「ろくでなしBLUES」36巻の数々の喧嘩と青春物語~大混乱の抗争、畑山の暴露も力の支配による川島支持は崩れず…頭蓋骨潰しの応酬も、前田形勢逆転!渾身のライトクロス・アッパーの連撃も、川島倒れず~

前回のあらすじ

流石に鬼塚・薬師寺・葛西の3人は強く、格の違いを見せつけます。ただ、一度やられた極東の連中も時間が立てば復活してきてしまい、キリがありません

いよいよ前田VS川島のタイマンが始まります…

四天王3人に仲間が加勢!

川島は驚異的な力で前田を圧倒します。鬼塚・薬師寺・葛西の3人で150人の極東をあらかた倒しますが、タカウメが現れ、極東の連中もちらほら立ち上がり始めます…絵図が乱れそうになった畑山は仕方なく仕掛け、四天王の3人と相対します

優勢に見えた川島ですが、前田の鋭いパンチが頬を掠めており、血が滴って来ます。前田が頭をやっている等楽な街だと挑発する川島、キレた前田は連撃を放ちますが、川島に返されます。罵倒され、前田は渾身のアッパーを放つと、これがまともに入り、時間差で川島は脚にきます

兄のことを持ち出された川島は、前田の頭を片手で握り潰しに掛かります。なんと片手で前田を持ち上げてしまうのです!流石の四天王3人もやられ、万事休す…というところで、米示はじめ前田の仲間、更に鬼塚の仲間が加勢し、一気に形勢が変わります

タカ吾郎川島抜きでもやれることを証明しようと気張ります。ヒロトのみ前田を探しています。川島前田の頭を潰しながら腹にパンチを入れ、ついに前田は倒れます。信頼等クソだ、力こそ全てだと言う川島に、前田は無意識の中蹴りを入れて来ます

畑山の描いた絵図は覆り…

倒れた前田の元にヒロトは駆け寄り、前田の仲間を想う気持ちとプライドが死ぬ程大事な事なんだと説きます。メリケンを付けたヒロトが闘いますが、逆にメリケンを奪われ、倒されます

逆上した前田を再度頭蓋骨を潰すと掴んだ川島に、お返しと逆に頭を掴んだ前田は、物凄い腕力で川島のこめかみを割り、倒してしまいます!

畑山はついに川島の真意を極東の連中に話してしまいます!川島組の事を悟った連中は混乱しますが、タカウメ川島の肩を持ち、お互いがお互いを利用してきたのだと逆に団結し、立ち向かいます。ここで休んでいた四天王3人が加勢します

極東に混乱を招き入れた畑山でしたが、結果的には極東は一つにまとまり、畑山の口車に乗った結果力の支配という構図が出来上がったのだと鬼塚は諭します。吾郎はついに畑山に手を出します

信頼か力か…

前田はワザと腕を外し、自分の勝ちだと見せつけます。こめかみが割れた川島は逆上し、信頼が力を超えてしまったら自分のやってきたことが全て消え失せると言います。前田は勝てばいいんだよと強気です

結局吾郎畑山に倒されますが、畑山の暴挙に鬼塚はこんなくさった奴は初めて見たと呟きます。力が信頼を生むんじゃない、力は恐怖を生むのだと言う川島に、前田は渾身のライトクロスをキメます!

極東側も分裂し、川島の脅威と畑山の混乱でズタズタになり、四天王の3人の頑張りでタカウメも劣勢になります。川島に完璧なアッパーもキメた前田ですが、なおも川島は倒れません

四天王3人の活躍もあり、前田側優勢になりながらも抗争は続きます。畑山も倒れた中、鬼塚前田を想ったところでこの巻は終わります

まとめ

流石に強かった四天王3人、150人相手に圧倒しますが、タカウメの参入でちらほら立ち上がり始めます。畑山はクーデターを起こし川島から簒奪してしまおうという絵図を目論んでいましたが、思いの外極東川島への信頼は厚く、上手く事は運びませんでした

力か信頼かという2択の中で揺れる極東でしたが、川島組設立という暴挙にも賛同する者も現れ、力のみで支配しようとする川島の側に立つ者もいるのだなと感じさせます。逆に信頼関係を大事にする前田側の結束が際立つ結果となります

力と力の頂上決戦となった前田川島のタイマンでしたが、得意の頭蓋骨潰しを逆に返されこめかみを割られた川島、一気に劣勢に陥ります。信念を持った前田は不屈の闘志で立ち上がり、渾身のライトクロスアッパーをキメますが、川島はまだ倒れません

この大混乱の抗争の中、前田を想う鬼塚、何を感じたのでしょうか?いよいよ大詰め、気になる続きもコミックスで是非!!

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