前回までのあらすじ
壮絶なミッションの果てになんと独り生き残ってしまった玄野。追加メンバーがないまま、新たなミッション、チビ星人編が始まろうとしています…
怖いものは怖い…玄野は恐怖に怯え…
前回の壮絶なミッションのことを踏まえ、重装備で挑む玄野。場所はどこかの屋上です。1匹見つけ、屋上間を跳躍して飛び越えます
星人は小さく、スピードがあります。それなりにパワーもあるようです。タイマンでは勝てないと見た玄野は、以前田中星人の親玉をやっつけた時のように、空中では動けまいと、屋上間を跳躍し、星人が飛んだ隙を狙い撃ちします
あっけなく飛び散る星人に銃を向け、とどめを刺そうとすると、加藤のことを思い出してしまいます。加藤のように捕獲銃を持ってくれば良かったと後悔します
すると、無数の星人に囲まれてしまいます。念動のようなもので、「許すまじ」と頭に響いてきます。多勢に無勢、吹っ飛ばされ、両腕を引きちぎられます。しかし、運良くスーツだけがもげ、腕は無事です。敵わないと見た玄野は、先程の跳躍作戦で星人を仕留めていきます
作戦を星人に読まれ、今度は玄野が逃げ惑うことになります。恐怖に怯える中、何とかタイムリミットが過ぎ、部屋に転送されて来ますが、採点は－46点と今までの持ち点全てを失ってしまいます
日常生活にも星人が現れる恐怖
日常生活でも恐怖を抱えながら過ごす中、学校で和泉達と人生ゲームで遊んでいると、罰ゲームで目立たない女の子に告白することになってしまいます。しかもなんとOKを貰ってしまいます
場面変わって、学校に中野という生徒が二人いることが分かります。もう一方は星人で、玄野を探しに現実世界にまで来たようなのです。他の生徒を虐殺してきた星人（姿は中野）が玄野の教室までやってきます。クラスの奴らより自分の命の方が大事だと玄野は教室を出てしまいます
教室は星人による殺戮の中、和泉が机を武器に星人とやりあいます。まるでここが自分の居場所のように活き活きしています。見事な反射神経で星人を倒した和泉。すると殻が破け、中からチビ星人が出てきます。和泉は椅子を盾にしますが、吹っ飛ばされてしまいます
校内放送で避難指示が出る中、スーツを着た玄野が現場へ向かうと、同級生の無残な姿とチビ星人が。なんてことをしてくれたんだと憤る玄野ですが、正義はこちらにあるとチビ星人は譲りません
警官が現場に駆け付け、銃を発砲しますが、効きません。教室の中に告白した女の子がまだ生きていることを知った玄野は、彼女を連れて逃げ出します。屋上に追い詰められた2人は、必死で中庭にダイブして逃げます。中庭に機動隊が待機していて、星人を取り押さえようとしますが、とても無理です。全員で無茶苦茶に発砲するところで、この巻は終わります
まとめ
前回のミッションがあまりに壮絶だったこともあり、玄野は恐怖に怯えています。そんな中、独りきりでのミッションという追い打ちもあり、強気だった玄野は影を潜め、始終逃げ腰になってしまうのは致し方ないかと思ってしまいますね
このような戦意のない戦い方をしていると、持ち点が－（マイナス）になるという点も見逃せません。西曰く100点取れば何かがあるはずですが、このままでいいのでしょうか？
そして、星人が現実世界にまで来て、仕返しに来るというのも恐ろしいものです。今までは現実世界は器物破損はありましたが、星人が出てくるということはなかったので、現実でも休まる場所がないのは精神的にも追い詰められそうです
しかし、前巻の件といい、和泉のまるで星人との闘いを楽しむかのような様子は、異様に見えますね。果たして彼はガンツのどこまでを知っているのかも謎が残ります
現実世界にまで浸食し始めたGANTZワールド、次巻もご期待下さい！
おまけ
皆さん既にお気づきの方多いと思いますが、GANTZには各話扉絵にセクシーな美女が毎回描かれています。基本的に本編とは関係ない美女が毎回描かれています。息抜きに毎回チェックしてみては如何でしょうか？
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