「BECK」6巻の人間とバンドの成長物語~学園祭バンドで優勝!最優秀ギタリストに!高校生活はサク・千葉と一緒、BECKのバンド活動とバイトに明け暮れる日々…~

前回までのあらすじ

BECKの調子も上がって来ている波の中、ニュースで米カリスマ歌姫、エリカ・ブライジが自殺したニュースが流れてきて、竜介が驚愕します…

学園祭でバンド優勝!

学園祭バンドに田辺がボーカルで立候補してきます。学校でハブられているコユキサクのメンバー探しも目途が立ちました

学園祭バンドは「シエル・ブリュ」(フランス語で青い空)に決まります。兵藤がスタジオに乱入して来ますが、サクは一発喰わし、兵藤の父のバンドを親子でファンなんだと言います。兵藤は父の話はするなと引きさがります

学園祭ではBECKメンバーも顔を出します。千葉サクの出店(リンゴ飴)で腹を壊し、トイレに行くとまたしても力也と出くわします!コユキを恐喝している件を話すと、力也は合点がいきません。どういうことでしょう?

コユキ達が折角揃えたダイブリのTシャツがメチャクチャに破られてしまいます。兵藤軍団の仕業です。コユキ達は体操着でライブをすることになります

バンドの演奏は代表者の名前順だったため(脇田)、シエル・ブリュはトリ・兵藤バンドの前となります。竜介兵藤のギターテクに驚きますが、テクニックに頼り過ぎてフィーリングが足りないと感じます

兵藤軍団の嫌がらせでブーイングの中コユキ達のステージが始まります。田辺は恐れて離脱します。竜介は怒り、拡声器でコユキがこんな小汚い体育館で歌うのは最初で最後だと息巻きます

コユキボーカルで「妖怪人間ベムのテーマ」を歌います。サクのドラムといい、中学レベルをはるかに超える演奏、一変して会場も大盛り上がりです。キレた兵藤が体育館を出ると、更にキレた力也千葉に出くわします

最優秀バンドはシエル・ブリュに決まります!力也は理不尽なことが大嫌いで、兵藤コユキを騙し修理代を払わせていたことに激怒し、兵藤をボコボコにします

コユキ高校入学!バンド活動活発化と、バイト生活へ…

最優秀ギタリストは兵藤コユキの同時受賞でした!兵藤は初めてのライバル出現だと感じます

真帆に会い、話があると呼び出します。釣り堀では竜介から真帆は強く見えるようで弱いと言われ、コユキ真帆を探しに行きます

するとちょうど真帆が話し終えたところでした。はわざわざ真帆コユキとは何もないと説明してくれた、いい人だ、コユキにはお姉さんみたいな存在だねと真帆は言います

竜介エリカの自殺の記事に執着しています。エリカエディと付き合っていたことがあるというのです。人種の違いで短期間で別れたものの、あんなに人にパワーを与える人間が自殺なんて考えられないと言います

恋人のラッパーマルコムは追悼曲が500万枚売れています。竜介は原因は一番得した人物ではないかと推察します

BECKのメジャーデビューへの道は険しいものになっています。ダイブリのシークレットライブの件での怒りを買ったらしく、やっかいな奴を敵に回したと悟ります

最近は土曜日オールナイトでスタジオ練習が恒例になってきたBECKコユキは高熱を出しますが、根性で練習に精を出します。新曲の演奏は非常に難しく、竜介に何度も駄目だしを食らいながら、必死でついていきます

するとゴミだらけの会場でロック界の偉人達が君たちのコンサートの後片づけをしているんだとゴミを拾っている夢を見ます!夢から覚めるとなぜか熱も下がっていました。ついにCDは完成します!

結局勉強に身が入らないまま冬を迎えるコユキ桃子先生がランパブでバイトしていたという噂が入って来ます。トイレで兵藤と出くわしたコユキ兵藤は自分を殴れと言います。コユキは本気で殴り、兵藤は父がモノを創造する人間は自分の感情をちゃんと表現しなくちゃなと言っていたと言います

瞬く間に春を迎え、コユキは高校生になります!結局コユキは私立一枝高校に入学、サクも一緒です。そしてなんと千葉が3年にいるということで、その学力のレベルが伺いしれます

コユキ達の受験のための活動停止期間を経て、BECKは燃えています!コユキはいつまでも斉藤さんにギターを借りていては悪いので、楽器屋に行きたいと言います。竜介と楽器屋を梯子し、イングヴェイ楽器に入ると、長髪の店員が初心者の子に駄目だしをしています

楽器屋に良くいる名物店員だと諭す竜介は、ギターの試演をさせてくれと言います。108万のギターをローンの頭金として大金をちらつかせ(養魚園の仕入れのお金です…)、店員(高野)がチューニングし、竜介は超絶テクニックで弾いてしまいます!

くんが現れます。くんは高野と知り合いで、丸坊主だった高野が27歳の頃プロデビューを目指して髪を切らないと決心したと話します。高野はメンテナンスに関しては超一流なのです!

コユキは状態の悪いテレキャスターに惹かれます。自分を呼んでいると感じたコユキくんの手前特別ローンを組んでやってもいいと高野は言います。御三方の前で弾くのは気が引けるとコユキ、目標も出来、バイトに勤しみます

バンド活動はお金が掛かります。斉藤さんのところのバイトと並行し中華料理屋でもバイトを始めたコユキ、その殺人的な忙しさに参りますが、挫けません

竜介エディと電話しています。銃の薬莢が送られて来たようなんですが、その数がルシールのボディの弾痕と同じだと言います!奴(レオン・サイクス)にバレたなとエディが焦るところでこの巻は終わります

まとめ

学園祭でシエル・ブリュとして出場したコユキBECKでの活動でサクと共に最早中学レベルを超えるまで腕を上げ、なんと兵藤バンドを抑え優勝、兵藤と共に最優秀ギタリストにも選ばれてしまいます!

兵藤はついに嘘が力也にもバレ、ボコられてしまいます。今までコユキへの陰湿な嫌がらせを繰り返してきた兵藤、ついに読者の気も晴れましたね!コユキ兵藤のギターの腕は認めており、そういうところがコユキの良いところです

真帆が和解し、誤解も解けた中、バンド活動に精を出すコユキ、勉強は疎かになり、志望校はダメで私立一枝高校に入学します。サクも一緒、そして先輩に千葉がいるという環境の中、上級生に早速目を付けられますが、千葉が伸してしまいます。心強い味方がいる分、中学時代よりは居心地は良さそうです

土曜日のオールナイトでのバンド練習で高熱を出してしまうコユキ、根性で頑張り、夢でロック界の偉人達がコンサートのゴミ拾いをしているという象徴的な夢を見ます。この夢は追々重要な意味をなしますので、覚えておきましょう

バンド活動はお金が掛かります。売れないミュージシャンがバイトの掛け持ちをするなんて話は良く聞きますが、まさにその通りの状態です。テレキャスターという目標も出来たコユキ、ハードな毎日を過ごします

エディルシールの弾痕と同じ数の銃の薬莢が送られて来て、竜介と二人戦慄します。どうやらレオン・サイクスにバレたようなのですが、何故バレたのでしょうか?理由は続巻をコミックスで読みましょう!!

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