「GANTZ」第10巻の深まる謎と思わず熱くなるバトルシーン~新キャラ登場!玄野は混迷から安定期へ~

前回までのあらすじ

現実世界にまで現れたチビ星人に襲われ、告白した女の子を連れて逃げる玄野。中庭で警察の一斉射撃が始まりますが…

チビ星人撃破!玄野は成り行きに任せ…

蜂の巣にされたチビ星人ですが、まだ生きており、警察達を一掃します。女の子を囮にして玄野が死角から銃を撃ち、星人を倒すことが出来ます。警察官の一人に目撃されますが、すぐに死んでしまったためか、ガンツからの制裁はありません

結局玄野のクラスで生き残ったのは女の子(小島多恵)と和泉の3人だけで、3人とも別のクラスに編入させられます。事件もマスコミに取り上げられますが、真相究明には至らずといったところ

玄野はいつの間にか毎日多恵と帰ることが日課になってきます。多恵を部屋に連れ込み、成り行きで事を済ませることも

例のGANTZのホームページを見返す玄野。特にカタストロフィという言葉が気になります

新たな登場人物!超能力を使える人物が…

自殺志願者がドアノブを使って自殺しようとしています。2ちゃんねるらしきサイトからサカタという人物から「お前を助けることができるかもしれない。俺と会ってみろ」というコメントがあり、自宅で会ってみると、案の定説得されそうになり、追い出そうとすると、サカタは不思議な能力を発揮します。なんとコーヒーの液体部分だけ空中に浮いているのです

サカタは能力をお前にやると言います。今度は彼の心臓の鼓動を早めたり、彼を宙に浮かべたりします(能力を使うと鼻血が出るようです)。サカタもいじめられ、ある人物から能力を教わり、いじめた奴らを心臓麻痺で殺したというのです。男の子は自分も体得して殺したいと願います

サカタはライターの炎の残像を自由に動かせるようになれと言います。懐中電灯をつけて見える埃を指で輪っかを作って埃が輪に吸い込まれるようにイメージしろとも言います。男の子の視床下部と大脳基底核の一部に細工をしたとも言います。男の子は一人特訓します。徐々にコツを掴んできて、7時間で会得します。その後更に負荷を上げ、時計の針を進めたり、消しゴムを粉々にすることまでできるようになります

2ちゃんねるトンコツという人物から、死なないでと書き込みがあります。やり取りをして、説得されそうになりますが、結局学校に登校し、いじめていた奴らを能力で殺してしまいます。警察に呼ばれ事情を聴かれ、淡々と状況を説明します。警察官から「3人のこと憎かったろう…殺したいくらい」と言われますが、「殺せるくらいならいじめられない」と言ってその場を去ります

トンコツからメールが来て、会うことになります。なんとトンコツ女性でした

更に新キャラ!今度は武闘派登場!

また新たなキャラが出てきます。武闘派で博多から上京してきたようです。この街で一番強い奴を探していると聞きまわり、大勢のならず者が集まります。30~40人くらいの集団をものの見事にやっつけてしまいます

とある高校に道場破りに行き、ボスらしき人物も一蹴してしまいます。名前を風大佐衛門と名乗ります。もっと強い奴を求め、ボクシングジムに行き、世界チャンプのメキシコ人にも挑み、何と倒してしまいます。そして、なんと玄野の高校でも同じことをやり、降参した不良は、玄野を呼んで来いと言います

玄野はスーツの力で不良達に一目置かれています。成り行きでバトルすることになります。の圧倒的な技になす術なし…と思いきや、やはりスーツを着ているため、効きません。逆に体当たりして飛び掛かり、は負けてしまいます。は納得がいかないようです

ひと時の平和な、かけがえのない時間

多恵とは完全に恋人関係になっている玄野。一緒にご飯を食べたり、ハムスターを飼ったり、出掛けたり、ラブラブ状態です。和泉玄野多恵が付き合っていることに納得いかないようで、多恵をデートに誘いますが、多恵は断ります。守るべきものが出来た玄野ずっと一人だったが今は一人じゃない、ガンツの部屋から絶対に生きて帰って来ると誓ったところで、この巻は終わります

まと

チビ星人を倒してから、新しいキャラが出てきます。明らかな伏線のように思われますが、個性豊かな面々が、今後ストーリーにどう絡んでくるのか気になるところです。超能力を身に着けて人を殺してしまった少年(チェリー)にサカタトンコツ、そしてとどれもキャラは立っています。彼らの今後に目が離せませんね

また、今まで孤独と闘ってきた玄野は多恵との交際から、守るべきものを見つけ、生きたい、生きてガンツの部屋から帰って来たいと強く願います。これも大きな心境の変化です。イケイケから絶望、恐怖と移り行く感情が、一気に安定へと変わった中、果たして玄野はガンツでの闘いでどんな反応を示すのか気になります

まだまだ一筋縄ではいかない展開が待っています、続巻も読みましょう!!

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