No.311 期限
No.312 覚悟
No.313 一言
No.314 説得
No.315 帰郷
No.316 本名
No.317 返答
No.318 遺言
No.319 抽選
No.320 投票
キメラアント編決着!
そしてネテロ会長の後任を巡り、ハンター協会会長を選ぶ選挙が始まります
「HUNTER×HUNTER」 30巻の名シーン、ベスト3!3位…ジンの策謀
ゴンが探し求めていた相手、ゴンの父ジン
彼はなんとネテロが実力を認め有事の際に協会運営を託す集団「十二支ん」の1人でした
彼らはネテロが出した最後のミッション、会長選出選挙を達成するために集まります
しかしそこで彼らを困らせるのが十二支んの1人で副会長のパリストンです
自分こそが一番会長にふさわしいと言う彼にジンも自分が立候補するとし、他のメンバーはそれも嫌だと困りました
結局くじで決めることになり、ハンター協会の事務員のビーンズが引くことになります
実はビーンズは2日前にジンが会いに来てこの展開を予想しており、ビーンズに自分のくじを引くよう仕組んでいました
なぜこんなことをと聞くビーンズにジンはこう答えます
「…オメーもおかしな事聞くな? 狙った通りに獲物が動けばハンター冥利だろ? 道中楽しみたい それだけさ」
見事に他の十二支んを出し抜いたジンのハンターとしての非凡さを示す名シーンです
2位…ウェルフィンVSメルエム
メルエムとプフの勝負、メルエムのターンになると彼は円を使いウェルフィンを見つけます
彼はイカルゴにジャイロのこと、そしてキメラアントはNGLの、自分たちの敵だと言われ群衆に隠れて王の隙を狙っていました
しかしいざ目前にするとメルエムには絶対敵わないことを悟りました
次に発する自分の一言で全てが決まることを直感します
そしてプフはウェルフィンの余計な言葉で記憶を取り戻しては困ると命懸けでメルエムを止めます
メルエムはプフの忠義に報いプフを殺さず、ウェルフィンを食べることにしました
そのことを直感したウェルフィンは全身の毛が抜けてしまい、極限の中で必死に頭を回転させます
その結果、彼の口から出たのは次の一言でした
「コムギ…!?」
これを聞いたメルエムは全てを思い出し、そしてプフは全てを諦めました
キメラアントのすべての生物の頂点に立つという思いは消え、メルエムはコムギとの対局を求めます
最初はとてもキーパーソンになるとは思えない人物がとても重要な役を担ったという名シーンです
1位…メルエムとコムギ
再会できたメルエムとコムギはさっそく軍儀をします
メルエムは以前聞かれていた名を彼女に教え、そして「様」をつけずに呼ぶように言うと彼女は滅相もないと断りました
なので自分が勝ったら「様」なしで呼ぶように言います
そして2人の対局は死んだ手に新手を繰り返すとても高度なものになりました
コムギは自分がこんなに幸せでいいのかと涙します
それに対しメルエムはこの後自分が死ぬこと、そして毒でコムギまでその危険があることを話します
するとコムギは新手を打ちお供すると言い、互いに今この時のために生きて来たことを悟りました
(…そうか 余は この瞬間のために生まれて来たのだ…!!)
そして暫くするとメルエムに闇が訪れます
「最後に… 名前を… 呼んでくれないか…?」
「おやすみなさい… メルエム…」
こうして2人は息を引き取りました
コムギが呼び捨てにすると言うことはメルエムはコムギに勝つことができたのでしょう
種の悲願より選び取ったものが描かれた名シーンです
これはこの漫画だけでなく、漫画界全体でも屈指の名シーンでしょう
まとめついにキメラアント編がクライマックスを迎えました
他にもパームとメルエムの会話やゴンを救うと決断したキルアなどの名シーンがありましたが、1位は迷うことはありません
さてキメラアント編は終われどまだ主人公のゴンは倒れたままです
一体どうやってキルアが彼を助けるのか、そしてネテロの後任は誰なのかがこれからの見どころになります
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