「風夏」6巻目次
♯47 それくらいのこと。
♯48 星の降る町。
♯49 ドラマチック。
♯50 売れる曲。
♯51 クソライブ。
♯52 楽しいから。
♯53 高い所。
♯54 ガチバトル。
♯55届けたい相手
「風夏」6巻名シーンベスト3
3位 届けたい相手
でもそんなこと別にどうだっていいんだ
僕達が届けたい相手は偉いプロデューサーなんかじゃないから
♯55より
かつてヘッジホッグスが優勝し、スカウトされたという10代限定のフェス「電光リベリオン」に参加することとなった優たち
一次審査を突破し、東京予選のライブ会場に足を運んだ優たちは「電光リベリオン」の審査委員長である最上がスタッフ話している現場に出会します
その話の内容を聞いていると、今回の予選は、今人気の若手バンドであるルバードの優勝が決まっている出来レースであることを知ります
いてもたってもいられず反論する優でしたが、最上に軽くあしらわれてしまいます
最後に、ルバード以上のライブをすれば結果は変わるのかと聞いた優に最上は承諾した為、大人しくその場を離れることにしました
ライブ会場に戻る帰路で、その場に一緒にいた蒼井風夏があれでよかったのかと尋ねてきた時に、自分達が音楽をする理由を蒼井風夏に語るシーンです
人に左右されないThe fallen moonの音楽コンセプトがしっかりと伝わってきました
2位 バンドをやる意味
忘れたの…?
初めてオリジナル曲ができた日…
私達に言った言葉…
兄さんも同じこと言ってた…
それが自分達のバンドをやる意味だって
♯52より
ライブハウスで出会ったルバードというバンドと対バンをすることになった優たち
ルバードのボーカルである赤城悠河は売れるために使えるものはなんでも使うという考えの持ち主で、秋月風夏の死を利用する様にThe fallen moonにアドバイスしてきます
届けたい思いがあるから音楽をする優とは真逆の考え方のため、赤城の意見を受け入れたくない優は、対バンのライブで怒りまかせのライブをしてしまいます
観客は離れていきクソライブをしてしまった優に、耐えきれなくなった沙羅はオリジナル曲を作った時の思いを思い出すよう喝を入れます
その時、沙羅の言葉を聞いた優が風夏が死んでまでThe fallen moonを続けたかった理由を思い出し、最後の曲で最高のライブをするシーンです
沙羅先輩が優に怒る貴重なシーンで、沙羅のThe fallen moonに対する熱い思いを感じます
1位 二人目の風夏
いつの間にか僕は聴き入っていた…
星の降る町で出会ったその子の歌声に…
♯47より
優はファミレスでの打ち合わせ帰りに、1人で歩いているとヘッジホッグスの星の降る町が聞こえてきた為、音のする方に歩いていくとストリートライブをしている1人の女に出会います
彼女の歌声に聞き入った優は観客が1人になるまでその場で聴いていました
気がつくと観客は優1人になり、何かの縁かストリートライブをしていた女と2人で話すことになります
お互い音楽をやっていることに共通点を見つけた2人は会話が弾み、気づけば朝まで話していまいます
帰り際に、初めて名前を聞くとその女は蒼井風夏と名乗り走ってどっかに行ってしまいました
そんな優と2人目の風夏が初めて出会ったシーンです
この2人目の風夏がThe fallen moonにどんな影響を及ぼすのかとても楽しみでした
まとめ
前回の5巻とは対照的に6巻のお話は全体的に前向きで、5巻が別れであったのに対し6巻は出会いをメインとしたお話でした
今回登場した蒼井風夏の今後の動きに目が離せません
7巻もお楽しみに
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