前回のあらすじ
ダイとバランは魔宮の門を打ち破り、侵入に成功します。その波動は陸のポップ達にも伝わって来ています。フェンブレンの最後を知ったヒムはその場を離れようとしますが、ハドラーの意志を思い出し、ポップ達を釘付けにします
ハドラーは最初からダイとバランは一人で相手するつもりでした。3人が対峙します…
黒の核晶の恐ろしさ…
病床のヒュンケルは無理を押して仲間の元に馳せ参じようとします。エイミは必死に止めますが、ヒュンケルの意志は固く、行くと言って聞かないのです。エイミが隠していた魔槍も現れ、ポップ達とハドラー親衛騎団の間に割って入ります
ポップはヒュンケルの存在だけで十分戦力UPになっていると言います。ダイ達とハドラーの元へ先に行けるのはどちらか…勝負の時です
ハドラーは最初からダイとバランを相手するつもりでした。バランは単独でハドラーを倒せると言いますが、ダイは慎重で、超魔生物化したハドラーは2人掛かりでないと倒せないと感じます
話を聞かないバランにイラつくダイは、自ら先陣を切ります!ハドラーは剣で対抗し、ダイの実力に驚きます。しかしヘルズ・チェーンでダイを巻き付け、数発イオラも放ち痛めつけようとします。ところがダイは受け切ってアバンストラッシュを、同時にハドラーはイオナズンを放ちます
相打ちになりますが、バランはハドラーの実力に驚き、同時にハドラーの胸部から黒の核晶がちらつきます…これはバーンが仕掛けた罠で、これが爆発したら死の大地ごと吹き飛ぶと言うのです
バランはかつて黒の核晶の威力をこの目で見たと言います…魔界で冥竜王ヴェルザーという竜の王との闘いでヴェルザーが使い、魔界の大陸が一つ消えてしまったのです
バランは呪文や魔法剣の類は絶対使わず、打撃だけでなんとか闘えとダイに忠告します。しかしそれは無理な話、ライデインストラッシュもギガブレイクも使えないのでは勝ち目はありません
ハドラーの首が斬れなかった訳は…
ハドラーは気を充満させ、イオを放ちバランを突き落とします!ダイは咄嗟にベギラマを放とうとしますが、バランに止められ、パンチをモロに食らいます
ハドラーはベギラゴンを放ちますが、バランとダイは竜闘気でなんとか防ぎます。ハドラーはダイ達の消極的な闘い方に疑念を抱きます。胸に爆弾が入っていると知らせようとするダイに、バランが思念波で思い止まるように伝えます
バランはギガデインを剣に宿し、ギガブレイクを放とうとします。バランはハドラーの首を撥ね、バーンが黒の核晶を爆発させる前に全竜闘気で抑え込むと言いますが、かなり無理があります
バランはギガデインで空けた穴からダイに脱出し、ポップ達を連れて撤退しろと言います。ハドラーはギガブレイクに対し超魔爆炎覇で対抗するつもりです。ダイは一瞬バランへ加勢した方がいいのでは?と傾きますが、バランはそれを許しません
同時に必殺技を放った二人、ハドラーは咄嗟に魔炎気でかわし、獲ったかに見えた刹那、バランが竜の牙でハドラーの腕を塞ぎ、首を斬ります。しかし、斬り切れないのです!するとハドラーの反撃の爪の突きをダイが身代わりで受けてしまいます
瀕死のダイの元に駆け寄るバラン、ハドラーは何故バラン渾身の一撃が自分の首を撥ねなかったのか疑念を抱きます。そこにキルバーンが現れ、以前バランに胴を真っ二つにされた際付いたキルバーンの血が真魔剛竜剣を錆びさせ、威力が半減したのだと言います
ピロロは言葉巧みにハドラーの傷を修復してしまいます。黒の核晶の誘爆の巻き添えを避けるためです。バランはダイを回復中で、同時にハドラーの魔の手が忍び寄り、今回復の手を休めたらダイは助からないと感じます
竜魔人化したバラン
バランのエネルギー波を受けたのはなんと瀕死のダイでした!ダイは二人で協力すれば最後の力が生まれると言いますが、本意したバランはダイにラリホーマを掛け、ダイを眠らせてしまいます。それはかつてアバンがダイにしたように…
バランは竜魔人化し、竜の騎士の最強戦闘形態で勝負を賭けます。ハドラーはクロウで攻撃しますが、バランには当たりません!格闘戦で圧倒するバラン、竜魔人化し格段にパワーアップし、ハドラーの腕を折り、もう剣も極大呪文も使えません
勝機を失ったハドラーを見かねて、バーンは黒の核晶を爆発させようとします。そんな中ハドラーは痛めた腕を押して超魔爆炎覇で差し違えようとしてきます。しかしバランはハドラーの胸を一突きし仕留めます
同時にバーンが黒の核晶を爆発させようとしますが、爆発しません…なんとバランは胸から黒の核晶をぶち抜き、爆発を抑えてしまったところでこの巻は終わります
まとめ
ハドラーVSダイ・バランの対決も、黒の核晶という恐ろしい爆弾のせいで本領を発揮出来ないダイ達が窮地に陥ります。誘爆を恐れて必殺技が放てない中、その存在を知らないハドラーは2人の闘い方に疑念を抱きます
しかしバランは敢えてダイに秘密を守らせ、ハドラーに悟られないようにして苦戦を強いられます。バランは決死の覚悟でハドラーの首を斬ったかに見えましたが、以前キルバーンの胴を真っ二つにした時に付いた血のせいで剣が錆び、威力が半減してしまいます
バーンの入れ知恵でキルバーンがハドラーの身体を修復し、崖っぷちに立たされたダイ達、ここでバランは一大決心し、ダイをラリホーマで眠らせ(以前アバンもダイにアストロンを掛けた場面がありました…)、その隙に竜魔人化してしまいます
竜魔人化したバランは桁違いの強さで、さすがのハドラーも歯が立ちません。勝機がないと悟ったバーンは黒の核晶の爆破を試みますが、寸でのところでバランが誘爆を阻止してしまいます!果たしてハドラーの運命は?そしてダイとバランの生末は…続巻のコミックスで答え合わせしましょう!!
コメント