「風夏」5巻名シーン3選|最悪の結末!優を立ち直らせた1本の留守番電話…

「風夏」5巻目次

#37 待っている人。

#38 何かがある。

#39 世界のどこか。

#40 向いてないよ。

#41 リブート。

#42 あの時の経験。

#43 瞳。

#44 本気。

#45 この曲。

#46 僕たちの。

「風夏」5巻名シーンベスト3

3位 風夏の死を受け入れた優

僕は敢えてキミがいなそうな所ばかり出かけてそりゃいるわけないって自分に言い聞かせて安心したかった

だから絶対学校には…ここだけには来たくなかったんだ

だって…だってここはキミが必ず…いるはずの場所だから…

でも…もうこの世界のどこにもキミはいないんだ…

会いたいよォ!!風夏ァ~~!

#39より

風夏の死後、葬式にも行かず、学校にも行かず街をぶらぶらとしていた優

時には街で喧嘩をするぐらい荒れ果てていた優でしたが、ともみ先生からの電話で風夏ちゃんのことで大切な話があると言われ1か月ぶりに学校へと向かいます。

いつも通り明るく接してくれるともみ先生は、風夏の両親から預かっていた風夏の遺品を優に渡します

その遺品とは風夏と初めて遊んだ日にもらったペアのストラップと風夏がよく使っていたヘッドホンとCDプレーヤーでした

遺品を持った優は今までずっと避けていた風夏との思い出の場所である屋上へ上がります。

そこで風夏がいないことを受け入れた優が、風夏の死後初めて優が涙を見せるシーンです

風夏の死を受け入れた優の心の叫びはとても悲しく、心に刺さりました。

2位 風夏からの最後のメッセージあ…もしもし優くん?まだ寝てるかな…

私…夢を見たの!

私達のバンドがライブしているんだけどね!

ビックリするぐらいたくさんのお客さんがいて…

武道館のステージに立っているの!

すごくない!?これってきっと正夢だよね!!

だから今日はそのための第一歩!!いつかみんなでそこまで行けるように頑張ろうね!

#40より

風夏の死を受け入れた優でしたが、風夏により集められたバンドメンバーはみんなバラバラになりバンドを続けられる状態ではありませんでした

優は昔の自分に戻るように、充電が切れたままずっと放置していた携帯に充電を始めます

すると、画面に出てきたのは風夏が死んだ日の朝に届いていた風夏からの留守番電話でした

風夏からの最後のメッセージは、自分たちのバンドが武道館で会場を沸かす夢を見たからこれを正夢にしようという希望に満ちたメッセージでした

この留守番電話を聞いた優が、バンドを続ける決心をしてベースを取りに行くシーンです

風夏からの最後のメッセージで立ち上がる優シーンは涙なしでは見られません

1位 新たな始まり

まるであいつが僕達の背中を強く…強く押しているような気がする

…じゃあこの曲から始ましょう

僕達の伝説を!!

#46より

風夏からの留守電を聞いた優は、風夏の夢をかなえるためにもう一度The fallen moonのメンバーを誘いに行きます

最初はそれぞれの道を歩み始めたメンバーは優の誘いを断りますが、優のお願いで優が作ってきた新曲を全員で演奏することになります

演奏を終えた4人はあまりのできに感動して、The fallen moonを再始動することを決心します

そして、風夏がいつもいた屋上に集まり、新たなThe fallen moonの伝説をみんなで誓うシーンです

優が風夏と同じようなことをいう姿に風夏の残した意思が強く感じられ感動します

まとめ

5巻は急展開を迎え、「風夏」という作品の二度目の始まりのような巻でした

主人公が死ぬといる前代未聞の内容となっていますが、風夏の残した意思がしっかりと伝わり風夏が主人公であることをしっかりと表せていると思います

6巻は風夏なきThe fallen moonが本格的に始動する巻となっています

風夏の残した意思がどこまで優たちに影響を与えるのでしょう

6巻もお楽しみに

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