『寄生獣』第10巻名シーン3選|最終巻!単身で後藤に挑む新一!彼が最後に手にしたものとは…

「寄生獣」第10巻のあらすじ

ミギーを置いて後藤から逃げ切った新一

傷心の彼は美津代という名の1人暮らしのおばあちゃんの家でお世話になります

気の良い彼女に甘えて数日過ごした新一ですが、その村でも後藤による被害者が出てしまいました

責任を感じた新一は新たな被害者が出ないよう、単身後藤に挑むことにします…


「寄生獣」第10巻の目次

第59話 老婆

第60話 覚悟

第61話 異形

第62話 朝

第63話 日常の中へ

最終話 きみ

付記


「寄生獣」第10巻の名シーンベスト3!

3位 美津代が新一を見送るシーン

どんなことがあろうとも決してあきらめず臨機応変にね…

第60話より


後藤から逃げた新一は勝手に水をいただいた家の老婆、美津代に見つかります

彼女に手当てを受けた新一は去ろうとするたびに美津代に引き留められ、そのまま数日過ごしてしまいました

しかし、その村で後藤によるものと思われる被害者が出てしまい新一は行くことにします

新一の命懸けの覚悟を聞いた彼女は新一に説教をして引き留めるのですが、彼は彼女が寝静まったことを見計らい出発することにしました

彼女は起きており、最後に新一に自暴自棄にならず常に頭を使うことを説きます

事情がある少年と孤独な老婆の別れを描いたジンとさせる名シーンです

2位 新一が後藤にとどめを刺すシーン

「…ごめんよ
きみは悪くなんかない…
でも…ごめんよ…」

第62話より


後藤に追い込まれた新一を救ったのは違法に捨てられた産業廃棄物でした

後藤に毒のついた棒を刺すことに成功し、後藤の肉体を構成する寄生生物への支配が弱まり、それによりとりこまれていたミギーが新一に戻ります

形成は完全に逆転し、後藤の肉体は爆ぜましたが、その時毒が排出され再び後藤は復活しようとしました

ミギーは一時は肉体を共有した仲間だとし、新一に決定を任せます

新一は田宮良子の言葉を思い出し、必死に生きようとする後藤の生死を天に任せることにしました

しかし、新一は小さな家族を守る程度しかできない1匹の人間だからと後藤にとどめを刺すことにします

新一がミギーに頼ることなく、一匹の動物として手を汚すことにした名シーンです

その後、美津代は新一が借りて行った鉈が戻っていることから彼の勝利を知るのですが、新一の右手が戻っているために彼女に会うわけにはいかないことがなんとも切なく感じました

1位 ミギーが新一に別れを告げに来たシーン

忘れるわけないだろう!!
ばかやろう!!

第63話より


後藤との戦いが終わり日常に戻った新一ですが、突然夢の中でミギーが別れを言いに来ます

なんでも後藤に取り込まれた体験から膨大な情報を得てしかも別々の思索ができるようになったとのことです

それで彼は外面の活動を停止して思索にふけることにしました

別れを受け入れられない新一は止めますが、ミギーは自分のことは夢だったと思うように言います

ミギーは起きたら夢を忘れるように自分のことも忘れるように言い去って行きました

新一は目が覚めるとそこには何の変哲もない自分の両手がそこにあり、ミギーとの別れを悲しみます

折角再開したミギーですが、思わぬ理由からミギーは新一にただの右手を残して去って行きました

元に戻っただけなのにそれがとても悲しい…そんな名シーンです


終わりに

あえて最終話から名シーンを選びませんでした

未読の方はぜひコミックスでチェックしてください

この作品のタイトル「寄生獣」ですが、作中でそれが人間のことだと判明します

地球に寄生する獣という意味でしたが、「寄生」という何ともネガティブな言葉が終わりには「寄りそい生きた」と温かみのある言葉で語られていました

寄生生物という事件を元に人間を多面的に描いた本作は読み返してやはり名作だったとしみじみ思います

なにしろ1話1話がとても濃密で読み返していて驚きました

そして色んな作品に影響を与えたシーンにも気付け、とても有意義で楽しい時間をすごせました

この作品に続編はありませんが、「ネオ寄生獣」「ネオ寄生獣f」という公式アンソロジーと、「寄生獣リバーシ」という外伝があります

リバーシは本編と同じ時期にあった別の事件が描かれている作品で、本編に登場していた広川が登場しています

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