「寄生獣」第4巻のあらすじ
田宮良子の指示の元に泉新一&ミギーを観察する島田秀雄
そんな彼を観察する少女がいました
少女が島田の正体を知り、軽率な行動をとったことがきっかけで再び新一の学校に血しぶきが舞います
新一はガールフレンドの村野里美を助けに行きますが…
「寄生獣」第4巻の目次
第21話 観察
第22話 亀裂
第23話 混乱と殺戮
第24話 一撃
第25話 波紋
第26話 少女の夢
「寄生獣」第4巻の名シーンベスト3!
3位 加奈が恥ずかしい夢を見るシーン
「あなたは…
命の恩人です」
第26話より
加奈が一面の花畑で花をつんでいると、そこに胴体が崩れた顔になっている怪人たちに襲われます
そこに現れたのは白馬に乗った新一をさらにワイルドにしたような顔の騎士で、右手を剣にかえて怪人たちを切り捨てました
騎士は白馬から降り、右手を加奈の頬に触れさせます
加奈はそれを受け入れると次の瞬間、互いに裸になっており加奈は抱き上げられていました
加奈は騎士に命の恩人だと告げると2人の唇は徐々に近づき…
そして加奈は目覚めて自分の見た夢に爆笑するのでした
スケバンの加奈がとても意外な少女趣味の夢を見たという面白さ、しかし新一の右手の秘密をきちん反映しているという彼女の勘の鋭さを反映している名シーンです
その能力は彼女に何をもたらすのでしょうか…
2位 裕子が島田の正体を暴いたシーン
「念のため…
あくまで念のためよ…」
第22話より
島田秀雄のクラスメイトの裕子は美術部でデッサンをしているため観察力に優れ、島田の能面さが気になります
さらに警察官の兄から事件を起こしている寄生生物の情報も得ていました
ある日彼女は島田が野球のボールを頭にぶつけた時、それがへこんだのを見た裕子は彼の住所を調べ跡をつけることで彼が寄生生物であることを確信します
彼女は彼を呼びだし何もせず消えるよう言いますが、当然島田は彼女を殺害しようとました
その時、彼女は念のためにと用意していた硫酸のビンを投げつけ、窓から落下して負傷しつつも逃げることに成功します
島田は硫酸を体内に巻き込んだことから頭の統率ができなくなり暴走し殺戮に走ることになりました
結果的に裕子の行いは犠牲者をたくさん出すことになりましたが、彼女の行動力は賞賛に値しますし、寄生生物の死体を警察に提供することになり人類に貢献します
主人公と関係ない地味な人物が大きく物語を動かした名シーンです
1位 新一が島田に投石しに行くシーン
「何て言うか…
「けじめ」だよ」
「…また妙なこと言いだす…」
第25話より
死体の山を越え無事村野里美を助け出すことができた新一
島田は銃を持つ警官に追われやられるのはもう時間の問題だが、それでも新一は戦うことにします
島田の正体を知っていたのだから島田の暴走にも責任がある…
新一は島田に罪があるかミギーに問うと、彼は人間の物差しで勝手に決めればいいことと言い、新一は苦笑しました
新一はその言葉にさらに決意を固め、警官からの銃撃を恐れるミギーに拳大の石で倒すことを提案します
学校の屋上に向かう島田に察知されない300m以上先のビルの屋上に2人は登り投石し、石は島田の胸を貫通しました
無事島田の息の根は止まり、彼の死体は警察の手に渡ります
迫力の投石シーンですが、そこに至るまでの新一とミギーの会話も人間と生命を問うような抽象的だけどとても味わい深い名シーンです
次回の見どころ
加奈の寄生生物の気配を感じ取る力が高まり、さらに上の次元に行ったために事件が起こります
さらに新一とミギーは寄生生物による政治活動に遭遇しました
寄生生物の組織化は2人に、そして人類に何をもたらすのでしょうか…
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