No.301 記憶
No.302 標的
No.303 痛み
No.304 魔法
No.305 残念
No.306 安堵
No.307 喪失
No.308 閃光
No.309 勝負
No.310 始動
プフとユピーにより復活した王ですが一部の記憶がありません
記憶を取り戻すため宮殿に戻るのでした
そしてカイトを助けるべく共にアジトに行ったゴンとピトーですが、2人は互いの想いのために闘うことになります
「HUNTER×HUNTER」 29巻の名シーン、ベスト3!3位…キルアVSプフ
コムギを王に見つかる前に殺すことにしたプフは分身を差し向けます
討伐隊はプフの目的を知るため、メレオロンが隠れやすい地下室への扉を開き、一方でキルアはコムギを背負って姿を現すとプフはキルアの方を狙いました
キルアの「神速(カンムル)」はプフでも捕らえられない速さなのでプフは分身して言葉でコムギを扇動し、キルアが油断した隙にコムギを殺すことにします
しかしそれもキルアに避けられてしまい、さらにコムギも気を失わされました
「失神したから無理 ま…そっちの事情は知んねーけど てめーがムカつくって事は充分わかった」
そしてキルアは一瞬で自分とコムギの周りの地面に円を描きます
「この円の中 入ったら殺す」
構わず飛び掛かるプフですがキルアの電撃に頭と左腕を焼かれてしまいました
いくらプフの力が大幅に減っているとはいえ、まともに護衛軍の1人と戦うキルアが格好良くてなりません
「神速(カンムル)」を得て完全に一皮むけたキルアを見れる名シーンです
2位…ゴンとピトー、ついにカイトの元へ
ゴンとピトーはアジトにいるカイトの元へたどりつきました
しかしピトーは衝撃的なことを言います
「ゴン… キミはボクのお願いを聞いてくれた だからせめてボクもキミに 正直でいようと思う 彼はもう死んでいる」
カイトはピトーにより腐らないようにされていただけですでに魂は抜けていました
呆然とするゴンの前でピトーは自分の左腕を治します
ゴンは自分を責めながらそれを見ており、その後にカイトを治してくれと願っていました
しかしピトーは王のためにゴンを殺すと言います
それを聞いてゴンは全てを捨てて力を得ることにしました
(…オレを殺す…? 治してくれないの…? やっぱりカイトを治してくれないの? 嘘つき… もうこれで終わってもいい だから ありったけを)
「貴様を殺す!! ピトー」
主人公であるゴンが憎しみから大きく変貌してしまう衝撃的な名シーンです
1位…変貌したゴン、安堵するピトー、そして絶望するキルア
全てを捨ててピトーを殺せる年齢にまで変貌したゴン
その強さはピトーを寄せ付けません
しかしピトーはゴンの強さが一時的なものであると確信して安堵します
(殺されるのがボクで良かった…!!)
異変を知ったキルアがゴンの元にたどりついたのはゴンがピトーの頭を潰した時でした
キルアはゴンの変わりように呆然とします
しかし、ピトーの「黒子舞想(テレプシコーラ)」が死後の念でその肉体を操り襲い掛かって来た時、キルアはゴンをかばうのですがゴンの右腕は切れてしまいました
ほんの一瞬の間、キルアはたしかにゴンの声を聞きます
「大丈夫 痛くないよ 強がりじゃない 少しだけ 嬉しい やっと… カイトと同じになれた あの時の… 少しだけ 救われた」
ゴンは自分の右腕をピトーの肉体に突き刺し、そしてキルアが止めるのも聞かずジャジャン拳でとどめを刺しました
まだ12、13歳くらいの少年がこれからの自分の人生をひとつの戦いに全て費やしてしまうというこれまた衝撃的な名シーンです
ゴンを止められないキルアもまた切なくてなりません
そして殺されることが決まっているのに王のことを考えているピトーの忠臣ぶりも見逃せないポイントです
まとめ今回は1位と2位が続いているシーンなのでどうかと思ったのですが、やはりどちらも外せないと思い選びました
他にはイカルゴがウェルフィンの蟻になる前の名前を呼んだり、キルアがパームに礼を言うシーンも好きなのでとても悩んだところです
そして次回で長かったキメラアント編が終わるのでとても寂しく思うのでした
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