「ドラゴンボール超」19巻の数々の激戦と成長譚~悟空の細々とした瞬間移動の意図は時間稼ぎ!スカウターから40年前のバーダックの死闘を悟り、民族の誇りを再確認した2人~

前回までのあらすじ

完全に正気を失っているガスモナイトは肝心のバーダックがどうやって勝ったのか見ていなかったので分かりません

ガスは続いてベジータを屠り、悟空が立ち向かうとバーダックとの死闘を思い出し混乱、そして覚醒し落ち着いた表情となり、エレクはそれでこそ宇宙一の弟だ、邪魔者をすべて抹殺しろと命じます…

悟空瞬間移動の意図とは!?

悟空達がガスの術にかかる中、グラノラエレクを許さないと接近しますがガスエレクを瞬間移動させてしまいます。指の光線を出そうとするとガスに腕を折られ両目も潰され、エレクが銃で止めを刺しグラノラは海に沈みます。ベジータは気を悟空に送り、お前の方がまだ戦える、ヤツを何とかしろと吠えます

悟空はキレていますが、怒りは技の邪魔になると落ち着き、戦う理由がないのでこの星から出て行ってくれと請いますが、ガスは針の壁で悟空を追い込み、更に建物を操り襲い、終いには列車を巧みに操りその上で悟空の父バーダックは戦闘に対する覚悟が凄まじかった、お前にはそれを感じないと一方的に攻め立てます

幼い頃の記憶の無い悟空に自分が何者かも分かっていないやつにこのオレが負ける事は無いと水中に沈め、悟空が何とか出した気弾をそのまま奪い返し凄まじい衝撃です。この間モナイトグラノラを回復させており、ヒーリングの能力があるモナイトを真っ先に殺すべきだとガスが向かうと悟空が一緒に瞬間移動します

近くの星にジャコが居た為そこに移動し、悟空ガスを煽り何度も瞬間移動で場所を変え銀河王のところや銀河刑務所まで行き時間稼ぎしています。囚人にも煽られガスは感情が不安定です。その後も様々な場所に移動する悟空、ついには下界に来ていたウイスのところにまで行きます

40年前のバーダックの死闘

悟空は巧みにガスには直接瞬間移動出来ない距離まで連れて行き、置いてけぼりにしてシリアル星に戻り、怒ったガスは星から飛んで向かう気です。時間稼ぎに成功した悟空ですが、モナイトの家に移動してもガスは宇宙を飛べるので20分程しか時間は稼げません

モナイトバーダックの壊れたスカウターを持っており、これを修復すれば40年前ガスと戦っている時の音声が再生出来ると説きます。ロボット化したオートミルが修復し、音声が再生され悟空バーダックの声に衝撃を覚えます。ここから40年前の回想となり、バーダックの死闘が語られます

ガスは底なしの強さで、モナイトバーダックを逃がそうとしますが、ガスのこん棒を受けきったバーダックモナイトを逃がし、ガスはすこし本能を解放しバーダックをいたぶります。モナイトは禁断のDBドラゴンボールを自分達の為に使い、トロンボを呼び出しバーダックを惑星ベジータに転送させようとしますが、バーダックに拒否されます

モナイトバーダックに願いを聞き、オレの息子達がすくすくと育ちますようにと願います。ガスは圧倒的で、バーダックの尻尾を掴むと振り回し痛めつけ、尻尾が取れてしまいます。ガスが槍を投げるとモナイトが身を挺して防ぎ、グラノラを守り切る事に決めた、じゃから絶対に勝ってくれバーダックと諭します

民族の誇り

ガスは怒り狂い2人を殴り飛ばし、バーダックは首を絞められますが、気弾を放つとなおも抵抗を続け、戦う理由が不可解なガスは問い詰めますが、バーダック死ぬかどうかの戦いの時に’’勝つ事’’以外を考えているバカがいるか?と返し、大猿化以外でも覚醒を見せます

サイヤ人ごときがこのオレを超える等ありえない!とガスは本能を解放すると、バーダック最後の気弾は命中しガスは倒れ、エレクは暴走したガスに訓練し直しだと近寄ります。バーダックもまだ生きており、ビジネス的な話からバーダックを撃ちますが、右手を貫き崖から落下、エレクは止めを刺せないままフリーザの下へ向かいます

モナイトも奇跡的に生きており、グラノラも無事、バーダックにおぬしは勝ったんじゃと告げたところで音声は途切れます。悟空は記憶を取り戻し、自分の力を信じ切れていなかった、サイヤ人の誇りってのが分かったような気がすると語り、それはベジータも同様です

モナイト民族の誇りとは…その罪を償う事でも仇への復讐をする事でもない、自分の本質を受け入れて信念を貫くことじゃと悟り、そうこうしているとガスが到着してしまいます。ベジータは死んでもアイツに勝ちたいとし、悟空も同様で同時に戦うしかないなと物凄い気を発します

ガスあざけりますが、ベジータは勝てるかどうかなんて関係ない、勝ちたいかどうかだけだと気張り、2人同時に攻めたてますがガスはものともしません。あがくベジータは破壊神の気弾を放ち、ガスが盾で止める中悟空も加勢しますが押し返され、気弾を悟空に預けベジータは特攻します

しかしベジータは一方的に攻撃され、悟空は何とか気弾を弾き助けに向かうとベジータは強烈なパンチをガスに食らわせます。ガスがどういうからくりだ…と疑念に思う中、ベジータはダメージなんてものは燃料にしかならない、つまりこのオレはまだまだ強くなるって事だと凄むところでこの巻は終わります

まとめ

最早太刀打ち出来ない程の強さのガス相手に悟空は知恵を絞り何度も瞬間移動し場所を変え、最終的にはシリアル星から遠く離れたところにガスを置いてけぼりにします。しかしガスは宇宙を飛べるので時間稼ぎ出来たのはたったの20分です

その間にモナイトからバーダックのスカウターを見せられ、音声データを修復し40年前のガスとの死闘からヒントを得られないか?と試します。結果当時の回想となり、凄まじい戦いは結局バーダック死ぬかどうかの戦いの時に’’勝つ事’’以外を考えているバカがいるか?とサイヤ民族の誇りを誇示していた事が分かります

悟空ベジータはその事から自分の力を信じ切れていなかったと悟り、戦いのヒントを手に入れます。迫るガスに2人がかりでも手を焼く状態ですが、特にベジータはやられても立ち上がりダメージなんてものは燃料にしかならない、つまりこのオレはまだまだ強くなるって事だと凄みます

サイヤ人の瀕死に陥ってから全快すると更に強くなるという特性、また、不屈の闘志は脅威で、それを体現する悟空ベジータ、宇宙一の強さを誇るガス相手にこれからどう戦いを展開するのか見物です…モナイト・グラノラの今後も気になる中、20巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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