前回までのあらすじ
2人は律の分析から絶対に外せないという重圧を感じ練習とは違うと皆疲れ過ぎです。これはクラスの半数がウィルス感染しており、普久間殿上ホテル最上階まで1時間以内に賞金首を持って来いと脅されます。打つ手なしの中殺せんせーは律の分析から最上階を奇襲し治療薬を奪い取る気です
敵は明らかなプロの者、崖もモノともしないE組訓練の成果が出ており、烏間の指揮で隠密潜入から奇襲への連続ミッションでいつもと違う標的相手に19:50作戦開始と吠えます…
先生2人を失うも先へ進むE組
身軽な岡野中心に崖登り、律が電子ロックを開け監視カメラも細工します。内部マップ表示でエレベーターは使用できず階段を登るしかありません。ロビーは早速最大の難所で非常階段は近いも警備が多いです。ここでビッチ先生のお色気から’’幻想即興曲’’のピアノ演奏で警備を釘付けにし突破します
居残り組は犯人が「感染力は低い」と言っていたように経口感染…飲食物等に混入されたと考えます。ホテルに普段着で来させたのは客のフリが出来るからで、第三者は’’ガストロ’’と迎撃準備万全です。寺坂はガスで襲われ不破はサービスドリンクでウィルス盛ったと犯人特定します
魔人探偵脳噛ネウロの宣伝も入り(笑)烏間室内用麻酔ガスで昏倒、ところがニーキックをキメて力尽きこれで先生2人失います。せんせーは体育だけ容赦無くここまで来たらやるしかないと渚、’’ガストロ’’はつけ銃うめぇ…と変質者ですが実弾入りなのです
5F展望回廊で手で窓にヒビ入れた’’ぬ’’が多いおじさんにカルマがタイマン勝負、今回はアゴが引けており敗北からしっかり学んだようです
成長著しいカルマ
頭蓋骨を握り潰す程の握力も全部避け捌く烏間直伝の防御テクを見せ、カルマはE組でも戦闘の才能は頭一つ抜けています。素手勝負にこだわったカルマも’’スモッグ’’の麻酔ガスに襲われますがお返しし、腕ひしぎをキメ生徒達で拘束、実は素手以外の全部警戒してたのです
大きく成長したカルマは「隙が無い」一度の敗北を実に大きな糧にし将来大物になれる器です。カルマはわさび・からし攻めと容赦なく続いて6Fテラス・ラウンジでは女装した渚ナンパされ、矢田はヤクザの代紋で近づかせず巨乳なのにホレざるを得ない茅野っちです(笑)
絡まれた渚退散し男子粗相しますが岡野がカバー、突破し男子渚が女の子だとまだ思っています。突破しここからはVIPフロア、木村の挑発から寺坂・吉田のスタンガンで伸し、銃をゲットし2人に渡します。ボスは’’ガストロ’’を仕向けコンサートホールで待ち構え、2人の射撃をかわします
黒幕は何と何時ぞやの鷹岡と判明
’’ガストロ’’の射撃は正確ですがせんせー無敵形態の本領発揮、生徒に的確な指示に加え出席番号で呼び誰がどこにいるか分からなくなります。出席番号12番は囮で千葉は外したと見せかけ吊り照明の金具を狙い落とし、速水も続き’’ガストロ’’撃破、せんせーは用意できる教師でありたいと生徒を称えます
烏間復活で強く、律が最上階エリアを映し出し黒幕判明です。ここで寺坂ウィルス感染で発熱も渚に黙ってろと気張り、最上階では’’ナンバ’’で物音立てず移動出来ます!完全にボスの後ろを取りますがかゆいとお見通しで彼は何と鷹岡だったのです
屋上ヘリポートで茅野ではなく渚を絶対に許さんとし、この前のリターンマッチです。渚は土下座し懺悔、ところが鷹岡は治療薬入りトランクを爆破し渚の憔悴しきった表情に喜び、ここから渚反撃で殺…してやる…とナイフを持つ所でこの巻は終わります
まとめ
今回は隠密潜入から奇襲への連続ミッションという事で今までとは毛色の異なる描写で読者を魅了します。せんせー達の指導の元逞しく成長したE組、ウィルス感染した仲間を救うべく敢えて挑発に乗り次々と刺客を倒しホテルを登っていく様はジャンプ作品だけにDBのマッスルタワーを思わせます
渚は女子と間違えられる美貌を持ち、これは今後の布石にもなるので覚えておきましょう。各々の長所を活かした作戦で困難をクリアしていく爽快感があり、今までの暗殺教室では見られなかった光景です
ウィルスを撒いた犯人が何とあの鷹岡だったというのも驚きでしたが、目の前でトランクが破壊され渚覚醒の予感です…どちらかというと良い意味で目立たなかった主人公格の彼の活躍に期待したい所ですね!9巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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