「寄生獣」第6巻のあらすじ
田宮良子の雇った探偵、倉森はついに新一とミギーの秘密を知ってしまいます
彼を殺すかどうか意見が分かれる新一とミギー
2人は人類と寄生生物、両者から狩られる恐怖を覚えるが、唯一の味方により状況を打開します
そして田宮良子自身が2人に接触を図ってきました…
「寄生獣」第6巻の目次
第33話 目撃者
第34話 鉄とガラス
第35話 名前に無頓着
第36話 悪魔の面影
第37話 食堂
第38話 敵対
「寄生獣」第6巻の名シーンベスト3!
3位 新一が胸に空いた心の穴のふさぎ方を知るシーン
「…その相手なら殺したよ」
第36話より
探偵の件が決着してすぐ、雇い主の田宮良子が新一とミギーを呼び出し2人は仰天しました
場所は東南大学の屋上で、新一は初めての大学にどぎまぎします
田宮良子は動物の行動は種を守るためなのか、それとも自分の遺伝子を守るためなのか、はたまた別のものによるのか、という内容の講義をメモをとって学んでいました
約束の時間、田宮良子は子供を実験台にしようとする自分に怒る新一に、彼の母親が寄生生物に殺されたことを言い当ててさらに心の傷をえぐります
そんな新一をあざ笑い去って行く田宮良子
新一は逃げるように大学を去ると占い師に胸に空いた穴は空けた相手に再び会って話し合うことで解決すると言われました
ふさぐことができるのは空けた相手だけ…
それを聞いた新一は獣のような表情ですでに殺したと伝え占い師を仰天させます
新一の心の傷の深刻さを表に出る名シーンです
はたして彼の胸の穴がふさがる日は来るのでしょうか…
2位 ミギーが新一に目撃者を消す指示を出したシーン
「走れ!
追うんだ!
そして殺す!!」
第33話より
加奈が死んでそんなに経っていないのに普通に日常を送る新一
そんな彼を村野里美とその友達は冷たいと感じます
里美の反応から自分が冷たいことに気付いた新一は深夜、加奈が死んだ場所に行き疑問に思うミギーに悲しみを忘れたくないと話しました
その様子を田宮良子に雇われた探偵の倉森に目撃されます
カメラ撮影しようとした彼をミギーは即座に殺そうとしますが新一はそれをおさえ彼を逃がしました
ミギーは分裂して攻撃しますが倉森を殺し切れず、新一に戻り彼を追うように指示します
結局倉森に逃げられ警察や寄生生物の組織の襲撃に怯える新一ですが何も起こらず、再び倉森を発見すると彼に化け物呼ばわりをされて新一はすくみました
そして何か起こる前にと里美に会うことにしましたが、秘密を打ち明けられない新一に里美は愛想をつかされてしまいます
秘密を打ち明けようとする新一に対し、ミギーは変形して脅すので新一は諦めました
新一とミギー、2人の共生にこれまでにない緊張が走った名シーンです
1位 新一とミギーが慣れた様子で寄生生物を倒すシーン
「どうあがいても首から下──
人間部分は弱点なのだ
弱点さえ守りきれればいずれは勝つ」
第38話より
宇田守とパラサイト改めジョーの協力で倉森を説得した新一とミギー
倉森は雇い主が寄生生物だと知り、それを調査すると助手の阿部が寄生生物の三木にやられてしまい新一とミギーに協力を求めます
阿部が失踪した地下駐車場には何もありませんでしたが、血と臓物の臭いがしました
そこは寄生生物の食堂でなんと人間を連れた寄生生物がやってきます
新一は見捨てることができず寄生生物と戦うことにしました
ミギーの指示で新一は避けることに集中し、その間にミギーが敵の人間部分を攻撃勝ちます
すでに手慣れた2人のコンビネーションによるバトルが美しい名シーンです
両者が互いに伸びた触手で攻撃し合う引いた構図には見ほれました
しかしこれにより寄生生物の組織と敵対することになります
2人の運命やいかに…
次回の見どころ
寄生生物の組織から刺客の三木が新一とミギーに差し向けられます
不自然な笑顔とどん臭い動きの三木ですが、彼にはとんでもない秘密があって…
そして探偵の倉森の元にも魔の手が及び、人類VS寄生生物の対決が本格化していきます
コメント