「ドラゴンボール」4巻の数々の激戦と成長譚~熱戦続く天下一武道会!クリリン惜敗…ジャッキー・チュンの暗躍!決勝戦はチュンVS悟空互角の闘い~

前回のあらすじ

第1試合が始まります。バクテリアンの悪臭攻撃に手が出ないクリリンでしたが、悟空のお前には鼻がないという助言で復活したクリリンが、一撃でバクテリアンを倒し、逆に屁で止めを刺します…

白熱の攻防戦続く!

第2試合はヤムチャVSジャッキー・チュンです。隙だらけのチュンにまず仕掛けてみようとするヤムチャですが、全て避けられてしまいます。やむなく狼牙風風拳を繰り出しますが、それすら避け、なんと風圧だけでヤムチャを場外負けにしてしまいます

第3試合はナムVSランファンです。シリアスなナムの脳裏をチュンが読み取ると、どうやら村の日照りで賞金で水を持ち帰りたいようなのです。ランファンのお色気作戦でなかなか上手く試合運びのできないナム、しかし目を閉じ一撃で試合を決め勝ち上がります

第4試合は悟空VSギランです。昼寝をする等マイペースな悟空ですが、圧倒的な力を見せ、巨大なギランの尻尾を持ち投げ、場外としますが、ギランは飛べるため場外にはならず、逆にグルグルガムで巻き付けられてしまいます

そのまま場外に投げられこれまでか…というところを筋斗雲を呼び免れた悟空は、強烈なパンチを再び生えて来たしっぽを上手く使い避けると、グルグルガムの拘束を解き、壁を蹴りで破壊し、それを見たギランは白旗を挙げ降参します

クリリン、惜しくも敗退

インタビューを受けるクリリン悟空、師匠が武天老師と分かり、場内は騒然とします。ヤムチャチュン武天老師ではないかと勘ぐりますが、チュンは素知らぬ顔です

第5試合はクリリンVSチュンです。クリリンの素早い攻撃を避け、つい手で受けてしまったとチュンの反撃はクリリンが見えない程の速さと威力です。徐々にチュンのスピードに慣れて来たクリリンですが、チュンの打撃の方が一枚上手で、カウントを取られます

かろうじて起き上がったクリリンですが、この目にも止まらぬ攻防は観客始めほとんどの人が一瞬のことで良く分かりませんでした。仕方なくクリリンチュンは解説者と共にゆっくりどういう立ち合いだったか解説し、その驚異の動きに全員度肝を抜かれます

クリリンは一か八かの賭けで、チュンの前にパンティを出すと、それに釣られたチュンを蹴り飛ばし場外にしてしまいます!勝負あったかに見えたのですが、チュンはなんとかめはめ波を放ち武舞台に戻って来ます

最早なす術のないクリリンを残像を残し後方からダブルチョップで止めを刺し、チュンの勝利です。ヤムチャチュン武天老師だと確信しますが、なかなか素性が明らかになりません

第6試合はナムVS悟空です。悟空は先程のチュンの残像技を早速真似し、凄まじい攻防を見せます。悟空はまたしても新しい技を思いついたと高速回転でナムを追い詰めますが、頭が回って倒れてしまいます

しっぽを使われると厄介だと感じたナムは空中高く舞い上がり、天空×字拳で止めを刺しに行きます。勝負あったかに見えましたが、10カウントで悟空は起き上がり、試合は続行します

師弟対決!

今度は更に高く舞い上がり、超天空×字拳を決めようとするナムですが、悟空も飛び上がり、すれ違ってしまいます。空中でやり取りし、先に武舞台に降りた悟空は着地するナム目掛けて蹴りを決め、場外に落とし勝負を決めます

決勝までの10分のインターバルの間に、チュンナムに自分が武天老師だと明かし、ホイポイカプセルに水を詰めて持ち帰るように言います。悟空クリリンの強さは本物だが、これで天狗にならず、上には上がいることを認めさせる意味でもチュンに化け出場しているのです

チュンナム亀仙人の真似をさせ、疑っていたヤムチャもそれを見て混乱します

決勝戦が始まります。チュンの鋭い蹴りで場外となった悟空筋斗雲はもう禁止されたため、あっけなく勝負あったか?と思いきや、しっぽをヘリコプターのように回して飛んで戻って来ます

かめはめ波をしようかと迷ったと言う悟空に、本物のかめはめ波を見せるチュンですが、なんと悟空も同威力のかめはめ波を放ち、なんと相殺してしまいます!

チュン2重残像拳を繰り出しますが、悟空は起き上がり、逆に3重残像拳を決めます!ここでチュン酔拳を見せ、ふらついているようで的確な打撃を加え、悟空を追い詰めますが、逆に悟空狂拳狂犬)で反撃します。互角の闘いを見せる両者、解説が二人を称えるところでこの巻は終わります

まとめ

序盤のドラゴンボールのメインとも言える天下一武道会での対決、ここから一気に物語はバトルものに変わっていきます。武舞台での有観客・解説ありのお馴染みの光景、これを知らない人はいないのではないか?というくらいの設定です

その立ち振る舞いからヤムチャチュン武天老師ではないか?と勘ぐります。上手くそれをかわし、(実際武天老師なのですが)、ナムへの配慮や、悟空達が天狗になってしまわないように上には上がいることを肌で感じさせる意味でも出場しているというチュンは、なかなか漢気がありますね!

特に悟空は順応性が高く、相手の技を応用する等高い戦闘能力を見せます。順調に勝ち上がり、チュンと同威力のかめはめ波まで放つ等、底が知れません。相手の奇策にも更に上を行く技で反撃するので、悟空の方が一枚上手に感じてしまいます

天下一武道会決勝、いよいよ勝敗が決まりそうです…果たして悟空は優勝出来るのしょうか?次巻もコミックスで読みましょう!!

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