「MASTERキートン」第15巻の目次
CHAPTER:1 不死身の男
CHAPTER:2 家庭教師キートン
CHAPTER:3 御婦人たちの事件
CHAPTER:4 真実の町
CHAPTER:5 寄り道
CHAPTER:6 探偵志願
CHAPTER:7 神の愛でし村
CHAPTER:8 聖者のいる村
「MASTERキートン」第15巻のおすすめエピソードベスト3!
3位 CHAPTER:6 探偵志願
「この世に楽園なんてあるもんか
あんたは現実から逃げようとしているだけだ」
街を歩くキートンを尾行する男がいました
軽くまいてから後ろからキートンが話しかけると彼は昔遊んでもらったオリバー・ウッドハウスだと言います
彼はキートンを自分の理想だと言い、探偵の助手にしてくれるよう言いました
断るキートンですがオリバーは諦めず事務所に押しかけ勝手に掃除をしてきれいにしましたが大事な書類捨ててしまいます
さらにはキートンの調査に勝手に同行しては余計なことをしました
はたしてオリバーの運命やいかに!?
若者が現実と楽しく生きる奥義を学ぶさわやかなエピソードです
2位 CHAPTER:7 神の愛でし村
「だって、この村は神に愛された平和な村なんですもの」
イギリスのウェールズの人里離れた村に刑事のネビルとエドガーがやってきます
2人は強盗殺人を犯したデクスターという男性を追い村に逃げ込んだと推測していました
しかし村人はみな犯人を見ていないと言います
デクスターはその村には縁者がいないためなぜその村に来たのかと考えながら調査しているとエドガーがトラバサミにかかり足を負傷しました
ネビルが助けを呼ぼうにも電話はかからず自動車は土砂崩れに巻き込まれて使えなくなります
さらにたまたま休暇で来ていたキートンが見ていたエドガーは目を離した隙に消えてしまいました
そしてある家に入ったキートンとネビルは閉じ込められ、村の外にはたいまつを持った村人たちがおり、一斉にそれを投げつけて来ます…
はたしてデクスターはなぜその村に逃げ込み、そして村人は彼をかくまうのでしょうか
信心深い中世のような村で起こったホラーチックな事件のエピソードです
1位 CHAPTER:3 御婦人たちの事件
「あなた、けっこういい線いったけど、やっぱりボギーにはなれないわね
だって、ちっとも女心がわかってないんですもの」
ロンドンの中年女性が自宅で腹部を刺されて死んでいました
被害者の甥のトマスが殺人容疑で逮捕され、キートンも調査しますが被害者は甥以外の男性が出入りしていた様子はないと聞き納得します
しかし、警察署の受付で被害者のトマスは無実だと騒ぐ老婦人がいました
キートンが現場にいるとその老婦人、ジェリー・バーナムがフライパンを掲げてキートンのことを犯人呼ばわりしてきます
落ち着いて話すと、彼女はトマスは優しい子なので犯人ではないと言いました
覆す証拠がないというキートンに対し、彼女は1人暮らしの女性が食べるには多い手作り料理を見せ被害者に恋人がいると話します
さらに高級品の香水の存在を提示し、その上男もののバスローブをクリーニング店が配達してきました
それによりキートンは彼女に命じられバスローブのイニシャル、W・Gの男性を探すことになりましたが…
キートンには分からない女心をバーナム夫人が補ってくれた、名コンビぶりが楽しいエピソードでした
「MASTERキートン」第15巻の他のエピソード
他には、不死身を自称する老人とともにキートンがロシアンマフィアから逃げる話し、キートンが大学の職目当てにおてんば娘の家庭教師をする話し、日本の捕虜収容所のトラウマを抱えるイギリスの男性が再度訪ねようとする話し、チャウシェスクの資産を持ち逃げした男が息子の結婚式に参加しようとする話しが収録されています
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