前回までのあらすじ
最終戦のテーマは寿司とワインのマリアージュで1週間後生配信となります。松岡は三笠シェフに事前リークしており「アングレーム」有利です。寿司と言っても色々な料理があり困りますが実は鴨志田の父は寿司職人という幸運です。店に戻ると「ママミーヤ」盛況でフードフェアの影響力凄いです
満席な中雫は例のオリーブオイルと「特製調味料」を試させ「朝と目覚めのマリアージュ」で好評です。閉店後お祝いの乾杯をし雫は「冷や奴」と麵つゆを披露、皆決勝も勝てる気がしてきます。鴨志田は思い出の一本を開け父を想い雫はバッカスのくれた和解のチャンスだと会いに行こうと提案します…
鴨志田の故郷=金沢でマリアージュ探訪
金沢の寿司屋に赴くも体よく門前払いの2人、宿探しも新幹線バブルでどこも満席で鴨志田は幼馴染のすみれの割烹を訪ねます。座敷牢的ですが宿を確保し鴨志田は一人娘のすみれと結婚間際も泣く泣く別れた過去を明かします。雫は「ドメーヌ・コアぺ」を割烹に持って行き試します
生牡蠣とは女神の様なイメージでアルテミスのマリアージュです。他の客にも振る舞い盛況です。2人の仲を明かされすみれ不機嫌、雫はあくまでワインを飲むと聞かず「寿司とワインのマリアージュ」を運命の導きだとセラーで見つけた「グリュオ・ラローズ」は鴨志田が10年前買ったワインです
別れの味だったものの10年という時がこのワインに魔法をかけお互い丸くなってます。熟成中トロをワイン塩で合わせこのマリアージュは素晴らしく雫は明日もう一度父の店に行こうとこの確執もバッカスが解決してくれるかもしれないと提案します
振り返る思い出がない人なんてつまらない
鴨志田は土下座し勘当の原因は父不在時にワイン寿司をお客に出しちゃった事です。もし時間があったらフェスに来て欲しいと請い別れ、すみれ見送りで子持ちシングルだったのです。帰りの車内で「心の雫」という能登ワインを飲み鴨志田は風を感じすみれを想います
「ママミーヤ」に戻った2人は江戸前寿司を参考に「熟成寿司」を提案、またデパ地下で買った穴子寿司に「シャトー・グロリア」のマリアージュは強者の乾杯をイメージさせ光明が見えて来ます。閉店後香美は鴨志田が元カノと会った事をお見通しで振り返る思い出がない人なんてつまらないと抱き締めます
バトル本戦ではお題が提示され審査員は松岡・赤羽橋・遠山・中崎・遠峰です。勝ち進んだ3組が華やかに登場、ルールは五品、1品につき5分、ワインはグラス1杯各々の価格帯にあった素材とワインでマリアージュ演出で審査員の採点は総てのマリアージュが終了した時点で発表です
バトル白熱!
開幕し間宮は流石の包丁さばき、最初の1品は蒸し牡蠣寿司は白ワインビネガーを使ったシャリで大胆な工夫、生ズワイガニ寿司は生きているものを今さばきクリスタルのマリアージュです。ウニカ寿司はシャンパーニュで煮きり醤油で合わせ遠峰は表現が聞きたいと雫に振ります
雫は「谺のマリアージュ」と面白い表現でいきなり激戦で始まったバトル、二品目の対決に進みます。サヨリの棒寿司に「ギョタク」という組み合わせで度肝を抜きます。豊多香との邂逅も挟み熟練の植木職人が手入れした松の枝振りをイメージ、雫はあの世から親父がけしかけて来たと感じます
クロッシュを被せた皿には天然舌平目のバターソテー寿司で火加減に非常に気を使い遠峰真正面から激賞、完璧なマリアージュです。「裸のマハ」を想起させ圧倒的な表現です。対して真鯛の胡麻醤油寿司にムルソーを合わせムルソーと胡麻がポイントで表現を振る遠峰です
雫は「縁のマリアージュ」と壮大に表現、松岡は審査の規定にないとあくまでアングレーム贔屓ですが雫世界放浪の甲斐があります。三品目でそろそろ赤ワインが見たい所、またも一番ノリはマグロのヅケとカンピョウの巻物に「ピノ・ノワール」を合わせて来た所でこの巻は終わります
まとめ
寿司職人で昔気質の父に勘当された鴨志田、原因は自分にあるものの10年という歳月を経てお互い歳を重ね、元カノのすみれとの再会もあり収穫のある帰郷でした。父にフェスに来て欲しいと請い、その想いが少しでも伝わるといいですね!
ここからヒントを得た雫は江戸前寿司・熟成寿司等のアイデアからマリアージュを考案、ところが今回の対戦相手2組はリーズナブル・高価な上レベル高いのです!「ビストロ9」は野球を想起させる表現が秀逸で常に先手を打ってくる巧みさ、「アングレーム」は松岡贔屓もあり余裕が感じられます
中間層の「ママミーヤ」は間宮の腕と雫・鴨志田のセレクトで創意工夫、今回のバトルは途中経過が分からない為三品目という時点でどこが勝っているか予想出来ません。ハイレベルな「寿司とワインのマリアージュ」対決を制するのはどの店なのか…5巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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