「まじかる☆タルるートくん」11巻のドタバタ学園生活とマジカルギャグコメディ~タルの新たな相棒は岸麺太郎!特訓を終え成長した本丸の世界線に戻って一安心…寧蔵とクラス対抗武闘会へ~

前回までのあらすじ

本丸と山籠もりの特訓をする事になり、タルの魔法にも頼らないと決め置いていきます。するとある子供が「ほんとにこまったンガー」と唱えタルがそこに召喚されます…

タルの新たな相棒:岸麺太郎

集英塾で小3の岸麺太郎先生にいたずらし、チクった野口を懲らしめます。実家がきしめん屋で、家に帰るとその事で怒られた為蔵に籠り、頭がつっかえた弾みでタルを召喚してしまいます。が激昂するのでタルは「ソードペン」でうんこを人格化し麺太郎を助けます。麺太郎タルを子分にします

姉の麺子にプールをねだる麺太郎、体よく断られますが、タルに頼み「したいねくたい」に描いて付けさせると願いが叶うと言われ、上手く付け替えると一緒にプールに行ってくれます。小便小僧をしていると怒られ、腹いせに眠らせる事にし、タルは「安眠まくらねむるートくん」を取り出します

5時間寝かせ、麺太郎の悪戯で変な日焼けをしてしまい麺子は機嫌が悪いです。最終的にアイスをおごらせる為また「したいねくたい」を利用しますが、絵が雑だったので腹一杯食わされ因果応報です

町内ソフトボールチームに所属する麺太郎は補欠のくせにテストに合格したら4番ピッチャーにしてくれと直訴、小芝居も挟み奮戦するも実力差は明らかで、4番ピッチャーはキャプテン:野口です。タルの「もりもり筋肉ん」と「パワーアップルジュース」で増強、ムチャクチャし4番ピッチャーを勝ち取ります

翌日の試合ではタルは寝坊しいつもの麺太郎で押し出しで6点と散々です

本丸と感動の再会

連続10フォアボールでピッチャー野口に交代、ここでタルがやって来て「のビール」で体が伸び麺太郎は大活躍です。バッターでも野口は躍動、続く麺太郎は「のビール」だけでは打てないと悟り「加速食品 速しライス」で周りがゆっくり動いて見えるようになります

まるで止まっているかのようなボールを何とか打ち、ランナーの野口を蹴り進みランニングホームランです。あまりにゆっくりなので麺太郎は悪戯ばかりし、退屈になり木の上で寝てしまい、優勝ピッチャーは野口となり魔法も解け皆にやられる麺太郎でした

一家は東京に家族旅行に行き、小人化してタルも付いて来ており、魔法で麺子をとっちめようと画策します。同じく小人化した麺太郎麺子の耳の穴に入り神様だと囁き、タルの「くすぐり」もあり麺子麺太郎の言う事を聞きます。タルは乳を吸い麺子は感じており麺太郎が車に轢かれる危機を救えません

そこで麺太郎を救ったのは何と本丸なのです!運転していた原子は飛び出して来たのは麺太郎だと譲らず、言い争っていると伊代菜達が現れ例の件を謝り、タルが行方不明と聞き本丸が叫ぶと麺子の胸からタルが現れ感動の再会です。今の親分は麺太郎だと譲らず、成長した本丸は心を鬼にして涙でタルと別れようとします

麺太郎タルの主人が本丸だと悟り、「はっぴいはっぴい」で笑顔となりタルを置いて別れタル本丸の下へ戻ります

特訓で成長した姿を見せる本丸

特訓して強い男になると決めた本丸、燃えていると寧蔵伊代菜がおり、修行中に仲が進展したと勘違いします。それは本丸の誤解で、映画に誘われて断れなかったようなのです。するとまた不良が現れ、力を付けた本丸は倒してしまいます。伊代菜は強くなった事は嬉しいも優しかった本丸がいなくなっちゃう気がして…と複雑です

不良を病院に連れて行く強さを見せた本丸でしたが、夏休みの宿題は終わっていなく結局変わっていないのでした(笑)

強くはなったので先生のお仕置きも効かず、来週テストをすると提案され、本丸タルの「玉 見え(女)」から先生のペンを「まじっくん」で人格化する事にし、勉強を教えて貰いますが結局明日の試験問題を教えろと迫ります。試験問題は分かりますが答えが分からず先生に聞きに行き怒られます

あたまたーぼくん」を使いテスト全問正解の本丸、焦った先生は更にレベルの高い問題を出します。本丸は全て解き、その高等な頭脳を誇示しますがあんまり頭を使った反動で3~4日ぱ~~になってしまうというオチです

原子寧蔵一派と揉めており、舐めているタルに鉄拳制裁…というところを本丸が止めます。暴力に出る寧蔵伊代菜を庇う本丸が対抗しますが、そこに巨漢の弟子2人が登場、先生が怒るので喧嘩じゃなく試合ならいいんだろと明日6年2組VS1組の武闘会3対3の勝ち抜き戦を行う事になります

風・明日香・寧蔵VS原子・本丸・タルが戦う事となり、本丸は試合に負けたとしてもお前の奴隷なんかにはならないと啖呵を切るところでこの巻は終わります

まとめ

本巻前半はタルの相棒が麺太郎に変わるという波乱の展開です。時が経つにつれ本丸も成長していく訳で、タルの力を借りずとも…という部分も出て来ますが、新たな本丸のような麺太郎はやはりタルを狡猾に利用し結局痛い目を見る姿は変わりません

このまま本丸達の世界線は終わってしまうのか…!?という読者の不安を払拭するかのように本丸が特訓を終え戻り、いつものスタイルに戻ります。麺太郎というある意味実験的な試みも、やはり本丸達の培ってきた世界線の方がこの漫画には合っているという判断なのでしょう

伊代菜寧蔵との仲が心配された中、寧蔵の横柄な態度は変わらず、原子との対立から弾みでクラス対抗の武闘会となってしまいます。今まで数々の熱戦を繰り広げて来ましたが、今回は原子は味方で、真の敵:寧蔵と雌雄を決するのです…特訓し心身共に成長した本丸に期待しましょう!12巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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