「彼氏彼女の事情」第17巻のあらすじ
有馬総一郎は両親と雪野とともに蓼科（たてしな）の別荘に訪れました
そこで総一郎は実父と会った記憶がよみがえります
同じくニューヨークにいた井沢真秀と芝姫つばさらはジャズピアニストの有馬怜司と会い、彼が総一郎の実父であることを知りました
怜司は仕事で来日し総一郎を強引に連れて行きますが、総一郎は真意が不明な彼にどうしても魅かれる自分を自覚します
目次
ACT79★プレリュード
ACT80★ピアニスト
ACT81★コンサート
ACT82★テンペスト
ACT83★A BOY AND A MAN
津田日記
名シーンベスト3！
3位 雪野が総一郎に新妻おこしをするシーン
「…あなた
朝よ
おきて
んもう…
お ね ぼ う さん」
第79話より
冬休み、総一郎に誘われ雪野は彼の両親らとともに有馬家の蓼科の別荘に行きます
その際、別荘持ちで英語ペラペラ、乗馬もこなす絵に描いたような上流階級な彼に雪野は爆笑しました
井沢真秀と芝姫つばさはそれぞれ恋人に会いにニューヨークに行きます
そんな彼女らに佐倉椿らや雪野の家族はジェラシーを感じるのでした
雪野は別荘で鹿の首のはく製の壁掛けや屋根裏部屋などに大興奮します
そして朝、彼女は新妻のごとく総一郎の頬にキスして起こすと彼は悲鳴をあげるのでした
雪野のテンションの高さが可愛い名シーンです
そしてジェラシーを感じる雪野の家族らの視線も可愛くてなりませんでした
2位 雪野の変化を母親だけが察するシーン
「ん～～
雪ちゃん
このごろ大人っぽくなった？」
第82話より
別荘で実父の怜司が会いに来ると知った総一郎はその夜、雪野の部屋に来て一緒に寝ます
以前実母との時の自分を後悔している彼を見て、その時に予定外の妊娠をしてしまったことを雪野はまだ言えないと思うのでした
いつ明かそうか悩む彼女ですが、帰国してからのある日、彼女の母親が彼女の横顔から何かを感じます
その変化について雪野に問いますが、彼女は母に来年は大学生だからとごまかすのでした
それでも何かを感じている母親がいいなと思う名シーンです
1位 総一郎が怜司に魅かれている自分を自覚するシーン
「今日 ほんとたのしかった
子供扱いされたから
たぶん銃口を向けられたときから
魅かれていたんだ
はじめて
アタマも経験も体力も
すべてが“上位のオス”に会ったから
第83話より
総一郎の家に現れた怜司は総司によりすげなく追い払われましたが、それで諦めるような彼ではありません
バイクで総一郎と雪野の前に現れ、銃で脅して総一郎を後ろに乗せて夜の街を駆け抜けます
そしてバイクを海に捨てた後、総一郎に親としてしてやれることがあると言い暫く一緒に過ごすことになりました
怜司は総一郎の髪を切り高い服を買い与え、メディアの取材にも引っ張り出すなど連れ回します
夜のバーでは酒を飲ませ、どうしたいのかと聞かれれば悪いようにしない、もう日本に来ないから会うのも最後だと言いました
総一郎は初めて会うタイプの彼に振り回され、彼を好きになたことを自覚します
総一郎が夜目覚めると怜司はピアノを弾いており、そのそばによってピアノをリクエストするとぼやきつつ応えてくれ、総一郎は彼のピアノに魅了されました
少年が大人の男に異世界を連れ回されるという、なんとも耽美と言うか、総一郎が今までとまったく違う顔を見せた、なんとも味わい深い名シーンです
次回の見どころ
怜司に追い出された総一郎は義父の総司から怜司との過去を聞かされます
それは代々続く有馬の闇に囚われた人々の物語でした
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