腕に巨大手裏剣を回転させ近づくガスですが、グラノラは白刃取りし、グラノラも武器にこだわるガスが解せません。マキは他に手に入れた力を発揮出来ないんじゃない…使いたくないんだとこだわりを感じます。流石のガスも得た能力で闘い始め、瞬間移動から「破壊」と本領を発揮します

グラノラはひるまずまだまだ力は残っていると2人共瞬間移動を駆使して超絶技巧を見せ合います。しかしガスの瞬間移動は雑で、慣れていない為グラノラにも勝機はあります。ガスは大地を割り岩を飛ばすと、目の光線から蹴りを見舞いますが、グラノラは岩を爆発させ技で圧倒します

しかしガスが技に慣れて来て、徐々に押し始めます。グラノラは分身して対しますが、ガスは力が分散する愚策だとし、最後の特攻も全員串刺しにしてしまいます。勝負あったかに見えましたが、本物のグラノラはスキが出来るこのタイミングを待っていたと近づき、渾身の一撃を見舞います

分身とはいえ捨て身の作戦だった為グラノラも瀕死です。倒れたガスの髪飾りをエレクは取り、本能を解放しろと檄を飛ばします…40年前はそれで失敗したようなのです。マキはウチらは本能を封印していないと自我を保てないと言い、エレクガスに耐えろと非情です

モナイトは変わり果てたガスの姿に40年前バーダックに追い詰められ自我を捨てた時の姿を重ねます。ガスグラノラの脚を掴むと地面に叩きつけ、頭を掴み地中深くまで押し込みます。完全に正気を失っているガスモナイトは肝心のバーダックがどうやって勝ったのか見ていなかったので分かりません

ガスは続いてベジータを屠り、悟空が立ち向かうとバーダックとの死闘を思い出し混乱、そして覚醒し落ち着いた表情となり、エレクはそれでこそ宇宙一の弟だ、邪魔者をすべて抹殺しろと命じたところでこの巻は終わります

まとめ

今巻はどちらかというと悟空・ベジータよりグラノラ・ガスの闘いがメインで、ガスの様々な武器を駆使した闘い方は肉弾戦が主なDBドラゴンボールシリーズだけに意外性があって面白いです。モナイトが語る40年前の因縁についても語られ、あのバーダックモナイト達を庇っていたのも意外です

侵略され操作していたのはヒータであった事も判明し、グラノラはまんまと親の仇に操られていた事になります。フリーザ軍はあくまで好戦的で、そこを上手く利用し漁夫の利を得ていたヒータ、エレクの狡猾さが光ります

お互い宇宙一となったグラノラガス、物凄い闘いとなりますが、ガスは本能を解放する事で更なる強さを見せます。40年前バーダックと闘い失敗したようなのですが、髪飾りを取り暴れていたガスが落ち着きを取り戻すと異様な雰囲気に包まれます…覚醒したガス相手に悟空達に勝ち目はあるのでしょうか?19巻に続きます…

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