前回までのあらすじ
黒い球の塊のようなものからビー玉のように射出される攻撃により、ほとんどのメンバーがスーツの耐性がなくなってしまいます…
風の孤軍奮闘も…
タケシが瀕死の状態になり、風は迫りくる恐怖をなんとか抑えて星人に挑みます。得意の格闘戦で徐々に打撃が当たり、ダメージを与えていきます
顔を飛ばし、勝負あったかに見えましたが、やはり再生してきます。更に格闘戦が続きますが、徐々に星人の打撃が的確に当たってきます。風はタケシのことを想い、起死回生の得意の体当たりを決めます
分裂した星人も他のメンバーが銃で撃ち、残り一匹になります。風が最後の欠片もやったかに見えましたが、僅かな欠片からまた再生してしまいます
風は諦めずに打撃を打ち込みます。しかし星人からは「飽きた」と言われ、パンチを貰い倒れてしまいます。星人は他の場所に移動します
総力戦となった大阪編の結末は…!?
今のうちに逃げるか相談していると、諦めかけていたメンバーに加藤が自分たちで止めをさそうと宣言します。岡が言っていた意識の外、感知のできる範囲の外から不意打ちの遠距離狙撃をすることになります
囮として加藤が残ることになります。杏は加藤に告白し、死なんといてと言います。生き残ったらお互いの守るべき人と4人で一緒に住もうと誓います
星人は岡を殺して戻って来ます。加藤は星人になぜ俺たちは殺し合っているか質問します。星人は神の存在ついて話ます。この一瞬の隙を狙って杏、レイカ、桜井が遠距離狙撃します。狙撃は星人の予測外のことで、的確にダメージを与えていきます
星人は光線を出してきますが、杏達の位置を把握している訳ではありません。加藤が大きな銃を取ろうとした時、光線で両脚をやられてしまいます。しかし、なんとか這い上がり、大きな銃を持ち、構えます
すると杏が間に入って撃って出ます。「きみを死なせへん」という想いと共に、杏はやられてしまいます。加藤は銃を撃とうとしますが、既に気づかれています
そこへ後方からホストが刀で攻撃します。気を取られた星人の隙を見て、加藤が大きな銃で止めを刺します
タケシから転送が始まります。男子は加藤に絶対に杏を生き返らせると誓います
続々とガンツの部屋にメンバーが戻って来ます。ホストも戻って来ます。最後に加藤も戻って来ます
採点と玄野復活!そしてカタストロフィとは!?
採点が始まります。稲葉、レイカ、桜井(もうチェリーではないそうですw)、おっちゃんは0点、パンダはなんと40点!タケシは26点、風は35点、ホストは42点、女の子(キルビル)は0点、西は75点、そして加藤は100点です!!
加藤は一瞬弟のことを思い浮かべますが、迷わず玄野を生き返らせます
状況を呑み込めない玄野に事情を説明し、加藤は一緒に自由になろうと誓います
そこで、西が突然ガンツに「Katastrophe(カタストロフィ)」と言い、数字が表示されます。これが人類に残された時間だと言います
西は核戦争が有力だが、まだはっきりしない、強力な軍備を持つ者が地上を支配すると語り、去っていきます。残された時間はあと7日と23時間…というところでこの巻は終わります
まとめ
GANTZ史上最凶の、壮絶かつ混沌の大阪編が終わりました。特に大阪チームは多くの死者が出て、圧倒的な絶望的展開が続きましたが、最後の一筋の光を手にした東京チームの活躍には、思わず胸が熱くなりましたね
加藤は約束通り玄野を生き返らせます。これで初期の二人が一緒に闘っていくことになるかと思うと、成長した二人から、今後どうなっていくのか希望も生まれてきます
しかし、突然西から発せられたカタストロフィという言葉の意味するものはなんなのでしょう??以前西と和泉が話していた場面がありましたが、まだ全貌は分かりません。核戦争のようなものとは?世界規模の闘いなのでしょうか?
とにかくガンツの部屋に戻って来ると一種の安堵感と言いますか、ほっと一息入れられますね。次巻も読みましょう!!
おまけ
ガンツの採点時のネーミングセンスや小ボケが面白いと思った方いらっしゃると思います。単純なダジャレやキャラを的確に捉えたネーミングセンスには、基本的にシリアスかつ緊迫感のあるGANTZの中で、扉絵と共に一種の清涼剤のような役割を果たしていると思います。そんなガンツの表示にも注意を向けてみるのも面白いと思いますよ!
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