「BLAME!」第6巻のあらすじ
東亜重工は中央AIの暴走によりネットスフィアとの協定破棄によるセーフガードの介入、そして東亜重工を丸ごとワープさせることにより崩壊の危機に陥りました
霧亥は中央AIとメンサーブが戦う場にたどり着きましたが、復活したサナカンがシボを振り切り重力子放射線射出装置を中央AIに放ち、霧亥もサナカンに撃ち彼女を倒します
しかし新型の珪素生物の胴体を手に入れたメイヴが現れ、霧亥は彼女が発射した薄い板状のものに体を貫かれました
セウはイヴィと一騎打ちをします
はたしてこの戦いの結末やいかに…
名シーンベスト3!
3位 霧亥とシボがクローン生成装置に遭遇するシーン
「永久にクローンを造り続ける装置…
誰がこんなものを…」
霧亥とシボが上を目指して進んでいると、裸の人間の子を見つけました
追いかけるとたくさんの裸の女性がいましたが、霧亥が網膜捜査をすると全員クローンで正常なネット端末遺伝子を有していないことが分かります
霧亥はあっさり見放すのですが、シボは声が聞こえたので覗いてみるとそこには液体が満たされたケースの中でつながれた女性がおり、永久にクローンを造り続ける装置だと分かり彼女は戦慄しました
その背後から霧亥はつながれた女性を撃ち装置を破壊します
誰がそんなものを設置したのか分からない、なんとも気味の悪さがある名シーンでした
サイボーグのシボですが、永久にクローンを造らされることにはおぞましさを感じるその倫理観が少し興味深くもあります
はるか未来の科学者でも何でもありというわけじゃないのだなと
2位 シボが元に戻って霧亥に再会するシーン
「いえ多分役に立つわ
ありがとう」
シボは再会したヅルからシボの遺体の情報の塊(脳?)を渡されます
そしてヅルたちを脱出装置に乗せた後、1人崩壊する東亜重工に残った彼女ですが、霧亥の前に現れた物質変換装置から元に戻って現れました
手にはメンサーブから受け取ったセウの遺伝子情報が入っているカプセルがあり、その解析が彼らの次の目的になります
一人ぼっちになってしまったと思った霧亥の前に元の体になって戻って来てくれたことが何とも感動的な名シーンです
でも別の世界線で得た肉体の方が謎の玉がついてきて強そうに思えるのですがどうなのでしょう?
あと霧亥は再会したしたシボに何か声をかけろよとも思いました
1位 霧亥とサナカンの放った射線が交差するシーン
「サナカンの最優先目的は中央AIの破壊だ
霧亥!」
東亜重工とネットスフィアの協定が破棄されたため、セーフガードは東亜重工に攻め入り、シボが使っていたサナカンの肉体に、サナカンの意識が戻ってしまいます
シボと争っていたサナカンですが、イヴィの介入によりシボは瀕死になり、自由になったサナカンは重力子放射線射出装置を中央AIに向けました
それを察知した霧亥は床の下、はるか下方にいるサナカンめがけて重力子放射線射出装置を放ちます
2人が放った射線は広大な建築物の間を交差し、それぞれの標的を貫きました
それが何とも偉大で神秘的なものを見るような気分にさせられて見とれてしまう名シーンです
コメント