前回までのあらすじ
赤崎が小室に阻まれても石神が拾い、ジーノがカウンターで杉江はここから更に変わるんだと気張ります
夏木の世良へのパスは遅くリマに阻まれますがセカンドを椿が拾いミドルを決め大阪に勝ち越します…

対抗意識むき出しの2人
後半30分での椿の豪快ミドルで勝ち越し、石神も喜び方が板についてきたなと椿をからかいます。更に達海の下に駆け寄り、残り15分握った主導権を一瞬たりとも相手に渡さないと団結します。藤澤は椿がいよいよETUの核というべき存在になりつつあると確信します
山井は一見即効性のないようなETUのベンチワークに大阪は吸い寄せられるように悪循環に陥ったと語り、達海の采配がドンピシャにハマったと評価します。大阪は生え抜きの2人を下げ前線を活性化するもカウンターから椿を窪田が倒しイエローです
対抗意識むき出しの2人に存分にやり合ってお互いを高めなさいとは藤澤です。ETUは無理せずボールを回しジーノのシュートは阻まれますがここで窪田の回想で生え抜き2人にスタミナ不足を指摘され、もう少しサボれと言われていました。チームメイト・監督が信じてくれるお陰でこのピッチに立てていると…
もう椿に負けられないと窪田は椿からセカンドを奪取、志村が右サイドにキラーパスです!松尾が上がり杉江は経験から得意の利き足で勝負してくると読み勝ち何とかコーナーです。飄々とした志村は最早理解不能な脳内で我が道を行き、中央ハウアーで勝負です
更に混沌とする順位表
何とか亀井が触り次のシュートも阻止、夏木のクリアが弱い中小室が納め外の志村から中の窪田へ、巧みに椿と身体を入れ替え最後はハウアーが得点です!残り6分で試合を振り出しに戻します。椿は警戒していたものの予想外の窪田の動きのキレにこの失点は俺の責任だと感じます
ブランも視察時間を終え収穫はあり、カウンターからジーノが魅せ世良ですがフカします。アディショナル5分で両チーム死力を尽くした好ゲームは結局2-2のドロー決着です。久堂は勝ち点3が欲しかった両チームもお互いの持ち味は出し切ったと評し良い写真も撮れたようです
両チーム7番は良い番号貰ってるしお互いいい選手目指して頑張ろうと友情を称え合います。ダルファーは仏頂面で、同時刻開催の清水が勝ち首位陥落です。采配同様お堅いダルファーに今シーズン1勝1分で俺の勝ちだと達海は吠え、ダルファーの逆鱗に触れ天宮杯で必ず倒すとまくしたてられます
松原は選手達の表情に17節の東京V戦の引き分けとは同じドローでも持つ意味はまるで違うとし、我々の自信は揺らいでいないと満足気です。アウェイの為山さん宅で観戦のOKKOに山さんが順位表解説、清水・大阪・鹿島・東京V・磐田・ETUで得失点で川崎と並んでしまいます
山さんは恐ろしい速度でサポとして成長し(笑)、A代表にETUから選ばれるかもと言いますがコータは現実はそんなに甘くないと辛辣です
椿夢のA代表選出!
ピピンチャレンジカップの日本代表メンバー発表でブランは饒舌で、10月のアジアカップで優勝する為にと手の込んだプリントを用意しますが、素っ頓狂な身内の例え話から危機感を常に持つ事、チームにとってそれは競争で、今回初招集したメンバーはその役割を担えると自信気です
大阪では常連の平賀・志村に加え小室・窪田が大抜擢、更にETUでは椿が選出されます!ETUからA代表選出は達海以来でクラブ職員も番記者も慣れていません。今回U-22から大谷・多田に加え綿谷も選ばれており、大阪組も加え完全にお試し招集です
副会長は親善試合で交替枠は6人×2試合でチャンスも多く浮かれますが、会長が喝を入れます。笠野は昨日のドローの重々しさが吹き飛んじまったとし、この大事件に呑まれんじゃねえぞ、へたなもんまで背負う必要ねえからなと見守ります
達海の予想通り夜練習場に現れた椿、明日昼には新潟のホテル集合なのに気持ちの整理がつかず、昨日の試合は俺がもうひと頑張りできてたら勝てたゲームだったと自戒します。もっと上手くなりたいという椿はメディア対応も散々で結局ボールを蹴りに来たのだと…
達海は俺達は勝負の世界に生きてんだよ、全てはココ=ピッチでの結果だと諭します。お前が今欲してるものは代表に行けば間違いなく見つかるとし、トップ中のトップが競う下に身を置く事で確実にひとつレベル上がってると語ると椿は改めて達海に感謝を告げます
東京組と一緒にホテル入りし、U-22代表組と再会し安堵する椿、そんな中日本代表の「顔」=花森が帰国します。報道陣に囲まれ相変わらず生気が感じられない中、我らが日本代表の10番として君臨します。ブランは狡猾で先日の身内話で主婦層の支持もゲット、結果も出し野心家と評されます
ブランとの会話で椿の良いプレーをきちんと評価してくれており、それ以上の期待を込めての選出なのです。A代表のレベルの高さに驚く椿ですが、小室は明日ここに海外組が合流してくるんだぜと脅すところでこの巻は終わります
まとめ
死力を尽くしたETU-大阪戦は結局痛み分けのドロー決着です。気を吐いた椿と窪田、勝ち点を取りこぼした事で清水に抜かれ首位陥落の大阪ですが、上位陣は更に混沌化し、最早次節の首位がどこになってもおかしくありません。そういう意味でETUは良い位置に付けていると言えます
窪田と椿の友情は対戦相手同士とはいえ健在で、お互いを高め合い良い相乗効果を生んでいます。そんな2人含めブランのお眼鏡に叶ったA代表発表でETUから達海以来という椿が選出されます!GIANT KILLINGは達海の物語ですが、この辺から椿の出番が増え、選手として躍進していく様が描かれます
国内プロサッカーの人気もさることながら、A代表の人気は凄まじく、注目度も桁違いです。U-22代表を経験していた椿ですが、ここから更なるレベルアップを期待したいところです…明日から合流という国外組、花森含む精鋭の出現に椿は生き残れるか見ものですね!37巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
コメント