前回までのあらすじ
鷹岡に出て行って下さいと答えを出し激昂も烏間が抑え、理事長がクビにして烏間復帰です。真夏にクーラーもないE組、プールは本校舎なので炎天下の山道を1km往復=「E組 死のプール行軍」と呼ばれています。すると殺せんせーが裏山の沢をプール同様にしてくれこれだからせんせーは殺し辛いのです!
自由に満喫するとせんせーは口煩く指導、プールマナーにやたら厳しいです。流れでせんせーが泳げないという致命的弱点が露見、水殺がこの夏の研究の一つになりそうで、茅野が溺れ片岡が救い水の中なら出番かもねと不敵です…
弱点露見もマッハの水掻きでカバー
片岡は殺せんせーを水中に引き込み髪飾りに仕込んだ対先生ナイフでいつでも殺れる準備はしてると凄み、流石「イケメグ」なのです。律から多川心菜からメールと言われ暗い顔で会いに行き、勉強を教え私の事殺し掛けたのにと過去の出来事から共依存関係になっています
せんせーは1人で背負わず任せなさいと心菜に水泳を教え、付き添いの渚はせんせーが泳げるかが今後の暗殺で重要な事だと見極めます。ーけのびーからーセルフ流れるプールーで水着を脱ぎ、ーセルフ波のプールーでマッハで周りの水掻き出してます(笑)
片岡は離岸流について語りパニックを抑え心菜は水が怖いの克服し、せんせーは察しの通り泳げないと明かし水を含むとほとんど身動きとれなくなりますが落ちない自信があり片岡1人なら相手出来ると強気です。夏のE組専用プールがオープンしますがもっと大きな火種を呼ぶキッカケになります
寺坂がプールを破壊しますがせんせーは瞬時に直してしまいます。村松は成績が上がり「模試直前放課後ヌルヌル強化学習」に心酔しており、吉田もせんせーとバイクの話で盛り上がり寺坂は殺虫剤で荒れます。寺坂はある人物から報酬を貰い再度プールを破壊します
シロ・イトナの攻勢を打開
イトナの性能をフルに活かす舞台作りでビジョンがない寺坂に決着は今日の放課後とけしかけます。鼻水の止まらないせんせー(笑)寺坂がプールに呼び出しすっかり暴君です。ところがシロはプールを爆破し生徒ごと放流し水に入って助けなきゃ7~8人死ぬ計算です
寺坂の銃はスイッチになっており、周囲の水を粘液で固めて浸透圧を調整出来るせんせーは薬剤の効果で出尽くしており水を防ぐ手段は無いです。イトナ達に操られた寺坂は懺悔し俺のせいじゃないとカルマに凄みますが殴られ人のせいにするなら自分の頭で何したいか考えたら?と言われます
明らかに動きの鈍ったせんせーにイトナの触手の魔の手が伸びます!寺坂は落ちこぼれのE組にモンスターが現れ取り残されたと感じます。せんせーが力発揮できねーのは原さん含め助け上げた場所が触手の射程圏内だからです…集中させない計算高いシロは恐ろしい奴です
寺坂はカルマに俺を操ってみろと煽りお前を軸に作戦立てるとノリ寺坂はイトナにタイマン張れと服を脱ぎます。触手の強烈な一撃を受けた寺坂ですが、昨日と一緒のシャツでスプレーの成分を至近距離でたっぷり浴びた物で怯ませ、その隙に原さん達を救出、ハンデがなくなります
シロは退き時だとイトナと退散し、寺坂は計画を練るより実行部隊として成長が楽しみな暗殺者です。クラスに馴染んだ寺坂に渚も喜びますが、せんせーの最大の弱点を見落としています
期末テストで’’五英傑’’とガチ勝負
期末テストで椚ヶ丘中学は成績が全て、1学期の総仕上げ・決戦の場です。せんせーは触手1本失うごとに20%の運動能力を失うとし、教科ごとに学年1位取った者には答案返却時触手を1本破壊する権利をあげるとチャンスを与えます…殺らす気にさせるのが本当に上手いのです
問題は理事長の妨害で、烏間は本人に確認し含みのある言い方ですが今回は小細工なさそうです。A組が自主勉強会を開き音頭を取る中心メンバーは’’五英傑’’と呼ばれる天才です。荒木・榊原・小山・瀬尾・浅野=理事長のひとり息子…というメンツです
全教科パーフェクトな浅野と各教科のスペシャリスト達で、5人あわせりゃへたな教師より腕は上です。磯貝は図書室利用予約のプラチナチケットをゲットしE組も懸命に頑張っています。浅野は理事長をサッカーボールで蹴りE組の秘密に迫ります
図書室で五英傑と勝ち合い神崎・磯貝・中村・奥田とコマは揃っており5教科でより多く学年トップを取ったクラスが負けたクラスにどんな事でも命令できるとし、この賭けはテストの後の暗殺を大きく左右する事になります
浅野は「勝者と敗者の協定書に同意する」と一つだけの条件を出しますが、中身は全50項の両者WINWINどころか奴隷状態です。理事長の息子でA組絶対的エース、椚ヶ丘の頂点です。せんせーは逆に勝ったらこれをよこせと命令しては?と提案し、ご褒美の触手に加え充分に出揃います
’’門スター’’が待ち構える中ついに試験当日、律役に替え玉も用意し闘技者として闘いのゴングが鳴る所でこの巻は終わります
まとめ
せんせー唯一の弱点として水中に引き込む事が重要となりますが、マッハ20の水掻きは強烈で逆にE組の危機を救うヒーローです。片岡・寺坂もせんせーにお株を奪われ却ってE組の結束は高まります。シロ・イトナの謀略もなんのそののせんせー無双続きます
時は進みいよいよ期末テスト、ここで’’五英傑’’が立ち塞がります。特にトップに君臨する理事長の息子=浅野が厄介で、彼の明晰な頭脳から放たれる難題にE組は苦しむ事になります。E組も神崎・磯貝・中村・奥田とコマは揃っており、1教科でもトップを狙えるチャンスはあります
浅野は「勝者と敗者の協定書に同意する」と一つだけの条件を出し中身は絶対服従で何としても避けなければE組の立ち位置は変わりません。せんせーの触手を潰せる絶好のチャンス、’’五英傑’’という壁をE組が越えられるか興味深いですね!7巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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