「ダイの大冒険」37巻の数々の激戦と成長譚~双竜紋が一つに…ダイ最後の覚醒で同じく鬼眼王に覚醒したバーンとラストバトル!勝者はどっち!?感動のエンディング~

前回のあらすじ

最後まで諦め切れないダイは残りの瞳の「玉」8つをポップ達に集めさせ、しっかり持っていて欲しいと言います。ダイは一大決心し、俺だけで闘うと両拳に竜の紋章を浮かび上がらせます。双竜紋です。ダイが最後の手があると発言します…

ポップ達はバーンパレス脱出成功

ダイ双竜紋の力を最大限発揮することで、例え正気を保てなくなっても地上の未来を救うために闘うと言います。するとポップレオナが穴に落ち、バーンパレスの奥深くに閉じ込められてしまいます

ダイはキレ、拳の2つの紋章が一つになりダイの頭上で輝き始めます。バーンカラミティエンドを放ちますが、簡単に防ぎ、バーンの角を折ります。バーンダイの変貌に、バランの面影を感じます

覚醒したダイは圧倒的な力を発揮します。一方的な格闘戦に、バーンも最後のもがきをします

バーンパレスの心臓部に落とされたポップ達は脱出を試みますが、マァム閃華裂光拳ポップメドローアも効きません。ドルオーラ級の威力でないとこじ開けられないと感じたポップグランドクルスを、瀕死のヒュンケルではなくアバンにやって貰うことを思いつきます

しかしヒュンケルが自分でなければ代償として死んでしまうと割って入ります。揉めているとヒムが自分が放つと横入りします。人間が好きになったヒムは、グランドクルスを放ち、その隙にポップルーラで脱出します

ポップ達は無事脱出し、バーンパレスは地上に落ちます。フローラ達とも合流し(フローラアバンが死んでいると思っていたのでアバンが生きていて気絶します…)、喜びを分かち合いながらも、ダイのことを案じています

最終決着

勝機がなくなったと悟ったバーンは最後の切り札・「鬼眼」の力を解放し、おぞましい姿に変貌します!鬼眼王と化し巨大化したバーンは強力で、覚醒したダイですら手が出ません

ダイは竜闘気を全開にしてドルオーラを放ちますが、効いていません。ダイの剣バーンに刺さったままで、ダイは剣さえあれば…と感じつつ、バーンの鋭い突きを腹に食らって倒れます

最早これまで…というところで、太陽の光と共に突然目の前に真魔剛竜剣が現れます!両親の面影を感じたダイは、「太陽になって皆を天空から照らすよ…さようなら」と剣を引き抜き一閃します

打ち砕いたかに見えた中、バーンも鬼眼を閉じ、寸でのところでダイを殴り上げてしまいます。そのままダイは掴まれますが、ポップの「閃光のように…」という言葉を思い出し、腕を討ち破って脱出し、ダイバーンに刺さっていたダイの剣をそのまま鬼眼諸共一閃してしまいます

バーンは宇宙上で爆発します

感動のエンディング

ダイは空から降って来て、受け止める役は誰にも譲らないとポップダイを受け止めます。皆で掴んだ勝利、和気あいあいと喜びを噛み締めていると、首を抱えたキルバーンが現れます!実はキルバーンではなく、ピロロが本体だったと種明かしし、キルバーンの頭部には黒の核晶があるのです!

咄嗟にレオナヒャダルコを放ちますが効きません!アバンは羽を投げピロロを弱らせるとマァムが拳で倒します。キルバーンダイポップが持ち上げたままトベルーラで上空に飛び、ダイはワザとポップを地上に落とし、そのまま空中で爆発します

それから数週間、ダイ捜索は続きましたが、行方を掴むことは出来ませんでした。しかし、ダイの剣の宝玉は光っており、どこかでダイは生きているという証拠、岬にダイの剣を刺し、皆でダイの帰還を待ちます

各々の未来が描かれ、勇者ダイが再び帰って来るその日まで…という感動のエンディングでダイの大冒険は終わります

まとめ

ポップ達はバーンパレスの心臓部に閉じ込められ、脱出が困難になりますが、四苦八苦の末、グランドクルスなら効果があるかもと閃きます。それを放ったのはアバンでもヒュンケルでもなく、ヒムだったのです

ダイの大冒険では敵だったキャラが改心し、仲間になるくだりがお約束ですが、ハドラーを宿したヒムでさえ、人間のことが大好きになり、例え身を挺しても頑張る姿は、本当に心動かされます

ダイバーンの頂上決戦は、竜闘気の覚醒でダイ優勢から鬼眼王バーンの覚醒と2転3転し、どちらが勝つのかハラハラさせますが、伏線としてダイの剣バーンに刺さったままだったものを、最後に一閃するという最高のラストでバーンはついに地球上から消滅します

世界を救ったダイ、親友であるポップとの抱擁が至極ですが、キルバーンピロロの最後の悪あがきに、ダイポップを救い、自分だけ犠牲になる道を選びます

果たしてダイが帰って来ることはあるのか?疑問は残りますが、ダイの剣の宝玉は光ったままで、きっとまたフラっと皆の前に現れてくれるだろう…そんな一縷の希望を残しての感動のエンディングでした

終わりに

如何だったでしょうか?ドラゴンクエストという超人気ゲームを更に不動のコンテンツに押し上げた要因として、このダイの大冒険がなした功績は計り知れないです。冒険・ファンタジー漫画でしたが、とにかく敵キャラだったものが改心して仲間になっていくという、拳を分かち合った者同士が心を通わせる姿が印象的でした。工夫を凝らし飽きの来ない戦闘シーン等、ダイ達の成長譚に何度でも会いに行きたくなりますね!最後までご覧頂きありがとうございました

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