『MASTERキートン』第5巻おすすめエピソード3選|西ドイツにてジプシーを狙う東側の暗殺者と対決!

「MASTERキートン」第5巻の目次

CHAPTER:1 白い女神

CHAPTER:2 チャーリー

CHAPTER:3 無関心な死体

CHAPTER:4 ノエルの休戦

CHAPTER:5 ハーメルンから来た男

CHAPTER:6 ハノーファーに来た男

CHAPTER:7 オルミュッツから来た男

CHAPTER:8 キートン先生の事情


「MASTERキートン」第5巻のおすすめエピソードベスト3!

3位 CHAPTER:1 白い女神

「私は好き勝手に生きたのよ、あなたもやりたいことをおやりなさい
それが、いい女ってもんよ」


キートンが今回訪れたのはイギリス、シリー諸島のある島です

そこには大女(ビッグマム)の古墳という貴重な遺跡があり、そこを守っているのはキートンがオックスフォード大学の考古学センターの同窓生であるアンナ・フサーク・プラマーでした

彼女は島の半分を持っていたラングレー卿と取引して発掘していたのですが、彼が死にその息子は遺跡を壊してレース場にするつもりです

多勢に無勢なので取り壊される前に急いで発掘をする彼女とキートン

そこに訪れたラングレー卿の妻とともに見た遺跡の真実とは…

そして息子の強硬手段にキートンがどう立ち向かうのか

考古学と母という存在を絡めた味のあるエピソードです

2位 CHAPTER:2 チャーリー

「また僕の負けかもしれないよ…
マンマ…」


イギリスのコーンウォールにて少年だったキートンとガキ大将のチャーリー・チャップマンが決闘をします

キートンが勝ったら遺跡の石柱が立つ土地でチャーリーらはラグビーを止めなくてはなりません

勝負は互いに線路の反対の脇に立ちひもで手首を結び合い、鉄道が来た時に引っ張った方が負けです

チャーリーはマンマ―と叫びキートンの方に飛び込み負けました

それから時が経ち、チャーリーは有名な探偵になっており、銃を持って立てこもった犯人を説得しまた名前をあげます

その同じ事件をロイズの保険調査員として調査しに来たのがキートンでした

手柄を立ててキートンに優越感を持つチャーリーはパーティで意気揚々と事件のことを話します

しかしその後2人になった時、キートンは自分の推理を話すのでした

キートンの友人にしてライバルであるチャーリー・チャップマンが初登場したエピソードです

1位 CHAPTER:5 ハーメルンから来た男

「生き残った者達は、死んでいった親友のために一生を捧げている…
大好きだった放浪を捨ててまで…」


西ドイツにて変死した2人が保険金受け取りに指定していた人物、ミハエル・ファルカス

キートンはその件で彼の古本屋を尋ね事件に巻き込まれて行きます

彼の兄はナチスに仲間と共に殺されたジプシーで、ファルカスは仲間を通じて兄が遺したハーメルンの笛吹き男の書物を手に入れました

その書物を狙ってジプシーの裏切り者と東側諸国の暗殺者が彼らを追いかけます

その裏切り者の正体とは、そしてハーメルンの笛吹き男の伝説に秘められた真実とは…

キートンVS暗殺者も見逃せません

3話に渡り描かれるジプシーを題材にしたエンターテインメント性抜群のエピソードです


「MASTERキートン」第5巻の他のエピソード

他にはロンドンの人混みの中で放置された若者の死体の謎を追う話し、典型的な日本人企業戦士と欧州のビジネスマンとのクリスマスのいさかいの話し、ロンドンで出会った南アフリカ出身のタクシー運転手の亡命者への思いの話しが収録されています

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