「極黒のブリュンヒルデ」第16巻のあらすじ
浜辺にいた寧子らの前にマキナが現れ、寧子を連れて行こうとしました
止めようとした良太は首をはねられ、佳奈をかばって美奈は胴体を真っ二つにされます
どちらを初菜の魔法で生き返らせるかで佳奈とカズミは対立しますが、結局良太が選ばれました
良太は小五郎が突き止めたヴィンガルフの正体を彼に聞かされます
さらわれた寧子はマキナに再生した宇宙人のプロトタイプに会わされますが、宇宙人は目覚め、そして人間は作物だと言いマキナを食い殺しましたが、不完全だったので絶命しました
そして悩む良太の前にアフロディーテを名乗る少女が現れます
名シーンベスト3!
3位 マキナが宇宙人に食べられるシーン
「人間が小作人だと?
調子に乗るな
お前たちは作物そのものだ」
マキナは寧子を再生した出来損ないの宇宙人の前に連れて行きます
すると寧子はなぜかその宇宙人に強くおびえました
その時、宇宙人が入っていたケースが割れ、宇宙人は人の姿になり立ち上がります
マキナは宇宙人の前では魔法が使えませんが、素手で宇宙人を殺すことにしました
しかし寧子は彼を止めようとしますが、宇宙人は背中の羽根を変形させ、巨大な怪物の頭にしてマキナを食い殺してしまいます
そしてマキナが言う人間が宇宙人の小作人だったことを否定し、人間はただの作物だと言うのでした
あっさりとアメリカ大統領を殺せるマキナをあっさりと食べ殺してしまう宇宙人
そんな彼でさえおびえるロキという存在を高千穂は復活させているそうです
一体これからどうなるのかと期待させてくれる名シーンでした
2位 小五郎が良太にヴィンガルフの正体を告げるシーン
「まんまとヴィンガルフが釣れたぞ
喜べ
概ね私の推定通りだ」
小五郎が寧子を失い悩んでいる良太の元に現れ、ヴィンガルフの正体を明かしました
ヴィンガルフによるホワイトハウスへの攻撃ですが、小五郎はヴィンガルフが何か無茶をするであろうと人工衛星軌道データをモニターしていたと言います
突然軌道を変えたのはEUが打ち上げた科学観測衛星で、所有しているのはドイツのドレスデンの工業企業
その取引相手には日本の組織があり、名前を国立高次生命機構研究所と言います
ついに良太はヴィンガルフの正体にたどりつくことができました
小五郎の暗躍は失敗していたのかと思っていたらそうではないことが分かった名シーンです
1位 佳奈が死んだ美奈に謝るシーン
「村上を見捨てるのは
そのナイフで私を殺してからに
してくれるか」
マキナは寧子を連れて行くために良太らの前に現れました
寧子が掴まれた腕を振り払うと彼は寧子の右腕をねじって骨を折ります
それを見た良太は彼につかみかかると首をはね飛ばされました
寧子は初菜が助けられるのは一人だけなので大人しくついていこうとすると、佳奈が来て寧子に何やら耳打ちをします
それを怒ったマキナは佳奈を殺そうとし、佳奈はナイフ片手に立ち向かうと、彼女をかばった美奈が胴体を真っ二つにされました
マキナが去った後、佳奈は初菜に美奈を生き返らせることを求めますが、カズミは良太を見殺しにするなら自分を殺してからにしろと言い、佳奈は泣き叫び美奈に謝るのでした
助けられるのは一人だけ、命を選別しないといけない…良太のために死ねるカズミ、他の人も見捨てられない佳奈という何とも過酷な状況を描いた名シーンです
次回の見どころ
ついに良太がヴィンガルフに捕らえられます
その意外な理由とは!?
物語はクライマックスへ…
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