「ダイの大冒険」4巻の数々の激戦と成長譚~ポップの気転からダイ覚醒!クロコダイン撃破で次なる地はパプニカ!6大軍団長お目見えと、アバンの使徒・不死騎団長ヒュンケル登場!!~

前回のあらすじ

ニセ勇者ご一行の魔法使いに戦況を見せられたポップは改心し、現場に向かい、ダイの窮地に現れます!ポップが勇気を振り絞って許さないぞと啖呵を切ります…

ポップの気転から大逆転!!

ポップクロコダインを挑発し、サシで勝負させ、ブラスを盾にする作戦を取れなくします。怒ったクロコダインの攻撃は鋭く、ポップ決死のメラゾーマも斧で防がれてしまい万事休す…かと思われましたが、ップは巧みに杖を砕き、その欠片をブラスの周りに配置します

ポップアバンが得意とした伝説の呪文・マホカトールブラスを正気に戻させ、さらに光の魔法陣で手を出せなくさせます。これでダイは心置きなく闘いに専念出来る…ポップの意地が少ない勝算を生みます

ダイは立てずにいましたが、ゴメちゃんの涙から眩い光が灯り、紋章が浮かび上がります!ダイクロコダインの斧を素手で受け止めると、そのまま投げ飛ばしてしまいます。クロコダイン獣王痛恨撃を放ちますが、同時にマァムの回復を受けたポップダイに剣を投げ、ダイアバンストラッシュを炸裂させます!

自分の愚かさを悔いたクロコダインは塔から落下し、百獣魔団も四散していきます。王様に勇者を名乗れと言われたダイですが、まだ早いと遠慮します。褒美の武具を渡され、国民の前に姿を現したダイ達は皆に祝福されます

6大軍団長お目見え

王様に大きな船を出して貰い、旅を続けるダイ達、船上にマーマンが現れますが、聖水の力で近づくことが出来ません。パプニカ王国のレオナの元へ向かう一同、しかしパプニカホルキア大陸奪還のために魔王軍から不死身の軍団が送り込まれているといいます

ハドラーが心臓の間でベギラゴンを習得し、残り5人の軍団長を集結させようとしています。氷炎魔団長・氷炎将軍フレイザードは炎のような暴力性と氷のような冷徹さが同居した男なのです

さらに超竜軍団長・竜騎将バランも現れます!城塞王国リンガイアを一週間で滅ぼしてしまったのです。魔影軍団長・魔影参謀ミストバーンも現れ、ハドラーザボエラと役者が揃います。そしてもう一人、パプニカ王国を攻略中のヒュンケルダイ討伐を命令してしまったというのです!

パプニカに上陸したダイ達の目の前には惨状が広がっています。モンスターを倒そうとすると、アバンの技・大地斬を操る剣士が現れます!ヒュンケルです。アバンの一番弟子と豪語するヒュンケルアバンのしるしを持っており、共闘出来るのか?と思いきや、モンスターを出現させ襲ってきます

自らを不死騎団長・ヒュンケルと名乗り、ダイ大地斬海波斬を華麗にかわし、アバンストラッシュも相殺してしまいます。ヒュンケルダイアバン流刀殺法・空裂斬をマスターしていないと挑発します。ダイアバンに3日しか習っていないためまだこの技を使えず、アバンストラッシュも未完成なのです

逆にアバンストラッシュを放たれダイは盾が割れ、窮地に陥ります。更にヒュンケルは剣を鎧化(アムド)し、完全防備してしまいます

鎧化したヒュンケルに死角なし!?

ポップマァムの呪文攻撃も全く受け付けず、勝ち誇ったヒュンケルは昔語りをします。育ての親・地獄の騎士バルトスアバンに殺されたヒュンケルは、憎しみを糧にアバンの師事を仰ぎました。ヒュンケルは自らあみ出した技・ブラッディースクライドを繰り出します

ヒュンケルは打倒・アバンを誓い、若かりし頃手を出しますが、逆にアバンにやられ川に流され、ミストバーンに救われ今に至ります。攻撃呪文を受け付けないヒュンケルに対し、マァムは魔弾銃でマヌーサを放ち幻覚を見させ、ヒュンケルの攻撃精度を下げます

裏を獲ったかに見えたマァムでしたが、心眼で見透かしたヒュンケルの肘撃ちを食らい、最早これまで…というところで、鎧化したヒュンケルの唯一の弱点と思われる顔の隙間にダイメラを撃ち込むところでこの巻は終わります

まとめ

ポップの気転でブラスマホカトールを掛け、懸念されたブラスの身が安全になったことと、ゴメちゃんの涙からダイが覚醒し、クロコダインを倒してしまいます!ダイの大冒険はこのような窮地から大逆転する展開が毎回爽快感がありますね

ついに6大軍団長がお目見えします。どれも強烈なキャラクターを放ち、強そうですね。クロコダインが破れた中、パプニカに向かうダイ達はパプニカ攻略中の不死騎団長・ヒュンケルと対峙します

ヒュンケルはなんとアバンの使徒で、過去育ての親(モンスターに育てられたという点がダイと似ています…)をアバンに殺され、憎しみを糧にアバンの師事を仰ぎます。ある日アバンに反抗し、川に落とされたヒュンケルミストバーンに助けられ、魔の世界に入ってしまいます

ヒュンケルの鎧化(アムド)は一見隙が無い完璧な防御を誇っているように思われます。剣が頭部にあるため、それを抜くと頭部に僅かな隙間が出来ます。ダイはここに僅かな望みを託しメラを放ちます!果たして効果はあるのでしょうか?

6大軍団長の姿も分かり、当面のライバルも判明した中、同じアバンの使徒・ヒュンケルとの対決がどうなるか…次巻もコミックスで是非!!

おまけ

ダイの大冒険の各話の繋ぎには呪文大全等の読み物が挟まり、解説で知識も増え、漫画のメリハリにもなり、楽しめます。毎回この繋ぎ文を楽しみに、読み進めていきましょう

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