「寄生獣」第3巻のあらすじ
新一は自分と同じく脳を奪われず寄生生物と共生している宇田守と出会い、彼と母の仇を追い戦います
日常に戻った新一はミギーの細胞が体内に散った影響からワイルドになり、村野里美は離れ代わりに加奈がより接近してきます
さらに田宮良子の使いの島田秀雄が転校してきて新一の生活に平穏は訪れないのでした
「寄生獣」第3巻の目次
第15話 消えた30%
第16話 旅の終わり
第17話 変貌
第18話 人間
第19話 島田秀雄
第20話 兆し
「寄生獣」第3巻の名シーンベスト3!
3位 父親が新一に心ない言葉をかけるシーン
「ひょっとしておまえ…
鉄でできてるんじゃないのか…」
第20話より
妻が亡くなり暗い部屋で酒を飲み自分を慰める新一の父親
そんな彼を心配して声をかける新一ですが、普通に日常を送る彼に父親はいつの間にそんなに強くなったのかと問い、さらに上のセリフを言いました
愕然とする新一に彼はすぐ謝ります
新一が出て行った後、彼は酒のボトルのふたを閉め、自分の頬をパンとはたくのでした
父と子、短いやり取りで家族を失った哀しみと新一の変貌ぶり、そして自分をすぐに戒める実直な父親ぶりを見せる名シーンです
2位 新一が犬の死体をただの肉扱いしたシーン
「もう死んだんだよ
…死んだイヌはイヌじゃない
イヌの形をした肉だ」
第18話より
ミギーの細胞が体に散ったことで身体能力が上昇した新一
彼は優れた聴覚で自動車にひかれた子犬が助けを求める声を聞きました
ミギーの診断ではもう10分もない命なので、新一は公園でその子がこと切れるまで抱いてあげることにします
そこに村野里美が訪れ、新一が以前のように優しいままであることを喜びました
しかし、新一はその子犬がこと切れるとあろうことかゴミ箱に入れて里美を怒らせます
そして上のセリフを言う新一にショックを受けた里美は走り去り、新一は一体何が悪いのかとミギーに教えを乞いました
ミギーは感情の切り替えが早くなり、自分が言いそうなことを言ったと教えます
新一はミギーに礼を言い、木の根元に犬を埋めてやり弔うのでした
新一の異常な行動に愕然とさせられますが、すぐに優しい心が残っているが分かりほっとさせられる名シーンです
1位 新一の母の仇の寄生生物が倒されるシーン
「…でも
やっぱりきみがやっちゃ…
いけない気がする」
第16話より
宇田の心臓を刺し崖から落とした母親の寄生生物に新一は対峙します
以前と違い寄生生物の刃の動きを見切ることができるようになった彼に敵は驚き新一に追い詰められていきました
あと一歩のところまで追い詰めた彼ですが、寄生生物が母親の新一をかばって火傷した手をかざし彼は手を止めてしまいます
逆転されてしまいましたが、心臓の位置をずらしていた宇田のパラサイトにより母の仇を討ってもらいました
そして宇田が上のセリフを言います
激闘の終わり、そして優しい仲間ができて良かったなと思わせる名シーンです
次回の見どころ
新一&ミギーと島田秀雄は緊張感を伴いながらもそれぞれの日常を過ごしていました
しかし思わぬ人物が島田の正体を見破り、新一の学校はまた血だまりに沈みます…
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