「エルフェンリート」とは
この作品は「ノノノノ」「極黒のブリュンヒルデ」の岡本倫の初連載作品で全12巻です
現代の鎌倉を舞台に二本の角が生えた新人類、ディクロニウスを巡り人々は争い合います
ディクロニウスにはベクターという見えない手を操る超能力があり、その力で容易に人体を切断する描写はとても人気です
しかしただのグロ作品ではなく、救いを求める登場人物たちの心の動きに感動させられます
テレビアニメ化もされており、オープニングテーマ「LILIUM」は世界でも人気で、YouTubeなどで海外の人が歌ってる動画がいまだにアップされています
そして物語はディクロニウスの研究所からルーシーが逃げ出すところから始まります
進学のために鎌倉を訪れたコウタとそこに住む従姉妹で幼馴染のユカが由比ヶ浜で記憶を失ったルーシーと出会うのでした
「エルフェンリート」第1巻の目次
EL01 妖精
EL02 にゅう
EL03 SATの男
EL04 記憶の消失
EL05 攻防
EL06 変身
EL07 接点
SPECIAL MOL
「エルフェンリート」第1巻のおすすめエピソードベスト3！
3位 坂東がマシンガン持ったルーシーにびびるシーン
「そ…
そりゃあちょっとずるいんじゃない？」
EL05より
SATの坂東が目覚めたルーシーと戦いますが、未知の超能力の前に防戦一方です
逃れつつ作戦を考え、マシンガンを撃って気を引きつつ左手の拳銃で死んだ仲間の手榴弾を撃つことにします
しかし、岩陰から飛び出した坂東が見たのはマシンガンを持ったルーシーでした…
近代兵器で超能力者と戦っていたら、相手も近代兵器で武装してどうにもならなくなった坂東が気の毒なシーンです
2位 ユカが自分の想像でえへえへしているシーン
「あらあらいやだわぁ～どうしましょ～」
EL07より
幼い頃の約束をすっかり忘れているコウタに怒るユカ
でも照れてとぼけているだけかもしれないと思い彼女は独り言をしながらでれっとした顔をしてしまいます
それを聞いていたタクシーの運転手のげんなりした顔とあいまってなんとも面白いシーンです
あと最初コウタくんと呼んでいたのですが、まだ1日も経っていないのに心の中で呼び捨てしているところもポイントでした
最初からトップスピードに血生臭い本作において数少ない癒しのシーンです
1位 鞍馬が如月を見捨てたシーン
「私…室長のお役にたてますか？」
EL01より
危険な超能力を持つルーシーが脱走し対応に追われる鞍馬
鞍馬が駆け付けると秘書の如月がルーシーに人質にされていました
ルーシーは彼女とメインハッチを開けることの交換を求めますが鞍馬は如月に死んでくれと言います
いつか日本一の秘書になって鞍馬の役に立ちたいと言っていた如月はそれで役に立てるならと受け入れました
如月はルーシーに首をとられてしまいましたが、メインハッチはなぜか開き、ルーシーは無駄死にだと嘲笑しながら去ります
ドジで人畜無害な女性もあっさり死ぬ破目になってしまう世界観であることを1話から強く印象付けた名シーンです
次回の見どころ
コウタ、ユカ、そしてにゅうの三角関係の行方は？
ボロボロになった坂東に復活の可能性はあるのか？
コウタが住む楓荘の住人が新たに増えるのですが、研究所からの新たな刺客も現れるのでした
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