前回までのあらすじ
素直に返せば大事としないという事で穏便に解決、ロベールにも詫びます。すると池上がある提案をします。古い大きな別荘の不動産鑑定した際地下にワインセラーを発見、あまりに古いものの膨大なワインがあると…晩餐会に集った全員が力を合わせ森下を助けようと3日後までにワイン鑑定します…
宝の山で森下借金返済の目途が…
ロベールの提案で雫×ローラン・遠峰×みやびがバディとなり劣化ワインを選り分けよさそうなものをピックアップ、グレートなワインを選り分け最後にセパージュで判別する事になります。夕日が綺麗で良いバディとなった雫達、それは遠峰達もそうで早速みやびを口説き落としに来ます!
遠峰のワインに対する見識と理想の高さは頭抜けておりみやびは「パプ・クレマン」’86年にペルシャ絨毯を想起、いつの間にか遠峰ペースで危ういです(笑)雫達も全く同じ想起をします。2日後2チームに分かれ絞り込んだ「価値あるワイン」の感性による判別を行います
半分近く生き残り、テイスティングでロベール饒舌、雫はバレエのエキゾチックな舞台を想起、古代インドで古典バレエの「ラ・バヤデール」です。みやびも飲み遠峰は褒め倒し正体は「ラ・ラギューン」’70年だと確信的、宝の山で森下は借金返せそうで皆に感謝します
一瞬仲間となった二人が明日になれば火花を散らし修羅の道を歩まねばならぬとロベールは宿命だと戒めます
「第五の使徒」は険しい山を想起
遠峰にスタッフとして誘われたみやび、雫には明かさず頼りにしてると言われでないと…と心揺れます。遠峰は変わったローランにお互いを補いあえる関係だと説きその必要性を伝えます。早速「第五の使徒」について霧生から招集が掛かりその口上は孤高の頂だと…
高く険しい山々を想起させるもので富士を望むこの別荘で遺言状を繙きロベールはアレを持ち出す気か?と意味ありげです。命を懸ける覚悟を求められ二人は使徒探しに奔走します。早速富士山の頂上まで登山する二人、雫はマッターホルンにピンときます
山の中腹までなら行った事のある雫、豊多香に連れられその頂に立つ事の「意味」をいずれ知る事は出来るかもしれないと幼い頃話されていました。「一期一会」で出会いがあってそこから総てが始まると雫、ここで遭難者に遭遇、雫が助け清香の父は寿司屋でワインも勧めます
清香がソムリエ状態で客にワインも提供するスタイル、マグロの中トロに「シャンベルタン」’03年をマリアージュし雫はワインを醤油に合わせて豊多香は食べていたと倣います。絶品で清香は雫に槍ヶ岳みたいなワインを探してると唐突です
清香の兄の槍ヶ岳みたいなワインを探す
清香の幼馴染は山と同じくらいワイン好きでしたがある日槍ヶ岳付近で消息を絶ち今に至るのです。兄の写真のワインを探し当てて欲しいと請われ引き受ける事にします。お礼の「クレッセV.V.」は可愛いワインでシフォンケーキを想起、清香はこの人達なら本当に見つけてくれると確信します
一方ローランとチーズフォンデュを嗜む遠峰、彼も「第五の使徒」の山はマッターホルンだと同意見です。私の知らない過去を抱えているのかもしれないと不気味な遠峰に嫌な予感がするローランを諭し、遠峰はワイン・サイコセラピーを受け過去を想起します
大きな山と母を見た遠峰はパニック状態に陥り脈拍が極端に上がった為危険を感じ催眠状態を解除され、腕が霜焼けの様に赤くなりシンクロしています。遠峰は卒倒し呼吸困難も「使徒…」と掛け値なしにワインに命を懸けています
登の生家を訪れた雫、登の部屋はそのままで物が散乱してますが彼の息吹も感じられます。膨大なワインセラーもあり雫は例のワインは白だと断定、コレクションを飲んで楽しみみやびは「サントーバン」という村を想起、雫もこの延長線上のどこかに槍ヶ岳のワインが確かにあると確信する所でこの巻は終わります
まとめ
一連の盗難騒動も宝の山の古酒だらけで森下の借金も返せそうで大団円です。今回バディ役をお互い交換した二人、特に色気ムンムンの遠峰は女なら手あたり次第といった(笑)様相もありみやびに接近しみやびも心揺らぎます。それだけ女性を惑わす何かが彼にはあるようです
「第五の使徒」は険しい山を想起させ、二人は同じくマッターホルンと目星を付けますが、遠峰はワイン・サイコセラピーから卒倒する危うさ相変わらずです。命懸けなのは分かりますがこの破滅的な探し方は今後も彼の生き方として読者を不安にさせますので覚えておきましょう
雫はひょんな縁から槍ヶ岳のようなワインを探す事にもなり、清香の幼馴染の面影から白とまで絞ります。登山・ワイン好きだった登が愛したワインとはどんなものなのでしょうか?相変わらず偶然な出会いが絶えない雫、これも先述の「一期一会」なのでしょう…17巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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