「MASTERキートン」第17巻の目次
CHAPTER:1 壁の忘れ物
CHAPTER:2 最後の挑戦
CHAPTER:3 ベンタヌ山の誓い
CHAPTER:4 山の裁き
CHAPTER:5 学者になる日
CHAPTER:6 夢を継ぐ者
CHAPTER:7 本日多忙なり
CHAPTER:8 合格祈願
「MASTERキートン」第17巻のおすすめエピソードベスト3!
3位 CHAPTER:2 最後の挑戦
「ラドロウ寮に集いし者は常に紳士であれ!!
ラドロウ寮に集いし者はいかなる時も支え合え!!
主に栄光あれ!!
ラドロウ寮に栄光あれ!!
乾杯!!」
ラドロウ寮の同窓会に連れ出されたキートン
出世した者を見るとキートンは自分と比べ落ち込みます
そんな時にボクシングミドル級の全欧チャンピオンのアーサー・ヘイルが話しかけて来ました
彼は次の一戦で引退すると言い、キートンに親友のマーディ・ブラドリーを探すことを依頼します
アーサーとマーディは幼い頃からの親友同士ですがあるきっかけから音信不通になりました
キートンはマーディを見つけアーサーの意志を伝えますが…
酸いも甘いも知った中年男性たちの熱く切ない友情のエピソードです
2位 CHAPTER:8 合格祈願
「大丈夫、俺、なんとかするよ
俺がんばるから君もがんばれ!!」
受験生の百合子の志望校はオックスフォード大学一本です
進路指導の先生は現実的じゃないと言いますが百合子は猛然と抗議します
そして彼より先に大学に合格することを理由に別れを告げられている友人の話しを聞き激怒した百合子は別人に平手打ちしてしまいました
それが浪人生の永井勝利との出会いです
考古学の教授の話しで意気投合し、2人は順調に交際していきます
百合子は永井と同じ早慶大も受けてみることにしたのですが…
同世代の子から女性闘士と恐れられている百合子の切ない恋のエピソードです
1位 CHAPTER:5 学者になる日
「これは誰のものでもない
私の論文です!!」
キートンは日本の名門、東都大学に論文が認められそこで講師を勤めることになります
しかし生徒は遊ぶことにしか関心がなく、学閥に年功序列、飲み会、そして論文の盗用…
日本独自(?)の慣習に苦しむキートンですが、研究を続けるために我慢します
しかしそこにキートンの恩師、ユーリー・スコット教授が亡くなったという手紙が届き…
キートンが理想を貫く決意を固める名エピソードです
「MASTERキートン」第17巻の他のエピソード
他には、ロンドンから東ドイツに妻子を迎えにきた男の話し、極寒の山の中で元気づけるために交換殺人を約束したら相手が本当に殺してしまった話し、キートンが恩師の遺品を求め駆けまわる話し、キートンが発掘の資金を貯めるために仕事に励む話しが収録されています
キートンはユーリー・スコット教授が遺したドナウ文明につながる発掘品を手に入れました
いつも恋に破れてばかりのチャーリー・チャップマンはついに最愛の人を手に入れます
そして次回は感動の最終巻!
何度読んでもラストに向かって話しが進んで行くのを読むのは寂しいものです
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