前回までのあらすじ
内容はE組を酷評するもので、全校集会で読んだら’’管理委員長’’に加え一流大学への推薦も約束され、竹林は殺せんせーにビジュアル系メイクを施されあくまで生徒想い、改心しE組賛辞のスピーチを行い理事長のベスト経営者の盾を破壊し烏間が二学期から暗殺に火薬を取り込むとE組に戻って来た竹林に暗記を促します…
プリン爆殺計画(笑)
国が卵の生産調整に失敗し供給過多となり、茅野はブッ飛んだ計画を考え付きます。名付けてプリン爆殺計画で(笑)好物の底に爆薬を密閉、竹林の発破でドカンだと…自重に気を配り味変を加える等工夫しサポート向きに見えて実は行動力のある茅野です
せんせーは涙し喜び爆食い、休憩で巧みに爆弾を外してしまいます。皆に残りのプリンを山分けし、プリンマニアもE組では立派な暗殺者です。火薬に続く応用暗殺訓練はフリーランニングで烏間は俊敏な動きを披露、熟練して極めればビルからビルへ忍者の様に踏破も可能です
うずうずしたせんせーはケイドロを提案、烏間は緊張感がありつつ生徒も楽しめる理想の訓練だと同調します。俊敏な烏間は岡島・速水・千葉・不破・菅谷・ビッチ先生と一気にアウトにします。2人のコンビは無敵ですが良い訓練となり、収賄から全員脱獄です!
ここでせんせーの甘さが際立ちチームワーク0ですが、烏間は機動力に優れた4人組に警戒し圧倒、勝利に見えて実は囮でプールに潜む渚達をせんせーが水中から捕まえる事は出来ずタイムアップ、泥棒側の勝ちです。泥棒の方が向いてると言われますが、ここに来て椚ヶ丘市で下着ドロ多発です
下着ドロ事件からイトナ・シロ暗躍
新聞の報道は明らかにせんせーで物証もあり、出席簿の女子の横に全員のカップ数が調べてあります(笑)ボロボロ証拠は残さないはず、偽物悪役の仕業としE組は某芸能プロの合宿施設に忍び込むとせんせーもおり、別に黄色い頭の大男も出現、捕まえるとそれは鶴田でした
これは囮でイトナが檻にせんせーをハメ、シロの計画です。完全に劣勢のせんせー、イトナの勝ちに見えましたがせんせーも学習し強くなり触手の一部だけを圧縮しエネルギーを取り出し照射、シロはイトナに見切りを付け去り彼の世話を辞めたら触手が激痛で神経を蝕み常人なら3日程で狂い死ぬのです
イトナは行方不明で複数の携帯ショップが破壊され彼の仕業です。せんせーは先回りしイトナを諭し、ここで対先生物質の粉爆弾からシロの第2の矢です!イトナを捕えせんせーは傷つきながら後を追います
イトナE組正式加入!
ネットも対先生繊維で圧力光線から狙いはイトナでせんせー服と風圧で防ぎます。無力のイトナが諦めかけた時、E組加勢で狙撃手を捕え形勢逆転です。せんせーはシロに周到な計画も生徒達を巻きこめば台無しになると忠告しシロはイトナを置いて去ります
触手細胞が強く癒着して離れず、彼の力への執着を消さねばならず携帯ショップを狙ったのも両親の町工場が倒産した腹いせだったのです。対先生ネットをリメイクしたバンダナで寺坂はイトナの心を開かせようとラーメン・バイク・小説と畳みかけますが触手の発作でまた暴れ出します
イトナの攻撃を喰らっても寺坂は気丈で逆に諭し、目から執着の色が消え’’問題児’’イトナもE組加入です。電子工作得意で知能も高く、シロから聞いた標的の急所=’’心臓’’がネクタイの真下で当てれば絶命出来ると…ラジコン戦車はエロと殺しとモノ作りという男子のツボを掴みますがイタチにやられます
殺意が結ぶ皆の絆深まる中、シロはあの教室にイトナ以上の怪物がいるとし、それでもダメなら最終兵器を用意すると凄む所でこの巻は終わります
*番外編 最強ジャンプ出張編が載ってます
まとめ
今まで多くの漫画のレビューを書いて来て各作者のアイデアにはいつも目を瞠るものがありましたが、暗殺教室のプリン爆殺計画には驚きました(笑)私は昔宅配バケツプリンが流行っており同僚と注文した事があるのですが、それでもかなり大きかったので、今回はその規模を越えるデカさです
食した結論としては、話の種的にはアリですが大人数でも食べきれない量で、やはり適量を楽しむのが良いと痛感したものですが(笑)今回は匂いにも敏感なせんせー巧みに爆弾除去し生徒にも食べさせるという彼が一枚上手でした。アイデア的には非常に面白かったですね
イトナ・シロの一連の差し金もイトナの過去も相まり同情の余地があり、町工場がハイテクに取って変わられるのも時代の流れで致し方ないのかもしれません。この変化著しい世の中生き残るのは本当に大変です。そういった意味で漫画はまだまだ可能性を秘めたコンテンツと言えるでしょう
シロが危惧する怪物=渚の気配があり、主人公格だけにその秘めたる暗殺能力には期待も膨らみますが、ダメなら最終兵器と意味深です…11巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
アニメ映画として劇場版「暗殺教室」365日の時間があります。暗殺教室卒業から7年後の“クラス会”前日譚、旧校舎を訪れた渚と業の想いとは…という興味深い内容です
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