前回のあらすじ
チウは巨漢と闘っています。分が悪い中、必殺技・窮鼠文文拳が炸裂するか?…に見えましたが、巨漢の一撃に沈みます。マァムは順調に勝ち進み、決勝の8組に入ります。しかしザムザという男が魔王軍と繋がっており、何か悪だくみをしています…
ザムザが超魔生物化!
ザムザが決勝進出者8名に舞台の端にある宝玉を取って来るよう言うと、そこには全ての文字を併せると「GAME OVER」と書かれています…舞台に檻が広がり8名が閉じ込められると、ザムザは自身がザボエラが一子・妖魔学士だと打ち明けます
ザムザは超魔生物学の実験体として強靭な肉体を持つ者を欲していました。この大会を悪用しようとしています。王様への一撃をダイが身を挺して防ぎます。檻は生きており、中から簡単には打ち破れません
竜の紋章の力を見せるダイに対し、ザムザは超魔生物学の内容を話し、モルモットとして強い者を利用すると言います。ザムザを圧倒するダイですが、ザムザはなかなか倒れません。ダイは紋章閃を放ちますが、ザムザ自身が超魔生物と化しており、技は効かず、変身していきます
ザムザは巨大化しますが、スピードも速く、また、ダイは最初から竜の紋章の力を飛ばし過ぎて失速していきます。捕らえられたダイはザムザに吸収されそうになりますが、なんとか逃れます
ここでダイは力尽き、再度飲み込まれようとする中、ポップがギラやメラゾーマで迎撃します。しかし傷つけたはずの肉体は修復し、ポップ達を吸収して呪文も竜の紋章の力も手に入れようとしてきます
マァムの閃華裂光拳
ついにダイは飲み込まれ、ポップまで窮地に陥ります!そこにチウが捨て身の助太刀に入ります。リーチが短いので攻撃が当たらず、何度も倒されますが、チウは諦めません。感化されたポップは、フィンガーフレアボムズでザムザの顔を燃やし、息が出来なくさせて、腹の口を開かせます
そこをチウが窮鼠包包拳で体当たりし、開いた口からダイの姿が現れます。檻の中ではしびれガスで出場者の身体が動かなくなる中、マァムは魔法力で毒ガスのダメージを受けません。マァムは武神流秘奥義で檻の膜を中から打ち破ります!
マァムは元僧侶戦士だけあり、チウをベホイミで回復します。マァムの必殺技・閃華裂光拳はマホイミど同等の効果で対生物効果を生み敵の身体に致命的なショックを与えます。ザムザは傷ついた身体が回復しなくなり、更に腹に閃華裂光拳を食らい、ダイが吐き出されます
ザムザ撃破も、超魔生物の研究成果はザボエラへ…
ダイは何とか無事で、チウが回復アイテムを探しますが、なかなか出て来ません。マァムは格闘で有利に進めますが、ザムザの口から被膜粘液が出て、拳からのインパクトを使えなくしてしまいます
チウは涙のどんぐりというすずめの涙ほどしか体力が回復しないアイテムを出しますが、ダイはそれで十分だと言います。マァムはいよいよ押され始め、窮地に陥ります。ダイはマァムの一瞬の爆発を狙う戦い方にヒントを得て、覇者の剣の元に向かいます
それに気づいたマァムはザムザの注意を引き、ダイは涙のどんぐりを飲み、覇者の剣を引き抜きます。ポップはマァムにメラを放ち、マァムは拳の粘液を溶かし、閃華裂光拳でザムザの腕を破壊します
更にダイの一撃必殺のアバンストラッシュでザムザはついに倒れます!元の姿に戻ったザムザは覇者の剣は偽物だと告げ、額の超魔生物の研究の成果をザボエラに向けて投げ、力尽き消えます
ザムザの遺品はザボエラが受け取り、その研究成果が魔王軍最強の魔神を生み出すと豪語するところでこの巻は終わります
まとめ
ロモスの武術大会そのものがザムザの陰謀で、超魔生物の完成のための罠だったのには驚きましたね!ザムザ自身が超魔生物として変身・巨大化し、更に貪欲にダイやポップの力を得ようと飲み込んでしまいます
また、舞台を檻の膜で包み、8人の決勝進出者をも飲み込んで力を得ようとする狡猾さ、最早これまで…というところで、マァムが修行の成果・閃華裂光拳で打開します
今までマァムは僧侶戦士として、魔弾銃はありましたがどちらかというとサポート役的な立ち位置でした。武闘家になりダイの他にも格闘系のパーティーが増え、更に回復役にもなれるということで、闘いの幅が広がります
また、ダイはマァムの闘いぶりから、常に全力ではなく攻撃のインパクト時に集中するという闘い方のヒントを得て、マァムと共に必殺技でついにザムザを倒します
お目当てだった覇者の剣は砕け、実は偽物だったことが分かります。また、ザムザは力尽きますが、研究の成果をザボエラに託し、どうやらハドラーが超魔生物として更なるレベルアップを図ろうとしています
ダイ側も闘い方のヒントやマァムの加入等得るものが多かったものの、敵側も更なるパワーアップが図られ、今後の展開も気になりますね!続巻もコミックスで読みましょう!!
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