前回までのあらすじ
<陽だまりの粒>
中学で5組の山下君がももこを好きだと噂になり意識しアルバムを見て目立たない彼、逆に気になって寝れません。中村君の方がいいとボーっとし先生にボンヤリした理由は志村けんと答え(笑)たまたま山下君の教科書を借り39ページに好きと書いてありさくらの事だった様です
リレー大会で各々意識し頑張り山下君優勝、一瞬だけ山下君が大好きになり気持ちが蒸発してゆきます。10年後違う人のお嫁さんになり当時を振り返り陽だまりの粒です…
英会話・偏食・ケンタ・ゴキブリ
外人と英語で話せる花輪君、まる子は国際人を気取り英会話習いたくなり3人で花輪君に教わります。早速家で教わった英語を話し愉快な一家、学校では受講者が更に3人増えます。長沢君が足手まといで泣き、逆に字が下手な花輪君を指摘すると次の日から教えてくれなくなるのでした…
給食のパンを残すまる子、夕食の献立を姉と妄想し献立表を作りますが豪華過ぎて却下です。給食の塩モミ野菜を残し給食袋を汚し干すと夕食はすき焼きです。友蔵から高級仏菓子を貰い腹一杯のまる子、偏食が酷くネギが頭にいいという教えにネギ好きの友蔵を見て一家効果なしと悟ります(笑)
清水市はサッカーが盛んでサッカー部募集でケンタは入る気です。藤木とはまじも入部し朝練が厳しい中、ブー太郎と関口も入りますが張り切ってるのはケンタだけです。厳しい練習に付いて行けずケンタ以外辞めますがケンタは努力しあの大野・杉山君にも勝ちサッカーに身を捧げます
苦難も乗り越え彼は実は長谷川健太さんで全国高校サッカー大会の準決勝で神技シュートを決めそのままチームを優勝に導きプロのサッカー選手になるのでした
だらしなく部屋が汚いまる子、ゴキブリが出て戦慄し友蔵が殺虫剤でやっつけます(この戦慄する描写が秀逸です)家中ゴキブリが出て本格的に駆除で母ホウ酸だんごを作ります。新学期自由研究でゴキブリを観察した中村君、逃げて大騒ぎとなりその夜電話でまる子にホウ酸だんごの作り方を問うのでした
お月見・姉愛想尽かす・教会・つづら
十五夜でススキを取りに行く2人、よし子さんに例のグッピー話をしてしまい危うく(笑)結局大量にススキを持ち帰ります。お月見で友蔵心の俳句も滑っており花輪君家はパーティーでまる子を誘うも父が酔い電話中で繋がらず不意にし3人酔っぱらってどんちゃん騒ぎです
まる子の駄目さに呆れる母は姉に家庭教師を頼みお小遣い含め6000円ですが毎日がネックです。姉のスパルタ教育で珍しく予習してあるまる子、たまちゃんと遊びますが帰宅後また姉の指導です。佐々木のじいさんを持ち出し喧嘩になり愛想を尽かした姉は日給だけ貰いもう何も教えてくれませんでした
ブー太郎に教会でお菓子を貰えると聞きたまちゃんと訪れるまる子、礼拝で賛美歌を歌い退屈もシスターから聖書とお菓子を貰い姉から内容を聞きまる子罪深さを感じます。一回サボるもお菓子に釣られてクリスマス会の劇でマリア様をやる事になり着替えで慌て人形を抱き座ってるだけでも後ろ前に着ています
工作で押し入れ見るとつづらがあり学校で話しミイラが入ってると誤解するまる子、夜中開けようとすると人影を見てミイラだと確信、また学校で話し友蔵と思い切って開けてみます。中にはマムシ酒や福袋、ヘソクリがあり父誤魔化しますが母は見抜いていました
描き下し
<小鳥屋ののりちゃん>
のりちゃんは母がお産で入院中で祖母の家におりまる子仲良くなりますがとしえちゃんも加わるとなっちゃんを思い出し他のお友達嫌だと帰ってしまいます。卑屈になるのりちゃん、ビワの季節で父は故郷の味だと喜び友蔵の分はありません。数日後のりちゃんのパパが迎えに来て家族の都合に振り回され泣きます
のりちゃんのパパは謝り横浜の焼売をお土産に置いて行き清水からいなくなります。小鳥屋も無くなりビワの季節にのりちゃんを想うまる子でこの巻は終わります
まとめ
サッカー大国の清水だけにこのケンタという少年があの有名な長谷川健太さんだったというエピソードは超有名です。健太さんをモデルとしたケンタが登場した経緯は、健太さんが日産に所属していた頃に遡り、当時日産の寮住まいだった健太さんに作者から電話が掛かって来て、「漫画に描いていいですか?」と尋ねられたそうです
健太さんは「俺でよければ」と了承した事からケンタがちびまる子ちゃんに登場したという訳です。健太さんは自身がモデルとなったケンタをテレビアニメで観て、「不思議な感じですね」と語っています。健太さんはエスパルスや日本代表で活躍後も監督・解説者を歴任した超有名人です
なお、大野君と杉山君は健太さんと健太さんの親友をモデルにしており、ちびまる子ちゃんには「健太さん本人のケンタ君」と「健太さんをモデルにした大野君」の2人が出ている事になるのです。エッセイテイストのちびまる子ちゃんだから成し得たコラボだったのです…10巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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