前回までのあらすじ
コユキだと悟ったエディは先程出来た曲「DEVIL’S WAY」を聴かせてくれます!この曲がコユキの今後の人生に大きくのしかかって来ます…
エディの突然の死…
釣り堀でメンバーに曲の断片を聴かせようとしたコユキでしたが、もったいぶってやりませんでした。ダイブリのグレイトフルサウンド(以下G.S)出演も決まり、最高の夏になりそうです。竜介は先日エディと言い争いをしてしまい、そのことを悔いています
コユキはバイトで偶然見つけた夜景が綺麗なオンボロアパートに真帆を連れて行きます。愚痴る真帆でしたが、偶然花火が見られ、この光景を目に焼き付けておくと涙します
蘭はG.Sのタイムテーブルが気に入らず、メタルグルーのオバチャンを呼び出し、BECKの出演を取り消せと迫ります!BECKのライブではコユキのSGが良いアクセントになっていると高野は自画自賛します
オバチャンは倉田会長に直談判しに行きます!しかしけんもほろろに追い返され、BECKは直前にメンバーの体調不良という形でG.Sに出場出来ないということになります。最後の切り札、エディの発言力に頼ろうとしますが、エディがその依頼の電話を受けながら携帯の電池が切れてしまいます
ドライブをしているエディ、立ち往生している車に近づくと、なんと物盗りの車で、男にエディは撃たれてしまいます!車でかけていた曲は「TABASCO」でした…
BUZZ IN BALLPARK での一抹の寂しさ
千葉は金本から電話で死亡遊戯がBUZZ IN BALLPARKに出演が決まったと聞かされます。金本の言う「おれたちの時代」、新しいムーブメントを作りたいと志が高いのです
竜介はエディとの過去の出来事を思い出します。でっかいベースボールスタジアムかヤニくさい小さなライブハウスで共演しよう(ストーンズの曲で)という約束をしていました。そこにエディの訃報のニュースが入って来ます
メンバーも同情する中、竜介は釣り堀で最後にエディを罵ってしまったことを悔いて涙します。ヘッドライナーのダイブリが出場出来ないとなると、BECKもまた、G.Sに出場は出来ないのです
BUZZ IN BALLPARKでは誰もがエディへの追悼の意をMCで話します。ディオンヌ・カウフマンはダイブリの「Fast Lane Drive」をカバーし、コユキは自分の人生を変えた曲だと涙します。死亡遊戯の貫禄のステージを観て、どこか遠い存在に感じてしまいます
今全米制覇中のパワーゲートのライブでは、ボーカルのガイ・セクストンがMCでエディを激しくののしり、コユキはキレて中指を立てて怒鳴ります!コユキは割り込んだため他の客と揉め、喧嘩になり、Tシャツを破られます
酔っぱらった竜介にF.V.Eのケビンから電話が掛かって来ます。他の反対を押し切ってコンピレーションアルバムに参加して欲しいと言うのです!
「おれたちの時代」を作る
フェス終了後、死亡遊戯とファミレスで談笑していると、アンコールまで観なかったことに金本は激怒します。金本はアンコール時にBECKのTシャツを着て彼なりのエールを送っていたのです。誤解を解きたい千葉は追いかけ、なんとか和解します
ランペイジ・モンクのヘルプを務めた小野晋吾という若者に引き合わされるBECKメンバー、晋吾が新しく始めたルーム13というバンドの初めてのライブは事件だったと聞かされます。死亡遊戯はBECK、ルーム13と「おれたちの時代」を作ろうとしています
ケビンはコンピCDに「BABY STAR」で参加して欲しいと言います。「BABY STAR」は音源がないため、レコーディングするしかないのです
傷心の竜介の元に一枚の写真が送られて来ます。車の写真なのですが、その車がエディの実家の車で、銃撃されたと新聞に載り、写真の裏の番号に電話して、ニューヨークに行くことになります。哲平の案内の元、指定され住所に向かうと、そこにはレオン・サイクスが待っています!
レオンは以前貰い損ねたエディとエリカ・ブライジの共作テープが欲しかったのです。エディの家族の安全の保障と引き換えに、竜介はテープをレオンに渡します。没落したレオンは再起を賭け、このテープで巻き返しを図ろうとしています
ダイブリのニューアルバムは最高傑作と感じさせます。「DEVIL’S WAY」は入っていなく、もし音源を残していないのなら、コユキの頭の中にしかない曲かもしれないと真帆は言います
「BABY STAR」のレコーディングは限られた予算・竜介不在という難局をコユキボーカルの一点突破で乗り切るしかないというくだりでこの巻は終わります
まとめ
悪運続きのBECK、折角のG.S出場が決まったと思いきや、蘭の圧力で出場が土壇場でキャンセルされ、更に追い打ちをかけるように最後の切り札だったエディがなんと銃弾に倒れてしまうのです!
エディはダイブリのギタリストとして、そして良識なミュージシャンとして非常に人望がありました。そのニュースは瞬く間に世界を駆け抜け、世界中が涙します。親友だった竜介は最後の言葉が罵った形となってしまったことを後悔し泣きます。本当に悔しかったでしょう
何もかも上手くいかないBECKですが、死亡遊戯の金本はBECKやルーム13と「おれたちの時代」を作ると息巻きます。バンドにはその時その時で同じ志を持つバンド同士が結束してムーブメントを作ることがあります。例)アジカン・エルレ・テナー等…
竜介はニューヨークでレオンとの交換条件を飲みます。共作テープを手に入れたレオンは巻き返しを図ろうとしています。どん底のBECKは「BABY STAR」のレコーディングで起死回生を図りたいところ、今後の動向も見逃せませんね!次巻もコミックスを読みましょう!!
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