『MASTERキートン』第9巻おすすめエピソード3選|イタリアンマフィアの血と名誉の掟…ゴッドファーザーの復讐にキートンは!?

「MASTERキートン」第9巻の目次

CHAPTER:1 血と名誉の掟

CHAPTER:2 愛と悲しみの掟

CHAPTER:3 コーンウォールの風

CHAPTER:4 王の涙

CHAPTER:5 放課後探偵団の冒険

CHAPTER:6 瞳の中のハイランド

CHAPTER:7 五月の恋

CHAPTER:8 シャトー・ラジョンシュ1944


「MASTERキートン」第9巻のおすすめエピソードベスト3!

3位 CHAPTER:7 五月の恋

「信じていました
いつかあなたとあの小道を歩ける日がくると…」


ゴールデンウィークにロンドンに遊びに来たキートンの娘、百合子ですがキートンは脚を負傷し入院中です

一人で回っていると荷物を盗まれた日本人の老婦人、白鳥に出会いました

白鳥は若い頃出会ったイギリス人、ウィルキンスに再会するためにあるお土産を持ってきたのですが、それも盗まれてしまったので2人は警察、バーと回って犯人を捜します

荷物を取り返したはいいものの、ウィルキンスの家を探す時間はありません

それで百合子は一計を案じました…

国際情勢に再会を阻まれた2人の切ない恋のエピソードです

2位 CHAPTER:3 コーンウォールの風

「あの時と同じ…
コーンウォールの風を感じたわ」


幼い頃のキートンはチャーリーと女の子とともにイギリス、コーンウォールでソリで遊んでいました

その女の子、デボラ・ラドマーは大きくなると会社経営で大成功を納めます

しかしある日交通事故で頭を怪我し、彼女が色々な事件に遭っていることからロイズに依頼されて来たキートンには冷たい態度をとりました

チャーリーも心配して調査をしており、2人でデボラの周りを調べると会社経営のいざこざがあることが分かります

しかし本当の原因は彼女の心の中にありました…

それに対しキートンとチャーリーが一計を案じます

幼馴染3人の変わらぬ友情と淡い感情を描いたさわやかなエピソードです

1位 CHAPTER:1 血と名誉の掟

「そいつが誰であれ、必ず捜し出し血で償いをさせてやる
血は血を求める、名誉のために


ロンドンを歩いていたキートンは寄宿舎学校の親友アンドレア・ヴィツーニに再会しました

彼は優秀なビジネスマンでしたが、父親がシチリア島のゴッドファーザーでもあります

そんな彼がキートンと別れてすぐ、自動車に仕掛けられた爆弾で亡くなりました

キートンの元にはアンドレアの父親が訪ねてきます

彼はマフィアとして「血は血を求め、名誉は血を求める」と言い、キートンにアンドレアの仇を探す協力を求めるのでした

その先に待っていたものとは…

古いイタリアンマフィアの老人と新世代の軋轢を描いた傑作エピソードです


「MASTERキートン」第9巻の他のエピソード

他には妻と地位を失った男の再生の話し、キートンと競う少年たち3人の探偵団の話し、贋作を描き続け悪党に囚われた老人をキートンが助ける話し、ナチスから守り通した最高のワインを時代の変化から売却することにしたワイナリーの主人の話しが収録されています

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