「極黒のブリュンヒルデ」第9巻のあらすじ
カズミが最高の操網の魔法使い、フレイヤを出し抜き九(いちじく)の居場所を突き止めました
寧子は一緒に行く気になっている良太が以前自分をかばって瀕死になった時のことを思い出し彼を眠らせて置いていくことにします
しかし、敵の居城であっという間初菜とカズミはヴァルキュリアこと藤崎真子にやられてしまいました
寧子は真子にイジェクトされそうになりますが…
そして小鳥が覚醒し世界の破滅が訪れます
名シーンベスト3!
3位 良太が九にライダーキックするシーン
「お前なんかに…
黒羽を殺させてたまるか!!」
寧子は九の居城に一緒に来るつもりの良太を天文台で失神させて置いて行くことにしました
寧子、初菜、カズミの3人が居城に潜入するのですが、あっさりと真子に見つかり初菜は粉みじんに、カズミは首をはねられます
寧子は真子が妹だからと連れていきますが、九の命令で泣く泣く彼女をイジェクトすることにしました
その時、我らが主人公、良太がライダーキックを九の顔面に叩き込み寧子を助けます
ここぞという時に期待通り助けに来てくれた良太が最高に格好良い名シーンです
最強の魔法使いである真子が呆気にとられているところもまた最高な文句なしの名シーンでした
2位 九が真子をかばって死ぬシーン
「人の優しさは愚かしさじゃない
人間の強さだ
自分の命だけを守るのなら
動物と同じだ」
ヘクセンヤクトが真子を殺すため、彼女の魔法を封じて銃撃しますがなんと九がかばい失敗しました
みんなが彼がそんなこをするはずがないとその行動に驚きます
九は自分の妹の脳を食わせたグラーネを覚醒させようとしたのは自分の命を永遠にするためではなく、妹を復活させるためだったと明かしました
彼は感情的で愚かな人間だと知られたくなかったと言い、小鳥に宿った妹が最後に行った誰かを悲しませないでという言葉から真子をかばったのです
良太は彼の死を見てなぜ自分の優しさを認めなかったのか理解ができないと言いました
そして真子は彼の死を悲しみ人を滅ぼすことにします
九という多くの人を死に追いやり、最期に一人だけ助けたという複雑な人物の最期を描いた名シーンです
1位 良太が小鳥をイジェクトするシーン
「小鳥…
お前を人殺しになんかさせない…
全部おれが背負う」
小鳥のハーネストに入っている特別なドラシルであるグラーネが覚醒しました
その力は最強の魔法使いである真子の魔法を封じ、圧倒します
小鳥は良太と寧子を助けましたが、すぐにグラーネが孵卵し始め地球の全生命が滅びる危機が訪れました
グラーネは大地を大きく削り、そして地球を覆うと全生命が死滅するアイン・ソフ・オウルという光を出しラグナロクを始めます
良太は小鳥の命と地球の全生命のどちらかを選択しないとならず涙しました
そんな彼を九は覚悟も信念もないと断じ真子に小鳥をイジェクトするよう命じます
しかし、良太は小鳥を人殺しにさせないと自分で小鳥をイジェクトしました
小鳥は良太に感謝して融けていきます…
どうにもならない現実に主人公が決着をつけた、涙なしには読めない名シーンです
次回の見どころ
暴走した真子!
最強の魔法使い相手に寧子は真の力を解放して立ち向かいます
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