プレイボール1巻(集英社文庫)の表紙
東京の下町の家の光景とそのそばをランニングする墨谷高校ナインたちの姿があるシンプルのものです
目次
野球かサッカーか!?の巻
つきまとう野球の影の巻
谷口の地力の巻
1対1のしごきの巻
しごきの主役は!?の巻
野球への決意の巻
ふたたび野球部への巻
予選にいどむ谷口の巻
予選はじまるの巻
ベンチのキャプテンの巻
カーブ打ちの巻
クリーンヒットの巻
墨高のアナの巻
ダイレクトキャッチの巻
アウトかセーフか!?の巻
二回戦進出の巻
16話収録されています
プレイボール第1巻のあらすじ
中学野球で指を怪我をした谷口君は、墨谷高校入学後は毎日野球部の練習を見るだけの日々を過ごしていました
それを見かねたサッカー部キャプテンの相木は谷口をサッカー部に勧誘します
谷口は野球で培ったボールを追うカンと猛練習によってメキメキと上達していきます
しかし、どうしても野球をあきらめきれない谷口は再び野球部に入部します
はじめは代打専門だった谷口ですが、ゴロでの送球を覚えて守備までこなしていきます
そして何より何事にもひたむきに取り組む谷口の姿勢が今まで負けて当たり前だった墨高ナインたちがドンドンと変わっていくところが面白いところです
プレイボール第1巻のみどころ
この「プレイボール」という作品は作者ちばあきお氏の作品「キャプテン」の続編にあたる作品です
「キャプテン」の素朴な作風はそのままであり、キャプテンのキャラクター達も数多く登場してきます
谷口の影響を受けた他の墨谷高校ナインたちがどんどん成長していき、いつのまにか弱小校ではなくなっていきます
「キャプテン」はタイトル通り野球部のキャプテンが変わると主人公が変わっていきましたが、この「プレイボール」の主役は谷口タカオ君で一貫している作品です
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